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第伍話:状況把握

レイヴン「久方ぶりの更新だな〜。正直部活やら追試で投稿する時間減るかも知れません。まぁ気長に待って下さい(待ってくれる人いるのかなぁ〜)」

・・・・・・ここはどこだ?俺はダルイ体を起こしながら、辺りを見回す。枕元には犬のぬいぐるみ、小説と参考書がいっぱいな本棚、そしてカーペットの上にある小さい正方形のガラステーブルと円形のクッション。・・・・・・うん、確実に俺の部屋ではないな特に参考書があるところなんか。つぅか、俺よく気絶するなぁ〜。


・・・・・・アレ?よくよく考えると体ダルイけど痛みが無いような気がする。と思い、俺は穴が開いてるはずの腹(よく生きてたなぁ〜俺)を見ると


無い!?着ていた学生服は、血がいたる所についてボロボロだったが腹には大怪我は全く負っていなかった。・・・・・・何故?俺がこの状況に混乱していると


ガチャ


という音とともに紺色のジーパンをはいた私服の八重が入ってきた。


「村雲、平気?」


八重は心配そうに俺に近づきベッドに座った。


「あ、あぁ、怪我も無くなってるし、え〜っと体の不調も無い。」


まだ困惑していた俺は八重の問いにしどろもどろに答えた。


「そう、よかった。でも霊力を使ったから今日一日は体がダルイでしょうね。」


と八重は安心したように微笑む。その微笑に見惚れ、ポケーっとしてしまうと


「どうしたの?」


と八重が首を傾けてこちらを見る。


「ええと、その、あ〜〜・・・・・・そう!?なんで俺の怪我治ってるの?」


照れ隠しから俺はいきなり話題を自分の疑問に変えた。なんで、こんなに照れてるんだ?俺?


「ああっ、それは綾音あやねのおかげね。綾音も私たちと同じように心具が使えるんだけど、今は用があっていないから詳しいことは今度他のみんなと一緒に紹介するわ。」


「へ〜、俺らの他にも心具使える奴いるんだ。」


と俺が感心する様に言うと、


「そうよ、っていうか心具が使える人って、異例を除いて全員生徒会の人なのよね。」


などと驚きの事実を教えてくれた。


「・・・・・・マジですか?」


信じられない俺はもう一度聞いてみる。


「大マジよ。」


あっさりといってくれる八重。なんで生徒会の人間がそんな力使えんの?何、うちの生徒会ってそんな変な人たちで構成されてんのかよ。・・・・・・そういうと俺も変な人たちの仲間入りなんだよね〜はははははは(乾いた心の笑い)、さよなら俺の常識(泣。


「何で生徒会がそんな力持ってるんだよ!?こういうのってどっかのエクソシストや陰陽師とかいう人が持ってたりするもんじゃないのか!?。」


「漫画の見過ぎよ。まぁ、あながち間違ってないんだけどね。生徒会については今度皆が揃ったときにしましょう。」


ふむ、メンバーの紹介の時に教えてくれるというわけか。まぁ、俺としてはそれでいいか。


「ちなみにお前も心具って使えるのか?」


「ええ、私がアンタと会ったとき十字剣を持ってたでしょ?アレが私の心具で名前は氷雅ひょうがっていうの。」


「ふ〜ん、氷雅ね〜。まぁ、いいや。聞きたいことありすぎるがそれは生徒会の奴らにあってから聞くとするよ。それよりもここは何処なんだ?」


俺は公園で倒れたはずなのになんでこんな女の子のような部屋にいるんだ。・・・・・・女の子の部屋?まさか・・


「ここ?私の部屋だけど?」


・・・・・・予想が当たったようだ。


「親御さんがよく入れてくれたな。こんな格好の男。」


こんな服ボロボロ、血塗れの男連れて来られたら、普通警察呼んだり、救急車呼んだりするだろーよ。


「ああ、それは大丈夫よ。うちの両親二人とも出張中だから。」


なんとラッキーだな、おい。もしいたらどうする気だったんだろ、コイツ。俺んち知らない筈だし。


「それよりもお腹空いてない?お昼まで寝てたのよ、アンタ。」


そういやお腹空いたなぁ〜。つぅか俺昼まで寝てたのかよ。・・・・・・アレ学校は?


