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「命の番」ですって?大変ですわ、神殿に正式照会いたしましょう

「短編版」「命の番」ですって?大変ですわ、神殿に正式照会いたしましょう

作者: 夢見叶
掲載日:2026/04/27

※こちらは短編になります。長編は下記リンクか作者ページ、シリーズから。


https://ncode.syosetu.com/nN7603mc/


「ヴィオレッタ・ハイゼンベルク公爵令嬢、貴女との婚約はここに破棄させていただく」


 王太子ジルベルト殿下が、王宮・白薔薇の間で、私にそうお告げになった。


 居並ぶ高位貴族の前で、殿下の右隣には、ミレーヌ・ヴァルター男爵令嬢が頬を赤らめ、目を伏せて立っておられる。


「神殿の神託により、私とミレーヌ嬢は『命の番』であると判じられた。これは神の御意志であり、人の作り出した婚約契約より、はるかに重きものであることを、貴女もご理解いただけよう」


 私は、紅茶のカップを、ゆっくりとソーサーに戻しました。


「左様でございますか」


「……驚かないのか」


 殿下が、わずかに眉をひそめられる。


 私が泣き伏すか、嘆くか、せめて声を荒らげるとご想像なさっていたのでしょう。


 けれど、ジルベルト殿下とミレーヌ嬢の密会は、3か月前から王宮の使用人達は皆気付いておりました。気付いていなかったのは、おそらく殿下お一人ですわね。


「驚いてはおりますわ」


 私は、扇子を一度たたみ、また開いた。


「神託というものは、神殿本殿、白百合の祭壇前で、神官長様おひとりによってのみ下されるもの。それが、本日この場で、いかにして殿下方の手元にあるのかしら、と」


 殿下の口が、ほんの少し開いた。


「……写しは、ミレーヌ嬢の手元にある」


「あら、それは大変なことですわ」


 私は、扇子で口元を覆った。


「神託の原典は、神殿禁書庫に封印されますの。写しを臣下が所持することは、神殿法第34条において『神への冒涜』と定められておりますわ。罰則は、貴族位剥奪と、神殿への身柄引き渡し」


 ミレーヌ嬢の頬から、赤みが、すうっと引いていく。


「ヴィ、ヴィオレッタ様……これは、神官長様のご厚意で、特別に……」


「アルベリク神官長様の、ご厚意」


 私は、扇子の陰で、ほんの少しだけ笑いました。


「それは、ますます、神殿に正式照会いたしませんといけませんわね」


 その時。


 白薔薇の間の扉が、静かに開いた。


 純白の祭服に、銀の刺繍。神殿の最高位を示す、紺青の肩布。


 26歳という若さで神殿最高位に就かれた、アルベリク・ヴァインガルトナー神官長様が、そこに立っておられた。


「ハイゼンベルク公爵令嬢が、神殿に正式照会の書状を送ってこられたのは、本日の午前10時。私が王宮に召喚状を持参したのは、午前11時。殿下の婚約破棄宣言は、午後2時」


