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アブラハムとサラ~イサクとイシュマエル


ご訪問ありがとうございます!


ちょっと堅い世界ですが、知ってたら便利で面白い世界共通の子供も知っている物語でありちょっとした教養にもなるかな~、くらいの気持ちでお楽しみくださいね。

私の書き方では無理かもしれませんが…世界観の参考程度で…。



今回の部分を書くに当たって、前回のように記憶で書けず聖書を参考にさせてもらいました。

幾つかの訳を持っているので、訳書によって日本語の人物名が違うため、いろいろ混ざっているかもしれません。


その際、全然違うやん。という箇所も多々あり、前回部分も一部修正しました。

でも、参考書を見てしまうと長くなってしまいます。超絶短くしたいのに(´;ω;`)


参考は主に共同新約と口語訳です。その他、手持ちの絵本や昔読んだ漫画とかです。





***



アブラムとロト




洪水から人の寿命は短くなった。


ノアの子孫からまた数代経ち、神は偶像商の長子アブラムに呼びかけた。


「あなたは故郷を出て私の示す地に行きなさい。その土地を、あなたの子孫に与えるだろう。」

二人は従者と共に故郷を離れた。


妻サライは美しかったのでエジプトの王に見初められた。アブラムは彼女を妻と言わなかったので王は宮廷に召し入れようとした。しかし、主がそれに怒りを発したので、エジプトの王はアブラムに言った。あなたはなぜ妻と言わなかったのか。王はアブラムとサライに多くの貢ぎ物を与え解放した。




共に旅をし、同じく多くの財物を持っていたロトは、争いを避けるためアブラムと別れた。アブラムはカナンの方に、ロトは豊かに見えたソドムの方を選び、彼らは左右に分かれた。


しかしソドムとゴモラは神の前に罪を犯していた。



ロトと別れたのち、主はアブラムに豊かな地を永遠に与え、子孫を大地の砂粒のように数えきれないほど増やすだろうと、祝福した。



その間に多くの国で争いがあり、ロトも奪われてはアブラムに救われ、アブラムは時の王に祝福も受けた。


アブラムに息子はいなかったが、神は彼の子供をが跡を継ぐと言ったので、アブラムはそれを信じ、それは義とされた。


そして主はアブラハムに雌牛と雌山羊と鳩と雛を持ってくるように言った。

それを全て裂いて捧げるように言ったが、鳥だけは裂かなかったので禿鷹がこれを襲い、アブラムはそれを追い払った。


それ故に主はアブラムを呪い、あなたの子孫は400年間異国で奴隷となり、その後多くの土地を受けるであろうと言った。




***



サライとハガル



妻サライは子が産まれなかった。サライはエジプトの奴隷ハガルを側女に召したので、アブラムはこれを受け入れ彼女は身ごもった。


しかしハガルが女主人を軽んじたので、サライはアブラムに訴えた。彼はそのことをサライに任せ、サライは彼女に辛く当たったので、彼女は逃げた。


すると主の使いが訪れ、彼女に問い彼女が境遇を話すと、御使いは彼女に「戻り女主人によく使えなさい」と言い、それから「腹の子をイシュマエルと名付けなさい。彼は野生のロバのようになるだろう」と言った。



***



それから神はアブラムを多くの国民の父となるとし、名をアブラハムに、その妻サライはサラとした。この二人から多くの王となる者が現れると約束した。


しかし二人はもう歳をとっていたので、アブラハムはひれ伏しながらもひそかに笑ってイシュマエルに祝福を与えようとした。しかし、主はサラが来年に身ごもるであろうと言った。




ある日、三人の主の御使いが現れて、サラが出産するだろうと言った。

しかしサラは月の物も来ていないのにと笑った。


御使いはなぜ笑うのかといい、恐ろしくなりサラは「笑っていない」と言ったが、御使いは「いや、あなたは笑った」と言った。




***



ロトと家族




その頃ソドムのあまりの罪に、主はアブラハムにその街を滅ぼすと言った。


彼は何度も主にとりなし、正しい者とそうでない者を共に滅ぼさないように願った。しかし、そこには十人も正しい者がいなかったので滅ぼされることとなった。


ソドムにいたロトの元に御使いが来た。ロトは彼らを招き入れもてなしたが、ソドムの誰もが「彼らをなぶりものにするから出せ」と言った。未婚の娘を差し出して彼らを守ろうとしたが、街の者は家を打ち破って御使いたちを襲おうとした。


彼らもロトとその親族を守ろうとした。ロトは嫁いだ娘の親族たちの家に行き、逃げなさいと言うと親族たちは嘲笑った。



ロトは妻と未婚の二人の娘を引いて御使いと逃げた。

山の方に逃げなさいと言われたが、そこまで行けませんといい、小さな町に逃げた。


ソドムは全て焼けて滅んだが、妻は豊かに見えた街を振り返ったので塩の柱になった。




それからロトと娘は山に住んだがそこには人がおらず、子がいなかったので、娘たちは父に葡萄酒を飲ませそこに入った。父はそれを知らなかった。

その子孫は、モアブ人とアンモン人になる。




***




アブラハムとサラは移動し、サラはゲラルの王に見初められ召された。


しかし神からの夢で、王はサラに夫ある身と知り、おそれてアブラハムに「あなたは妹であると言ったではないか」と訴えた。アブラハムもそれは分かっていたが、「この地は神を恐れないので殺されると思い、サラの兄になった」と言った。事実、父は同じで母は違った。

アブラハムは主に王のとりなしを願い、王は多くの財産を二人に与え解放した。




***



イサクとイシュマエル




そしてサラは身ごもり、イサクを生んだのでサラは神を称えた。



しかし、ハガルの子イシュマエルがイサクをからかっているのを見て、揉めてハガルはサラに荒野に追われた。アブラハムにとっては二人とも自分の子であり非常に苦しんだ。


しかし、神はアブラハムを慰め、イサクによってあなたの子孫は続くが、ハガルの子も一つの国の父となると言った。


ハガルは途方に暮れたが御使いに助けられ希望を持ち、子はすくすく育ち母はエジプトから彼のために妻を迎えた。








実際の聖書には、この文の間にも延々と家系図が記されています。


なんと、新約聖書の冒頭まで、ずーと男系の家系図です。

時々女性の名が出てきますが、きっと重要な位置にいたり、何か功績を残した方だろうと聞きました。


仕事が入ってきたので、毎日の更新はできませんが、時々遊びに来てくださいね。


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