「そういや八重、今日学校は?」


という俺の問いに


「はぁ?アンタ大丈夫?今日土曜日なんだけど。」


と答えてくれた。そしたら、俺の腹が


グゥゥ


と鳴った。・・・・・・ハズカシッ!?結構恥ずかしいんだけどこの状況。八重なんか笑いこらえてるし。哲と果歩のバカップルが”アーン”やってる位恥ずかしいんだけど。などと俺が恥ずかしさにいろいろ考えてると八重が


「クスクスッ、アンタってほんとに見てて飽きないわね〜。下にご飯用意してあるから顔洗ってから一緒に食べましょ。それと洗面所にお父さんの服あるからそれ来て。洗面所は下に降りて右にいくとあるわ。」


と言って一人で出て行った。正直かなり空腹だったのでご好意に甘えることにした俺は、ベッドから起きて洗面所に向かった。




俺は顔を洗い八重の親父さんの服を着てダイニングにいくと、八重が座って待っていた。


「先に食っててよかったのに。」


と俺が言うと八重は、


「い、いいじゃない。一緒に食べたかったんだから。」


と頬を染めながら言っていた。よう解らん奴だな。


「?まぁいいや、いただきまーっす。」


「いただきます。」


と言い、俺たちは食べ始めた。メニューは卵焼きにアジの開き、サラダそして味噌汁とご飯だ。どっちかって言うと昼って感じより朝ごはんって感じだな。


「まず卵焼きかな。」


「・・・・・・・・・・・・・・」


と俺が呟くと八重が箸も動かさずにこちらをジーと見てくる。・・・・・・・・俺が何かしましたでしょうか、八重さん?と思いつつも卵焼きに口に入れる。


・・・・・・・・・・・うまい。正直食えるもんがでてくんのかな〜と思ってた俺(かなり失礼)は、予想外のうまさに驚きだ。下手すればプロ並みにうまいと思う(卵焼きにプロってあるのかな〜)。


「どう?おいしいかな?」


と何故か上目使いに聞いてくる八重。八重さん?ほんとおかしいですよ?・・・・ナニカシマシタ?オレ?まぁ普通に答えておくか。


「すごくうまいよ。」


「そ、そう。よかった。」


といい俯いた八重。そんなに料理に自信がなかったのか?かなりうまいと思うんだがなぁ。と思い俺は食事を続行。


「ねぇ、村雲。」


俺がアジの開きを食べているといきなり口を開く八重。


「なんだ?」


と俺が聞くと、


「あのさ、日曜日空いてるかな?」


と俯きながら聞いてくる八重。さっきから俯いているが体調でも悪いのか?そんな感じには見えないけど・・・無理してんのか?


「空いてるけど?」


そういうと八重が顔を上げ、ジッと見ながら、


「それじゃ、明日買い物に付き合ってくれない。コレ決定ね。」


と少し赤い顔をしながら言ってきた。・・・・・・やっぱ熱でもあるんじゃないか?つぅか荷物もち決定。




どうなる俺・・・・



八代「なに、この展開。」

レイヴン「俺に聞かれましても・・・・」

間宮「私が出ないじゃないか、このくそ作者。」

レイヴン「あっ弐話以降でてこない間宮先生だ。」

間宮「お前が八代と八重ばっか出してるからだろ!!」

レイヴン「まぁまぁ先生にもいいポジションありますから。」

間宮「ほんとだろうね(作者を睨みつけて)。」

レイヴン「は、はい。大丈夫です(少しびびり気味に)」

八代「え〜っと俺はどうすれば?」

間宮「お前は目立ちすぎだからここで位自重しな。」

八代「はい。」

レイヴン「それじゃこの辺でまた。」

間宮「もっと私を出せーーーー。」

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