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第壱話:覚醒 前編

レイヴン「作者のレイヴンといいます。未熟なとこが多いですが楽しく見てってくださいね^^」

ふむ、皆さん今日は。前回、名前を明かした八代です。そして前回、俺は飯を作ろうと思っていたんだが、・・・・・いたんだが




今は、制服に着替えて全力疾走をしてるんだよね〜wwえっ何で走ってるかって?・・・・・

テメーらに俺のこと説明してたら時間なくなっちまったんだよーーー!!あの後ねぇ、時間見たら後二十分で学校始まっちゃうところだったんだよーー(泣。どうしてくれるんだYO−。

せっかくシリアスな雰囲気すこしでも出てたのに一話始まった途端こんな役ですかぁーーー。


と心の中で文句を垂れながら何とか学校に間に合った。


―光聖学園

俺が通うかなり知名度の高く、人気がある進学校だ。何故人気があるかというと、かなり整った教育システム、完璧に整備された施設と設備、そしてなんと言っても自由性がありすぎるところが人気の理由らしい。自由があるっても自由すぎだろ。確か、この前のテストで学園長が急に「不正あり、賄賂あり、信じられるのは自分だけ、血で血を洗えテスト戦争〜」とか言ってすごいことになったっけなぁ〜。


と俺がいろいろ自分の臨死体験を2−Bの俺の教室で思い出していると後ろから声がかかった。


「おっす、相変わらずギリギリだなぁ〜八代は。」


「お早う、八代君。」


後ろを振り向くと、おとなしそうな女子生徒とニヤニヤした男子生徒が座っていた。


「お早う、果歩」


俺がおとなしそうな女子生徒に話しかける。この女子生徒は、石山いしやま 果歩かほ。同じクラスで小学校以来の友達である。肩まで伸びている桃色の髪を二つに分け・・・まぁツインテールという奴だ、そして可愛らしい黒色の目と小さな顔をこちらに向けてニコニコと笑顔で笑っている。しかも、普通の女子より少し小さいのでさらに可愛らしい。とても可愛らしいのだが残念なことにこの子は、


「こらぁーーー、八代!!俺は無視かぁー。つぅか、俺の果歩に手出したら殺すぞ。」


と無視している俺に向かっていきなり大声を出す馬鹿一匹。


「そんな///哲君みんなの前だよ〜」


と俺の果歩という言葉に嬉しそうに照れる果歩。


「悪かった。お早う、哲。それと俺は果歩に手を出すつもりはない。」


そして、挨拶と弁明をする俺。・・・・この哲と呼ばれた超ムカつく男子生徒は、坂上さかがみ 哲也てつや。コイツも一応(←重要)同じクラスで、コイツの場合幼稚園からの付き合いだ。まぁ所謂、幼馴染って奴だな(男と幼馴染なんて最悪だが)。まるで重力に逆らってるような茶髪の立ち方に、赤色の瞳が目立つ。癪だが結構イケメンな上に身長もでかく、がたいが結構いい。・・・まぁ、さっきの会話から解るかも知れないが果歩と哲也は付き合っている。確か、俺が聞かされたときは中学の入学式・・・だから、小学校の時にはもう付き合ってたことになるな。俺としてはこんな奴にこんな可愛い彼女が居るなんて許せないね。


んっ?なんで、哲をそんなに嫌ってるかって?いいだろう、教えてやろうじゃないか。コイツの数々の愚行とそれに巻き込まれた俺の不幸の一つを。・・・・そうだな〜例えば高校の入学式のときかなぁ〜。


〜入学式

そのときは確か、入学式の最中で新入生代表の言葉で俺の代わりに出た哲(俺は目立ちたくなかったから辞退した)がこんなこと言い出したんですよ。


「皆様、本日はお日柄もよく、誇りある先輩や先生たちと入学式を迎えられることを嬉しく思います。さて、今日は皆様に言いたいことがあります。それは・・・・テメー等もし、俺の果歩に手出しやがったら、生まれたこと後悔させるからな!!それと果歩、愛してるーー!!」


と叫んだんですよ。しかも、その後果歩が立ち上がって、


「哲君、恥ずかしいよ〜///でも私も愛してるよ〜///」


と元気良く返事をしていました。その光景に笑う生徒、唖然とする生徒、はやし立てる生徒、そして止めに入る先生。そこまではよかった、だってこいつが捕まって先生に怒られるだけだもん。でもね、馬鹿がね先生に押えつけられる時にこういった訳なんですよ(泣。