 神官長様は、ゆっくりと殿下の前に進み出られた。


「順序が、いささか、逆でございますな」


 殿下の顔から、初めて血の気が引いた。


「神殿は、ジルベルト・フォン・グレーフェンベルク王太子殿下、ならびにミレーヌ・ヴァルター男爵令嬢に対し、神託捏造罪の嫌疑にて、出頭を要請いたします」


 私は、扇子の影で、午後の光に揺れる窓辺の白百合をそっと見ました。


 蕾が、咲こうとしている。


 3か月前、私が神殿で祈りを捧げたあの日と、同じように。




 ◇




 3か月前のことを、お話しいたしましょう。


 その日、私は神殿の白百合の祭壇の前に、ただ一人、座っておりました。


 私が祈っていたのは、亡き母のことではございません。父の流行病でもございません。


 王太子殿下と、男爵令嬢の密会のこと。


 それを王宮の侍女から知らされたのは、その朝のことでございました。


 侍女は涙ながらに、私に告げたのです。


「ヴィオレッタ様。殿下は、ミレーヌ嬢を……3か月前から、夜会のたびに、別室にお連れになっていらっしゃいます」


 3か月前から。


 ということは、私と殿下の婚約10年目の祝祭の、その夜から。


 あの夜、殿下は私に、青い宝石の首飾りを贈ってくださった。


「君と歩んだ10年だ。これから先も、君と共に在る」


 そう仰った、その同じ夜から。


 ――ですから、私は神殿に参りました。


 泣くためではございませんわ。


 考えるためでございます。


 そして、神殿の祭壇の前で、私は、たった1つのことを決めましたの。


 殿下のことは、もう、よろしい。


 けれど、ハイゼンベルク公爵家の名誉と、私が10年捧げた誠実は、必ず、回収させていただく。


 そう決めた瞬間、祭壇の影から、お声が聞こえました。


「公爵令嬢は、お泣きにならないのですね」


 私は、振り返った。


 紺青の肩布。銀の刺繍。


 その方が、神官長様であると、私はその時、初めて存じ上げましたの。


「泣いてはおります。涙が、内側にだけ落ちておりますの」


 私が答えると、神官長様は、ほんの少しだけ目を伏せられた。


「公爵令嬢に、1つ、お伝えしたいことがございます」


「何でございましょう」


「半月前、ミレーヌ・ヴァルター男爵令嬢が、神殿の補助神官に接触をもたれました。神託の写しを、金貨で買えぬか、と」


 私の扇子を持つ手が、止まった。


「補助神官は、その場で断り、私に報告いたしました。私は、補助神官に命じて、敢えて断り続けぬよう申しました」


「と、仰いますと」


「金貨を受け取り、偽神託を渡すよう、申しました」


 私は、神官長様のお顔を、まじまじと見つめてしまった。


 神官長様は、白百合の蕾を、ご覧になっておられた。


「神を欺こうとした者を、神殿は、必ず、神の名において裁きます。けれど、そのためには、相手に十分な縄を渡す必要がございます」


「縄」


「自ら、首を、お吊りになるための」


 私は、その時、初めて、神官長様の本性を垣間見ました。


 この方は、神に仕える方ではあらせられる。


 けれど、神の前で、人の浅さを冷ややかに見ておられる方でもある。


「神官長様。1つ、お願い申し上げてもよろしいかしら」


「何なりと」


「私を、その縄の、結び目に加えてくださいませ」




 ◇




 3か月の間、神官長様と私は、書簡を交わし続けました。


 正確には、私の方が一方的に、神殿の補助神官を経由して、書簡を届けておりました。


 ミレーヌ嬢が補助神官に金貨300枚を渡し、偽神託の作成を依頼したこと。


 その偽神託の文言を、ミレーヌ嬢自身が指定してきたこと。


「王太子ジルベルトと、ミレーヌ・ヴァルターは、命の番である」


 その一文に、ミレーヌ嬢は金貨を、追加で100枚積みました。


「写しを、私の手元にも1通」


 その瞬間に、ミレーヌ嬢は、神殿法第34条に抵触したのです。


 そしてもう1つ。


 ミレーヌ嬢は、王太子殿下に、こう吹き込んだそうですわ。


「殿下とわたくしが命の番であることは、神様がお決めになったこと。ヴィオレッタ様との婚約破棄を、夜会の場で、公的に宣言なさってください。そうすれば、神様は、わたくし達を祝福してくださいます」


 殿下は、それを信じた。


 殿下は、ミレーヌ嬢を疑わなかった。


 愛とは、かようにも、人を愚かにいたしますのね。


 私は、書簡の最後に、こう書き添えました。


「アルベリク神官長様。これは、神を欺いた者への裁きであり、私の個人的な復讐ではございません。けれど、もし神殿が、ハイゼンベルク家の名誉のために、神の御名において一言、お与えくださいますなら、私は、生涯、神殿の白百合を絶やさぬよう祈り続けます」


