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転生した俺が神様になるまで  作者: つぶ丸
学園編~1年~
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54話 VSホムラ②

目を開く?ようなイメージをすると真っ暗な空間が広がっていた。


が、すぐにあの熱気に包まれた会場へと引き戻される。俺の周りには炎の竜巻が渦巻いていて、体が浮いてしまいそうな風が吹いていた。


これは・・・。成功か?手をグーとパーを繰り返して確認してみる。ふむ。体はあるようだ。

肉体があるってことは、俺はまだ死んでないな。いや、正確に言うと()()()()()()()()()()()というべきか。


つまり・・・成功ということか。俺は不敵な笑みを浮かべる。


俺は確かにあのホムラの全てを焼き尽くすような炎で一度死んだ。では、なぜ俺は生きているのか。

時系列に沿って説明していこう。


まずその①!ホムラがあの大技を放った。あれ、やべーよな。一か月強で剣しか使えなかったおこちゃまが俺でさえ死ぬ技を撃ってくるんだから。


まあ、ともあれ俺はあの技で死んだ・・・。の前に今も使ってるエラージメント魔法を撃っといたんよ。それで意識だけスローにして、攻撃が当たるのを待った。


その②!魔法障壁を張っといた!ズバンとやられる前に魔法障壁を張りまくったんだけど、ダメだった。

パリパリっと、ポテチでもこんなに割れるか!ていうほど割れたんだよ。だから守るのを思考から排除して・・・。


その③!ホムラの攻撃が当たるまで待った。エラージメント魔法解けばいい話なんだけど、解いたらやられる可能性を排除しきれなかったから待ったんだ。で、待ってる間も何もしてなかったわけじゃない。どうやったらこいつに勝てるかって考えたんだ。


そんで、考えに考えた結果、一回死ねばいいじゃん!ていうまあ、今考えれば頭おかしすぎる結論に至ったんだよ。別にタダで死ぬわけじゃない。ちゃんと俺の情報を刷り込んだ新しい肉体を作ってそれに憑依転生(ポゼッション)すればいいと思った。だからエラージメント魔法を強めて、作ったんだ。憑依できるような魔法を。


できたにはできたにはできたんだけど、成功するかわかんないし、正直危険な賭けだった。でもまあ何とか魔空間インベントリにしまってあった手鏡を見てルックスも同じだし、こうやって考えられてるわけだから、成功したってことになるってばよ!


後は、死ぬ前に新しい肉体のステータスをちょっといじって前より強くなってると思う。魔力とか体力とか、スキルとか。スキル『炎』も貰っておいたし、反動も死ぬ前の肉体に行ってると思うし、俺ってやっぱり天才!?


ま、そんなことは置いといて。

さて、どうやってホムラを倒すかな。


()()でも使うかな。


★★★★★★


「召喚!ノーマルスライム!」


と、人一人入るくらいの標準的な大きさの魔法陣を展開されると、青色のプルンとしたボディーを持つ、最弱の代名詞スライム現れる。


しかもその数は一匹などではなく、魔法陣からこれでもかと溢れるほど次々に現れてはホムラの方に向かっていく。


ノーマルスライムは独特の食感と意外にも上手いと定評がある。例えば、かきスライム。

夏には冷やしてシロップをかけて頂く。その味はなんだか雪〇だいふくのようでかなり美味しかった。しかもなんとこんなに美味しいのに0カロリー!でも、お高いんでしょ?いやいや、奥さん。このスライム、召喚術の初歩の初歩と言われるほど召喚が簡単でノラには腐るほどいますのでご安心を!


というわけでもうお分かりかもしれないが俺の対ホムラの作戦は『質より量』だ。


確かにホムラは強い。あの爆炎の剣にかかれば、危険度B+のケルベロスも危険度Dのゴブリンもあっという間に瞬殺だろう。ましてや、スライムの中でも比較的強いとされる服や草などを溶かす危険度Bのディゾルブスライムでもないただのそこら中にいる子供でも簡単に討伐できるノーマルスライムなど相手にするのもおこがましいレベルだ。


しかし、なんでも瞬殺されるなら一番召喚に手間を割かないノーマルスライムで魔力でも体力でも削ってやろうと思って。それにあの辺にいるお姉さん型はBL的な展開をお望みだろうしな。特にあの図書委員長とか。


魔力が今まで見たことない速さで消費されていくが減った瞬間に回復するため、魔力の欄がすごいことになってる。


と、説明している間にもホムラはずぱずぱとスライムたちを切り裂いてく。ホムラには青い返りスライムが服や顔などについている。


さて、いつまで耐えられるかな?


★★★★★★


いやーよく耐えるなー。かれこれ30分くらい経っているぞ。

でも、少しホムラの顔には焦りと汗と青い返りスライムがついている。ホムラの汗なんて見たことない。結構いけるんじゃないか?


でも、俺の気はもうそんなに長くない。暇だ。暇で死にそうだ。

仕方ないのでスライムの量をさっきの100倍にしてやる。俺の魔力は・・・。このままだともって十分ってところかな?まあ、100倍だし、勝っただろ。


そして100倍にした途端、諦めたのか返りスライムがたくさんついた顔で、

「降参だよ。いやー強いなー。」


と満面の笑みで言う。

そしてその後、「ついに決着ぅー!第二回戦はテル=ハングルの勝利でぇす・・・。」

と疲れ交じりの声で審判が言う。


そしてホムラが退場するときに耳元で「次は負けないよ?」とつぶやいた。

俺の親友は負けず嫌いらしい。

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