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第一話 トリセイカツ



ここは東京。東京だが、普段は静かな町である。東京とは思えないような田舎ぶりである。

俺はそんな場所に住んでいる、鳥斗(とりと)だ。この場所は土地も安くて、スーパーが近くにあるから便利だ。だが、俺は今引っ越そうかと考えている。

この町に対して、何の不満もない。だが、ただ一つの不満がある。それは、異常なほどに鳥が多い、ということだ。

俺は、異常なまでに鳥が嫌いなのだ。なぜかって?それは...

一匹の鳥が俺んちの窓を突き破って、部屋の中で暴れまわったり、車が鳥の糞で前が見えなくなっていたりした...あと、普通に形がキモイ、というのもあるな。

「あっ!!俺んちの窓が!!」

今度は、窓ガラスを盗んでいった。もはや彼らには俺に対する強い執念があるんじゃないかと思うよ。俺なんかしたか...?

近所のおばさん「おはようございます。今日も鳥多いですねぇ。」

俺「春に比べりゃ大したことないですよ、窓にハトが30匹いるくらい...」

俺「とりあえず、今からタイムセールあるんで行ってきます。もしよかったら、おばさんもどうですか?野菜が全品2割引きになるんですよ!」

おばさん「面白そうだけど、うちは野菜であふれてるし遠慮しとくわ。」

俺「あー、また車に鳥の糞ついてる...今日も歩いていくか...」

そして俺は、スーパーへと歩き出した。


続く

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