 返信は、たった1行でございました。


「白百合は、私が、お守りいたします」


 その1行を読んだ夜。


 私は、生まれて初めて、自分の心が、誰かに見られている感覚を覚えましたの。




 ◇




 王宮、白薔薇の間。


 神官長様の召喚状を受けたミレーヌ嬢は、立ったまま震えておりました。


「ち、違いますわ。わたくしは、ただ、殿下と神様に祝福されたかっただけで……」


「補助神官イザーク・ベルクマンの証言によれば」


 神官長様は、懐から書状を取り出された。


「ヴァルター嬢は、神殿東棟の祈祷室にて、金貨300枚を補助神官に渡し、『王太子と私が命の番であるという神託を作成せよ』と命じられた。文言の指定は、ヴァルター嬢ご自身。さらに『写しを1通、私の手元に』と要求されたのは、同日の夕刻」


 ミレーヌ嬢の唇が、震える。


「そ、それは……」


「補助神官は、神殿規則に従い、その全ての場面を神殿書記官に同席させ、記録しております。書記官の署名入りの証言記録、ならびに金貨300枚を保管した封印箱、いずれも、神殿禁書庫に封印済みでございます」


 殿下の顔が、こわばった。


「ま、待て、神官長。それでは、あの神託は……」


「偽神託でございます」


 神官長様は、淡々と、お続けになった。


「殿下にお渡しした神託の写しに、1つ、ご注目くださいませ。神殿の正式な神託には、必ず、神殿印が三重に押されております。中央に主神印、右上に白百合印、左下に書記官印。されど、殿下のお手元の写しには、白百合印がございません」


 殿下の手が、神託の写しを、震えながら開いた。


 確かに、白百合印は、ない。


「その写しは、ヴァルター嬢が補助神官から金貨で購入し、ご自身で殿下にお渡しになった、捏造文書でございます」


「ち、違うわ! わたくしは、本当に、神様の声を聞いたのよ! 殿下と、わたくしは……」


 ミレーヌ嬢が、悲鳴のように叫ばれる。


 その時、神官長様は、初めて、わずかに眉をひそめられた。


「ヴァルター嬢」


「は、はい」


「神の声を、お聞きになったと」


「は、はい! 確かに、聞きました! 神様が、殿下と私は命の番だと、そう……」


「神の声を聞かれたと公的に宣言された者は、神殿法第12条により、生涯、神殿に身を捧げる義務がございます。神は、お選びになった者を、人の世に返すことはなさいませぬゆえ」


 ミレーヌ嬢の顔から、表情が消えた。


「……え?」


「ヴァルター嬢。今、この場で、神殿への入殿をお選びくださいますか。それとも、神の声をお聞きになっていなかったと、ご訂正くださいますか」


 ミレーヌ嬢は、何も答えられなかった。


「お答えなき場合、神殿は前者と判断いたします。──書記官、記録を」


 神官長様の傍らに控えていた書記官が、羽ペンを走らせた。


 その音だけが、白薔薇の間に響いた。




 ◇




 ミレーヌ嬢が連行された後、白薔薇の間に残されたのは、王太子殿下と、私と、神官長様、そして陛下と、私の父、ハイゼンベルク公爵でございました。


 陛下は、玉座の肘掛けを、強くお握りになっておられた。


「ジルベルト」


「は、はい、父上」


「お前は、神託の写しを、神殿に確認したか」


「い、いえ……ミレーヌが、神官長様から直接賜ったものだと……」


「神託の写しを臣下に下されたことは、神殿法上、ありえぬ。お前は、神殿法第34条を、知らなんだか」


「知らなかった、と申すべきでしょうか。教育課程で、必ず履修するはずのことでございますが」


 私の父が、静かに、口を挟まれた。


「ジルベルト殿下。あなた様は、10年前、私の娘との婚約を結ばれた折、神殿法を含む王太子教育を、修了されておられましたな」


「は、はい……」


「修了試験における第34条の答案、私、写しを所持しております。お持ちいたしましょうか」


 殿下の顔から、完全に血の気が引いた。


 父は、続けられた。


「ハイゼンベルク家は、10年間、娘ヴィオレッタを、王太子妃となるべく育てて参りました。その10年の月日、その教育費、その家門の名誉。全てを、殿下は、たった1人の男爵令嬢の偽神託のために、踏みにじられた」


