第二話 影の商人
(スーパーの中)俺「うわー、やっぱり人多いなぁ。さすがだ。」
買い物客A「おい!!やめろ‼こんなところで暴れるな‼」
買い物客B「キャー!野菜が‼」
俺「なんだ?」
"そのとき、聞き覚えのある羽音がした。
"買い物客A「くっそーあの鳥め、野菜をめちゃくちゃにしやがった!」
俺「なんだと...?」
俺「いや、あの鳥たちここに俺が来ることを知っていたとでもいうのかよ」
俺「とりあえず帰るか...」
"スーパーの屋根の上で鳥たちは鳥斗をにらんでいた"
「ん?さっき来るときこんな建物あったかな...」
少し気になったので、その建物に入ってみた。
建物の中は暗く、不気味だった。ここはお店のようだが、売っている商品は鳥斗の知らないものばかりだ。
すると、奥から店主らしき人が現れた。
???「いらっしゃい。よく来たね。」
そんな声が聞こえた。
???「君は鳥が嫌いなんだろう?」
俺「!? なぜそのことを!?」
???「いや、それぐらいわかるよ。だって鳥斗、鳥が来た瞬間すごい形相で走って逃げていくんだもん」
俺「お前は何者なんだ...」???「私ですか?私は---」
???「人です」
俺「いや、そうじゃなくて...何者かを聞いているんですけど...」
???「あはは!こんな会話も、楽しいですな。私は、"エラー"といいます。」
俺(エラー...?ウェブを見ようとしたときにたまに出るあのエラーか...?)
エラー「いえいえ、これはただの名前です。でも、そうやって覚えるのもいいと思いますよ」
俺「え!?心を読まれた!?」
俺「あなたはどっから来たんですか...?」
エラー「それはまだ言えません。でも、いずれ分かってくると思いますよ」
エラー「あ、そうそう。もうそろそろ歌トーンが始まりますね。」
俺「俺の好きなテレビまで知っているのか...」
エラー「もうそろそろお帰りになりますか?」
俺「そうだな。今日の歌トーンには確かbirdieが出るはずだからな。帰るとするか...」
エラー「なら、このカードをお持ちください。これがあれば、またいつでもここに来れますよ」
“エラーが渡してきたカードには、「E」と筆で書かれていた。墨がにじみ、なんだかホラー映画に出てきそうだった。これは何に使うんだろうか..."
続く