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転生した俺が神様になるまで  作者: つぶ丸
学園編~1年~
39/61

38話 トラウマ

「暇ー!」


休日は相変わらず暇だ。


「ん?なんだこれ?」


手紙のような紙切れが机の上に置いてあった。

ぺりっと封を切り、中身を見る。


テル=ハングル殿


ヤッホー!元気ー?白金貨四枚ありがとねー!


ところでパーティー招待するから来てね!

あ、一回家帰ってきてね!絶対だよ!


父親より


なんだこれ。

封筒の雰囲気と全然違うんだけど。ていうか父親こんなキャラだっけ?

俺のいない間に何があった・・・


パーティーの開催日は今日の日付ぽいし、帰るか。


★★★★★★


「【テレポート】」


というわけで帰ってきました!マイホーーーーーーーーム!!!!!


コンコン。

バンッ!


「ただいまー!」


「おかえりー。兄ちゃん!」


迎えに来たのは次女のエマだった。成長早いな。まだ3歳なのに。


「おおー!おかえり、テル。」


でかい声で玄関に迎えてくれたのは俺の父、グフル=ハングルだ。でかい声は変わんねえな。


うんやっぱ広いわ。

寮とは比べ物にならないくらいに。


というわけで、スーツっぽい服を使用人たちに着させてもらった。

ちょっと恥ずかしかった。


★★★★★★


「というわけでパーティー行ってきます!」


「オウ!行ってきて楽しんで来なさい!あと・・・」


ハリのある声で叫ぶように言う。うっせえ。


「?」


()()()()()()()



「うん。よくわかんないけど気をつける。」


パーティー会場に向かった。


★★★★★★


【テレポート】


ついた。ついでに『テレポート』も無詠唱で使えるようになった。


すっげー。城みたいな建物・・・ていうか城だわ。

中に入るとめちゃくちゃでかいシャンデリアがたくさんあった。落ちたら大変そうだ。


このパーティーはその辺の貴族主催ではなく、王族主催のパーティーなのできっと豪華なんだ。


???


この国だと貴族とか王族は働いているんじゃなかったの?実力主義は?


???


考えないことにする。


周りを見渡していると知っている顔もちらほら、知らない奴がほとんどだが。


え!?コアー貴族なのか。こいつの領地の終焉も近いか。


ちょんちょん。


「だれ!?」


「うおっ、びっくりした。俺だよ。テル。」


疲れを感じさせるような表情で大きな声を出す。


「ああ、あんたね。思わずナンパしにきたチンピラかと思ったわ。」


ん?ナンパ?チンピラ?


「あんた、こういうパーティーとか初めて?」


「うん、まあそうだけど。」


「そう。なら経験回数が先輩の私が教えてあげるわ。」


言い方変えようか。

ていうか上から目線うざいな。


()()()()()()()。」


「は?」


父親と言い、こいつと言い、なんなんだ?


「それじゃあね。」


「それじゃ。」


ちょっとよくわかんなかった。


まあ一応気をつけておくか。一応ね。


しばらく待っているとマイクのような音が聞こえる。


「では第39回王族主催のパーティーを始めます!それでは、乾杯!」


「「「「「カンパーイ!」」」」」


39回・・・少しやりすぎな気もするがそれは置いておこう。


料理は寮の月一のバイキングの完全上位互換だ。


ぱく。


「うまっ!」


なんだこの肉!なんかうまい!なんかうまい!(語彙力)


「ねえねえ君、テル=ハングル君かな?」


俺より一回りでかい幼女が話しかけてくる。


「そうですけど。なんですか?」


「ちょっとこっちでお話ししない?」


えー。やだー。


「あはは。ちょっとごめんなさい。」


「そう。残念。」


ぷくーっとほおを膨らませて拗ねる。


「それじゃあね。」


「あ、それじゃあ。」


「ねえねえ君、テル君だよね!ちょっとこっちきてよ!」


★★★★★★


うぷっ。おえええええええええええええ。


「はあはあ。うぷっ。」


きもち悪っ。吐きかける。


あの幼女に話された後から女子に話しかけられまくった。


同世代から前世の俺と同年代まで。とても嬉しくないハーレムだった。


ごくごく。


「はあはあ。」


とりあえず水を飲む。

水うめー。こんなに水がおいしいと思ったのは初めてかもしれない。


トラウマもんだ。


★★★★★★


「どうだった?」


どうだった?そんなの決まってるだろ。


「もう二度と行きたくな———、いやとても楽しかったよ。」


「おお、そうかそうか!楽しそうでなによりだ!じゃあ、次のも予約しておく———」


「じゃあ、俺も帰るわ。【テレポート】」


もう二度とパーティー行きたくない。

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