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創世記 天地創造~バベルの塔




旧約聖書(古い約束)




創世記




***



天地創造




神は言葉であった。


初めに混沌があった。


神はみ使いと共に初めに闇と光を造った。

天と水ができ、

植物、生き物、地を這う動物を作り、最後に人間を造り、

それを見て素晴らしく良しとされた。


神はアダに命を吹きこみ生けるアダムとした。


人が一人でいるのはよくないとされ、そのあばらから女を造った。

故に人はその父母を離れ、二人は一つとなる。


二人は裸でも恥ずかしくなかった。



神は増えよ産めよ、地に満ちよ、(よろず)の物を治めよと人を祝福された。




***



アダムとエバ




神は園の中のどんなものも食べてもいいが、善悪の知識の実だけは食べてはならぬと言った。


しかし蛇は、おいしそうだと女を誘った。断るも、それは見るによく、食べるに好ましく見え、女はそれを口にした。そして、女は男にもそれを進め、男もそれを食べた。


女と男は自分が裸でいることを恥ずかしく思い、無花果の葉で股を覆った。


その日、神は女に尋ね、女はそれを蛇のせいに、男は女のせいにした。


神は(いか)り嘆き、人をエデンの園から追放した。

その時から人は生みの苦しみを味わい、食べるために苦労することになる。


神は生命の木に至る道を守るために、二つのケルビム(天のみ使い)と回る炎の剣で園を守った。




***



カインとアベル




時が経ち、アダム(男)とエバ(女)は、子供を身ごもった。

そして二人は、それを神に祝福した。


長男のカインは地を耕すものに、アベルは羊を飼うものとなった。


ある日二人は供え物をしたが、神はアベルの供え物はとられ、カインの物は受けなかった。

兄は弟に怒り、畑に連れて行き石で弟を打ち殺した。


神はカインに尋ねた。

「アベルはどこに行ったのか。」

「知りません。私は弟の番人でしょうか。」

弟の嘆きが聴こえると神は怒り、カインを呪った。


カインは人々の怒りから殺されないように、カインを呪う者も呪われると約束を受け、その地から追われた。

カインは外の者とつがい、その一部は家畜を飼い天幕に住む者の先祖となり、その弟は全ての楽器を奏でる者の先祖になった。



アダムとエバは、再びお互いを知り、セトを授かった。




***



ノアの箱舟



アダムからセツ、そして十代以上経ってノアが産まれた。


ノアの時代、世は非常に乱れていた。


ノアは義人であったため、神はノアに命じた。

「山の頂上に箱舟を造りなさい。それは三層であり底にタールを塗り固めなさい。」


方舟は完成し、そして神は言った。

「ノアよ。よくやった。洪水が来る。完成したら全ての動物のつがいを乗せなさい。」

ノアは人々に呼びかけたが、人々は嘲笑い、誰もそこには乗らなかった。


ノアとその妻、三人の息子セム・ハム・ヤペテとそれらの妻が箱舟に乗った。

洪水は長く続き、地は全て流された。


ある日雨風が静まったので一週間後、ノアは箱舟の穴から鳩を放ったが、鳩は地に足を付けるところがないため箱舟に戻ってきた。

また一週間たち、鳩を放つと地上があると言う知らせでオリーブの若葉を加えて戻ってきた。

また一週間たち、もう一度鳩を放つと、鳩はもう地上で暮らせたので戻っては来なかった。


ノアの家族と動物たちは地に降りた。


神はまた、産めよ増えよ地に満ちよ。万の物を治めよ。と、ノアを祝福し、その約束に虹を掛けた。




***



バベルの塔



ある日ノアたちは酒を飲み、ノアは裸で倒れていた。


見付けたハムは、父を恥ずかしく思い、兄弟を呼んで共にそれを布で覆い隠した。

神は怒りを発し、ノアの子を呪った。




時が経ち、ハムは天に届く塔を建て始めた。それに兄弟も関わったため神は怒り、その言語を混乱させ、彼らはバラバラに散って行きその塔は完成することはなかった。







いつも長々書くのに、超簡単ですみません。

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