34話 暇
「暇だああああああああぁぁぁア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ーーーー!!!」
布団の中で断末魔のような叫び声で俺は叫ぶ。
「うるっせいわぁぁぁぁぁぁ!!!黙れやぁぁぁぁぁぁ!!!クソガキがぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
部屋の外から先ほどと変わらない汚さで大声が飛んでくる。
★★★★★★
「ゲホッゲホッ」
叫びまくったから喉がいてーわ。
今日の朝ごはんは・・・卵焼きとベーコンとクロワッサン。
クロワッサンをトースターで3分くらい焼きにいく。
食レポします。
ベーコンはジューシーでジューシーでジューシーです!(語彙力)
卵焼きは・・・、ふわふわで、味は・・・普通です。(語彙力)
チーン。
トースターの焼き終わった音が響く。
食レポします。
えー、クロワッサンはサクサクしていて中に入っていたバターが溶けてなんかちょうどいい感じです!(語彙力)
ダメだわ。
食レポの才能もなかったわ。食レポは国語の勉強の一環なのかもしれない。
★★★★★★
「暇だああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「うるっせいわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!何度言ったらわかるんだ!?クソガキがぁぁぁぁぁぁ!!!」
「ぁぁっあ、死ぬぅぅ・・・。暇で人は死ぬ。」
これはまたあれの出番かもしれない。
★★★★★★
錬金術!!!
【錬成 ピーーー】
漫画のタイトルは残念ながら『ピーーー』というものがついてしまった。
『ピーーー』っていうのでも一応錬金術ができる。
読書タイム・・・。
★★★★★★
気づいてふと時計を見る。短い針が7を指していた。
外を見ると暗くなっていた。もう夜になっているらしい。
食堂行くか。
今日の夜ご飯はカレーでした。
牛肉とじゃがいもとにんじんが入っているスタンダードなよくあり普通のカレーだった。
『カレーは飲み物』という格言を残したものがいたらしいが
「ごくごく、ぷはぁー。」
飲み物のように飲んでる奴がいた。コアーだ。
「何で飲んでるの?」
ていうかでかいじゃがいもとか塊の肉とかあるのに噛み砕くどころか飲み込んでいる。
「え?『カレーは飲み物』って初めて言ったの私だよ?」
「嘘つけ。」
「私、カレーを見ると食欲が爆発するのよ。」
知らねーよ。
まあ、いいや。俺も食べるか。
「はむっ。」
うまい。あんま辛くなくてちょうどいいわ。
何だあれ。
ラー油と思われる辛そうな調味料をカレーにかけまくっている。クレスだ。
「おい。ちょ、何してんの?」
「え?あ、いやーちょっと辛さが足りなくて・・・」
辛いものが好きって言ってたけど・・・いくらなんでもかけすぎだろ。
「いや、もうやめとけよ。」
「じゃあそろそろやめておくよ。はむっ。」
うわぁー。
「うん!おいひい!」
うわぁー。
というわけで食事は終わった。




