第五話 初めてのラブホ
今回も短めです。
俺のチートは「ラブホ」だった件
第五話 初めてのラブホ
どこまでも続く入道雲が沸き上がる青空。
どこまでも続く深緑の森林。
どこまでも続く黒土の街道。
その夏の青空に反抗するように禍々しいピンクのネオンが輝いている。
「殿下・・・このような如何わしい宿にはいるのですか?」
「そ、そうだね。姉上より紹介されたのだが・・・ゴクリ。」
「姫殿下はあの方とこられたのかしら?」
「それ、国家秘密だからね!お口にチャックね。」
青年が新聞の芸能欄に目を通していた時、玄関前より若い男女の会話が聞こえた。国家機密って新聞で毎日やってますよっと思いながらこの煮え切れない男性・・・男の子に喝を入れるために玄関のガラスドアを開け、にちゃとした笑みを浮かべ青年はそのあまりにも若いカップルに話しかけた。
「こんにちは。当ホテルをご利用ですか?」
「うむ。そう思い来たのだが、ここは如何わしい所ではないのか?。余にはふさわしくないような・・・。」
青年はその少年に小声で
「はじめてか?」
「な、なにが?」
「あれが初めてか?ときいてるのだ。」
「・・・・初めてです・・・。」
「そうか・・・ならば気合をいれよ!!やりかたは知ってるのか?。」
「一応・・・執事から聞きました・・・・。」
「そうか。不安なんだな?うまくできるか。誰でも初めてはある。コツを聞きたいか?」
「はい。ご教授頂けるなら・・・。」
「とにかく女性に優しく接しろ。全て優しくだ。あとは本能に身を任せろ。わかったな?。」
「はい。わかりました。師匠。」
「まずは、あの子をちゃんとエスコートしろ!。」
青年はそう言ってその少年の尻を叩き、気合を入れた。
少年は連れの子をエスコートしその子が選んだSMの部屋へ入っていった。
青年はにちゃっと微笑みその少年の健闘を祈るのであった。




