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ハイセンスワールド  作者: 桐生 ライア
五感探偵編
16/80

第一章その四 『カコナビゲータ①』

 「おお、すごいっす!」


 「へへっ、そう? そうかな?」


 今日は依頼の予約も無く暇なため朝からずっとゲームをしていたが、夕方までぶっ通しでしていると流石に疲れてきた為、突如“一発芸大会”が開催され、今はカコが火の玉を空中で自在に動かすと言う芸を披露している。


 「よーし、次は俺の番っす」


 センスはキョロキョロ周りを見て近くにあった飴玉を指さす


 「後ろ向いてるんで、誰かがあの飴玉握ってくださいっす」


 そう言って後ろを向く


 「――握ったっすか?」


 「おお、もう握っているぞ」


 「……飴玉はハクトが握ってるっすね?」


 振り向く事なくセンス嗅覚を強化して匂いを嗅ぐとそう言う。


 「正解(せーかー)じゃ!」


 「すごいよセンスくん!どうやったの!?」


 「へへっ嗅覚を強化したんすよ」


 「へぇ、やるじゃねぇか――こないだの猫も魚の匂いを追跡して見つけ出したし、案外警察犬になれるかもよ」


 「俺一応人間なんすけど!?」


 「わーってるって、でもそれに近い事はできるんじゃね?」


 「まぁ、できなくは無いと思うっすけど……」


 その日はそんなこんなで特に依頼も無く一日が終わったが、翌日――


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