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序章

 死んでしまった。死んでしまった。まだ、何も成せていないのに。


 どうして世界とは、こうも不公平なのだろうか。美しい薔薇は人々から愛される。青々と茂る雑草は邪魔者とされる。


 天才と呼ばれる人間は、産まれながらの素質を持っている。そして、時には病に持って産まれる人間もいる。


 それらはどうしようもない運命だ。私が死んでしまうのも運命なのだろう。産まれながらに決まっていたのだ。


 ああ、残念だ。いや、そんな一言で片していい感情ではない。胸の奥が静かに唸る様な想い。なんなんだこれは。




 というか私は何故まだ意識がある。私は死んだ。その事実は何故か私の中で当然と理解されている。死んだのだ。病気で。しかし、何故今、物事について考えられる。


「その疑問について、私が答えよう。」


 その声が聴こえた後は何も覚えていない。しかし、この事実だけは理解できた。私はどうやら


―悪魔になったようだ。

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