「ち、違う、私は……」


「我が娘の3か月の沈黙、その代償は、王家の血脈で、お支払いいただきます」


 陛下が、目をお閉じになった。


 長い、沈黙が流れた。


 そして、陛下は、ゆっくりと目を開けられた。


「ジルベルト」


「父上」


「お前に、王位を継がせることはできぬ」


 殿下の体が、よろめいた。


「父上!! 父上、それは、あまりにも……」


「神殿法を知らず、偽神託を見抜けず、10年の婚約者を侮辱し、ハイゼンベルク家の名誉を傷つけた。これだけのことを為した者に、王位を授けることは、神も、民も、決して許さぬ」


「で、では、私は……」


「神殿付き修道院にて、神殿法と王太子教育を、初めから学び直せ。期間は、10年。10年経って、神殿が『この者は十分に学んだ』と認めた時、お前を貴族として復籍させる」


 殿下は、その場に崩れ落ちられた。


「父上……父上、お願いでございます……ヴィオレッタ嬢に、もう1度……」


 殿下が、私に向かって手を伸ばされた。


 私は、扇子を、ゆっくりと開いた。


「殿下」


「ヴィオレッタ……」


「気持ちは、もう、とっくに冷めてしまっておりますの。10年前にいただいた青い宝石の首飾りも、3か月前に、海に投げ捨てましたわ」


 私は、扇子の陰で、目を伏せた。


「死んでも、御免でございますわ」




 ◇




 事件は、それで終わりではございませんでした。


 ミレーヌ・ヴァルター男爵令嬢の身辺を神殿が調査した結果、判明したことがございます。


 王太子殿下から贈られた王家秘宝──碧玉の腕輪──は、既にミレーヌ嬢の手から、闇商会に流れておりました。


 その代金、金貨2,000枚。


 ミレーヌ嬢は、その金貨で、国外への逃亡準備を進めていたのでございます。


 そしてもう1つ。


 ミレーヌ嬢が、王太子殿下に「命の番」を仕掛ける前。


 同じ手口で、ヴァルマン伯爵子息、ローゼ侯爵子息、そして、ライン公爵家の遠縁の方──3名の貴族子息に、同様の偽神託を持ちかけていたことが、発覚いたしました。


 うち2名は、家門の調査で看破され、ミレーヌ嬢は早々に手を引いた。


 最後の1名──ライン公爵家の遠縁の方は、ミレーヌ嬢を信じかけていたところ、家門の長から「神殿に正式照会せよ」と命じられ、慌ててミレーヌ嬢を切り捨てた。


 そして4人目の獲物が、王太子殿下でございました。


 殿下は、神殿に正式照会する、その発想を、最後までお持ちにならなかった。


 愛とは、かようにも、人を愚かにいたしますのね。


 ミレーヌ嬢は、神殿への入殿ではなく、神託捏造罪、王家秘宝横領罪、そして連続詐欺罪により、ヴァルター男爵家からの廃嫡と、神殿付き監獄への終身幽閉が確定いたしました。


