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動かぬ英雄 Alchemist  作者: ドラゴン ナイト
王都防衛戦
20/20

水属性

ーーー避難所ーーー

「で、なんで俺たちは避難所にいるんだよ」

ブルガトは落ち着きがなさそうに周りを見渡している。

辺り一面人だらけで、身動きどころか息苦しいぐらいだ。


「仕方ないじゃないか、寝てたんだから。でも、外がどうやらマズいことに

なってるみたいだね。」

ワイアットも外の様子が気になっている様だ。


外のことを考えていると避難民たちの間でどよめきが起こった。


悠々と空中を移動する手のひらより二回り大きい船が避難民たちの頭上を

航行していた。

その船はブルガトとワイアットを見つけると速度を上げて近付き、

肩の高さまで降りてきた。


「何なんだ?どっかで見たような気もするが・・・」

ワイアットは目を細めながら見ている。

その船のような形をしたものには平たくて真っ黒い物がくっついていた。


「ん?何だろう、伝説でよく使われる”科学”って奴か?」

「ブルガト、そんなオカルトをまだ信じてるのか?情けないな、

そもそも古代人の残すものなんて大体兵器しかなかったからね。」

「ふん、調べたようなことを言いやがって。」

ブルガトは黒い部分に軽く触れてみた。

すると、いきなり明かりがついたので二人はそこで凍り付いてしまった。


「な、何なんだよ、冷やかしのつもりなのか!」

ブルガトは大声で怒鳴り散らした。

周りの人々は何があったのかと騒ぎ始めた。

「おいブルガト、さ、騒ぐんじゃないぞ!」

ワイアットは膝の震えを必死で隠しながらブルガトを宥めようと

尽力した。


すると次は音声が流れたのでそれにも驚いてしまったいたが、

声が聞こえた瞬間、違和感を覚えた。

「これって、ユウキの声か?」

「あ、ああ、たぶんそうだと思うよ。」


二人は流れる音声に聞き入った。


「水属性使いを一人とそこの二人、学校前にーーー」

その声はどこか荒い。


「水属性?なんでだろうな」

「どうやら、外はかなり危険なようだね。水属性使いなんて知り合いでも

いないよ・・・」


二人は洪水した川のような人の波をかぎ分けながら外に出た。

「水属性って、”オリウス”か”メイビス”ぐらいだろ?」

ブルガトは一人で納得し、

「よし、メイビスの方を連れてくか」


メイビスは避難民の誘導をしていたのですぐに見つけることができた。

理由を話すと、一回頷き学校へ向かった。


学校が徐々に見えてきた。

「どこにいるんだろうな」

辺り一面整地されたように建物は跡形もなくなっている。

「学校は無傷のようだね」

ワイアットは高いところへ行こうと言うので学校の屋上から辺りを見回した。

しばらく見渡しているとメイビスが見つけたというのだ。


「こりゃ、屋上から見えないわけだ」

そこは第三校舎の影に隠れて完全に死角になっていたところだった。


「おーい、ブルガト!こっちこっち!」

ユウキの声が聞こえる。

「何があったんだ、説明してくれ」

「・・・すまんな、説明する暇はないんだ」

セトは本を読みながらブルガトにそういうと、ユウキは

「んじゃ、あとは命令してくから魔法の準備をしてて!」





























読んでくれてありがとうございました!

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