孤毒の花園
あなたを檻に閉じ込める
孤独の檻に閉じ込める
毒花だけの楽園で
あなたを一生飼い殺す
・
饐えた蜜液呑みくだし
腐れた花弁を食むあなた
毒花舞い散る楽園で
あなたはますます磨かれる
・
爛れた皮膚は麗しき
乱れた髪は厳かな
毒に灼かれるその姿
あなたは何とうつくしき
・
ひび割れ渇いた唇で
腫れ膿み掠れたその喉で
狂っているのはわたしだと
あなたは何度も呟いた
・
毒にまみれた箱庭で
毒の彩る花園で
これがわたしの愛ゆえと
わたしはあなたに囁いた
・
あなたが朽ちるその日まで
あなたが枯れるその日まで
あなたを一生縛り付け
わたしはあなたを離さない
・
あなたが毒に冒されて
全てが毒に変わるとき
わたしはあなたを飲み干そう
あなたの毒で旅立とう
・
それがわたしの願いだと
それがわたしの愛ゆえと
わたしはあなたに微笑んで
あなたはわたしを愛さない
・
あなたはわたしを憎悪する
憎悪が毒を産むのだと
心を毒にするのだと
気付かぬままに憎悪する
・
わたしはあなたを閉じ込める
あなたが毒に変わるまで
全てが毒に変わるまで
わたしはその日を待ちわびる
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衝動的に書きました。
狂った愛は儚く美しく、そしてどこまでも昏く醜い。
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