つぶやき2 ☆定期テスト☆
定期テスト。人によっては楽しみだという場合もあるが、きっと大多数にとっては嫌なものだろう。
テストを受けること自体は嫌ではない。むしろ、部活がなくなり、授業もない。それが嬉しい人もいるだろう。しかし、親の重圧とテスト前に出される数多くの課題……
並みの進学校ならば周囲の意識の高さに焦りを覚えることもあるだろう。
テストに出る内容自体は授業をしっかり気いていれば満点をとるなど容易い。範囲は短いし、答えも既に与えられているのだ。しかし、満点をとるのは難しい。一瞬の思わぬ油断と事故--それは連日の寝不足や緊張感からおきる--によって栄光は消え去るのだ。それを考えもせず、教師や親は満点がとれて当然だと言う。『満点がとれて当然』というのは『サッカーのシュートが決まって当然』と言うのと同じだ。
そんな満点とれない言い訳をしてみたが、別に勉強を頑張っているわけではない。むしろ、いつもより……怠けているわけだ。
いわゆる『五月病』だが、ここまで拗らせていると、もう六月に入っても駄目になっているのではないかと心配になる。
心配できるうちが花で、自分自身を見放した、あるいは開き直った時点で人生が終わる。人生に良し悪しもないが、自分の思い描いた人生を歩みたいのならば今を大切にするべきだろう。とはいえ、欲望に流されやすい年頃、適度な休憩も必要かもしれない。体調管理も仕事だと思いながら勉強をサボる毎日である。