 ヴァルター男爵家は、娘の罪により、爵位を返上。


 王太子殿下は、修道院送り。


 そして、ハイゼンベルク公爵家には、王家から、銀貨にして金貨換算で5,000枚相当の慰謝料と、領地の追加加増、そして陛下直筆の謝罪書が届けられました。


 私の父は、その謝罪書を、家宝の1つに加えられたそうですわ。




 ◇




「アルベリク様は、いつから……私のことを」


 公爵邸の温室、白百合の鉢の前で、私はようやく、その問いを口にした。


 神官長様は、白百合の蕾に、そっと指を添えられた。


「3年前。雨の日。貴女様が、裸足で、神殿の階段を駆け上がられた朝から」


 私の指から、扇子が、するりと落ちた。


 あの日。父の流行病が篤く、私が神殿に駆け込んだ、あの日。


 私は、誰にも見られていないと、思っておりました。


 裸足だったことも。

 靴を抱えて泣きながら祈ったことも。

 神様は、応えてくださらなかったことも。


「神は、応えてくださいませんでしたわ」


 声が、震えた。


 それは、3か月ぶりに私が自分の口から零した、感情の言葉だった。


「いいえ」


 神官長様の指が、私の頬に触れた。


「神は、応えませんでした。けれど、私が、見ておりました。あの朝から、ずっと、ずっと、見ておりました」


「ずっと、見ていてくださったのですね」


 私は、生まれて初めて、誰かの胸で、声を上げて泣きました。


 しばらくの後、神官長様は、懐から1枚の紙を取り出された。


 押し花でございました。


 白百合の押し花。


「3年前、貴女様が祈られた朝。雨が上がった後、神殿の祭壇前に、たった1輪、白百合が咲いておりました。神は、応えませんでした。けれど、白百合は、咲いておりました。私は、それを摘んで、押し花にして、ずっと、お持ちしておりました。お渡しできる日が来るかもしれぬと、信じて」


 私は、その押し花を、両手で受け取った。


「アルベリク様」


「はい」


「神官位は」


「先月、辞しました。神官は、結婚を許されませぬゆえ」


 私は、扇子を持ち上げて、口元を覆った。


 笑ってしまったのを、お見せしたくなかったから。


「あら、それは大変なことですわ」


「大変でございますか」


「ええ。ですから、私が、生涯、責任をお取りいたしますわ」


 神官長様の耳が、ほんの少しだけ赤くなった。


 その横顔を、私は、生涯、忘れぬと思います。




 ◇




 後日談を、1つだけお話しいたしましょう。


 ある夜、公爵邸の暖炉の前で、私は、書類を焼いておられるアルベリク様を見つけましたの。


「何を、燃やしておられますの」


「神殿の調査記録でございます。ヴァルター嬢が、ヴァルマン伯爵子息、ローゼ侯爵子息、ライン公爵家遠縁の方から、それぞれいくらの金品を騙し取ったか、その詳細でございます」


「あら、私も、拝見してよろしいかしら」


「いいえ」


 アルベリク様は、優しく、けれど断固として、首を振られた。


「貴女様に、これ以上の汚れは、お見せしたくございませぬ。3か月の沈黙で、十分でございます」


 私は、その横顔を見つめた。


 そして、暖炉の炎が、調査記録を、ゆっくりと舐めていくのを見ておりました。


 アルベリク様は、書類が完全に灰になるまで、火かき棒で、丁寧に、丁寧に、それをかき混ぜておられた。


「ざまぁ、みろ」


 ほとんど聞き取れぬほどの、お声で。


 私は、扇子の陰で、ほんの少しだけ笑いましたの。


 この方の、こういう一面を、私だけが知っている。


 それが、何より、嬉しゅうございました。




 ◇




 神殿の白百合は、その年から、毎年、雨の日にだけ咲くようになったと申します。


 裸足の少女と、それを見ていた若い神官のために、神様が遅れて応えられたのだと、人々は、そう語り継ぎますの。


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お父様結局生きてるの?死んでるの?それがなんかよくわからん…『私の父』はいるんだけど『神は応えてくださらなかった』って言われたら『流行り病で亡くなったんか?』って思うんですけど??神様!とか祈ってたら…
「私の父が、静かに、口を挟まれた。」 これは父の流行り病が治ったけれど、神が応えた訳ではなく阿弥陀如来様が助けてくれたのかも知れない。
ストカー風味のヒーローですね~
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