「くっ、貴様ら俺と果歩の恋路を邪魔する気だな!!俺は力に屈さんぞぉーー!!という訳で八代、俺を助けろーーーー」


何が「という訳」だ!!あのアホは!!と思いつつも無視を決めようとしたら、


「おいっ、聞こえてるんだろ。そこだよそこ!!一年D組の後ろから三列目で右から四番目の外はねヘアーの男だよ。」


俺に集まる好奇な視線。流石の俺もこれ以上無視は何言われるかわかったもんじゃないので、ため息をついて席を立ち、生徒の好奇な視線に耐え、先生の制止を無視しアイツの元に向かった。・・・・

そして、アイツの前に立つ俺。


「おおっ助けに来てくれたか。我が親友よ。」


誰が親友か、誰が。


「君、何をしてるのかね。すぐに席に戻りなさい。」


することしたら戻りますよ、先生。


「早く俺を助けな・ぐべきゃ!?・・・・」


この台詞で大体は想像が付くだろう。そう、俺はコイツの鳩尾に右ストレートを決め、気絶させたのだ。またまた、唖然とする空気の中俺はマイクを持ち、一言


「馬鹿が迷惑をかけました。コイツの代わりに自分が謝罪します。・・・すいません」


と言いお辞儀をして席に戻った。・・・もちろん、俺と哲は先生に呼び出し食らったけどね(何で俺まで)。ついでに言うとこの二人は、この事件の後みんなから「バカップル」といして認定された。今では、こいつらの惚気は恒例化され、先生たちも見守ってる状況だ。絶対おかしいよこの学校。


・・・・・・・・とまぁこれがアイツの愚行の一つだ。まだあるんだが、それはまたの機会にね。


「お〜い、八代〜生きてるかぁ〜?」


と失礼なことを言う哲。


「何だ?哲?」


と言う俺。


「いや、ぼぅっとしてたからついに狂ったと思って。」


「お前と一緒にすんな。俺は正常だ。少し考え事しててな。」


「八代君、哲君は狂ってないよ〜。少しおかしいだけなんだからぁ。」


と果歩がフォローになってないフォローをする。


「果歩、それフォローになってないわよ」


と俺の隣の席で俺が思ってることと同じ台詞を言ってくれた声がする。いつのまにか、俺の隣に机にひじを突いて、手にあごを乗せて座っている女子生徒がいた。


「ん?八重じゃないか、お早う。」


「ええ、お早う、果歩に村雲」


「おはよ〜、八重ちゃん。」


「また俺は無視かぁ〜」


馬鹿は無視しておくとして、俺の隣にいる彼女の名前は、天宮あまみや 八重やえ。さらさらした黒髪をポニーテールにして、少しつりあがった目から除く淡い青色の瞳が綺麗な子である。背は普通くらいでプロポーションもよい。俺と同じ剣道部でしかもエースというかなりすごい奴・・・確かテストも十位以下とったことないって言ってたなぁ〜。八重とは、高校からの付き合いで同じ剣道部で話してたら馬が合ったといった感じだ。


「にしてもギリギリだな、八重。寝坊か?」


俺より遅かったので寝坊したのかと思う俺。


「違うわよ。あんたと一緒にしないでくれる?」


・・・・何も言い返せない自分が悲しい。


「八代君、八重ちゃんは今日は生徒会がある日なんだよ。」


と教えてくれる果歩。君はいい子だ。真面目になんであんな奴の彼氏やってるの?


「お前ら〜無視すんな〜」


何か言ってる馬鹿。お前はおかしい子だ。真面目になんでこの世に居るの?しかし生徒会かぁ〜。うちの生徒会っておかしいんだよね。生徒多い割には、五人しか居ないし。よくあんな大変な仕事五人で出来るよね〜。


「内二人は、サボってばっかだしね。」

と答えてくれる八重。そっかぁ〜二人もサボってるから実質三人なんだ〜・・・・・・・。


「八重さん?」


「何?」


「なんで、俺の考えが解るの?」


「読心術よ。」


すごっ!?有り得ないし。


「どうやって覚えたの?」


一応聞く俺。


「そんなのどうだっていいじゃない。ほら先生来たわよ。」


といわれて俺が前を見ると先生がこういっていた。


「お〜し、ショートホームルーム始めんぞ〜。」


とまぁ読心術について聞きそびれたまま俺の一日が始まる。

レイヴン「最後までお読みいただきありがとうございます。折角ですのでゲストをお呼びしました。」

八代「おい、くそ作者なんで俺があんな役なんだよ。ぜってー哲のほうが目立ってるだろ。」

八重「アンタなんかまだましよ。私なんか最後のほうしか出なかったし、読心術なんて変な技持ってることになっちゃったし。」

レイヴン「まぁまぁ、これから二人とも目立ってきますから。」

八重「もし、出番なかったら殺るからね。」

八代「八重、怖いから止めろ。」

八重「む〜だって・・・」

レイヴン「このままだと殺されそうなので今日はこの辺で(八重ってこんな性格なのか?)」

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