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転生した俺が神様になるまで  作者: つぶ丸
学園編~1年~
30/61

29話 ダンジョン中編2

ダンジョンの話が思ったより長くなっちゃいました。

解体中・・・


オークは生きている間は皮膚がものすごく硬いが、死ぬと柔らかくなる。

柔らかくなると言ってもあくまで()()()()()()と比べてなので、硬いことにあまり変わりはない。

が、解体スキルを持っていれば肉と同じくらいには柔らかくなる。


ツー。


皮膚がだんだんと裂かれていく。


オークの肉は肉厚で油が程よく乗っていてとても美味だと言う。

しかし、1匹1匹が強いため高級食材らしい。

後で持って帰って料理してみよ。


えっと多分この辺に・・・あった!


キラキラと光る水晶のような宝石?、魔石だ。

大きさは俺の手のひらより少しでかいくらいのもので、これは人間で言うオークの心臓か脳か・・・でも脳は別にあるから多分心臓だ。

これもまた高く売れる。

応急処置で体から取り除く。


魔石は生きている間は生命の源だけど、死ぬとだんだん肉を腐食?的なのをするらしい。


俺は肉は食べてみたいので魔石を取り出す。


あとは・・・内蔵も取り出して置くか。


グシャッ!


「きゃあ!」


解体の様子を見ていたクレスが思わず?悲鳴を上げる。


ああー確かにちょっとこれはグロいかも。

ヴァイ〇ハザードとかの18禁(悪く聞こえるがグロいだけ)のゲームとかやってきたけど、実物はもっとグロい。

肉がグチャグチャしてたり・・・ああ、もうやめよう。


「目つぶっててもいいよ。多分この先もっとグロくなるから。」


「う、うん。」


クレスは後ろを向いて目を手で隠すような動作をする


これで心置き無く解体できる、という訳だ。


あ、そうだ。


(居るか?ホルス?)


(お呼びでしょうか?)


(このダンジョンの最奥がどこか調べてくると・・・ここからの道のりにいるオークを殺せる範囲で殺せ。出来るか?)


(お安い御用でございます。あのー、それでー、そのー・・・)


もじもじと何か言いたげな様子でホルスが飛んでいる。


(何かあるのか?言っていいぞ。)


(あのー、大変おこがましいとお思いになるかもしれないんですが・・・先程の青い炎のやり方を教えてくれませんか!?)


少し興奮気味な声(念話)で質問してくる。


(蒼炎の事か?)


(あ、はい!あんな青い炎初めて見ました!報酬、という形であの技を教えてくれませんか?)


青い炎とかないよね。文明レベル中世だし。


(別にいいけど。)


(ありがとうございます!あ、あとダンジョンの中は鳥だと行動しにくいので人間の姿になってもいいですか?)


へー、やっぱり人間の姿になれたりするんだー。


(いいよ。)


(ありがとうございます!では、【フォルムチェンジ】)


そう念話の中で唱えた、ホルスの周りに魔法陣が展開される。


と、次の瞬間人間の形になっていくと思ったら、幼女がでてきた。


その幼女は裸だった。

髪は赤い。ホムラの赤よりさらに赤い感じだ。


(お前ホルスか?)


「あっはい!そうです。私がフェニックス科のホルスです!」


「お前メスだったの?」


「あっはい!ぴちぴちのかわいい女の子です!」


喋れるようになったらしい。


「え?誰の声?」


クレスがこちらにそっと振り向く。


次の瞬間には顔を赤くして、

「ちょっと待って、誰なのその子?ていうか、テルは見ちゃダメ!」


と慌てる様子が伝わる声で俺の目を手で覆う。


「ねえ、誰なの?その子?誰なの?誰なのーぉぉー!?」


「テル殿の忠実なしもべ!ホルスだ!」


「えー!ホルスちゃんが人間になっちゃった!」


「じゃあ、行ってくるでありま———」「ちょっと待て」


勢いよく進もうとするのを止める。


「お前仮にもぴちぴちのかわいい女の子なんだよな?だったら隠すところは隠せよ。」


「隠すところ?」


おっと、隠すところがわからないとは。


「尻と胸だよ。あと服を着ろ。」


「ええ!?」


素っ頓狂な声で驚きながら、豆を食らったハトのような顔をする。


「服もやるからちょっと待て。ちょっと手を離して?」


魔空間(インベントリ)


魔空間(インベントリ)から予備の俺の服を取り出す。


「ほい。」


「ありがとうございます!」


「行ってこい!」


「わっかりましたー!」


バビューン!


めちゃくちゃ早く漫画で見たことあるような煙が立ちながら走っていった。


さてと、解体をちゃちゃっと終わらせた。


★★★★★★


「さてと、解体も終わったし行こっか。」


「う、うん。」


・・・ホルスが先の方のオークが殺されてるっぽいな。


「よし、だっこ、おんぶ、お姫様抱っこ、どれがいい?」


「・・・。え?」


やっぱ無理か。セクハラになるかも。


「なんで?」


「ホルスがオークを皆殺しにしてたから、最奥に少しでも早くいったほうがいいと思って。」


「なんでだっこか、おんぶか、お姫様抱っこなの?ていうかお姫様抱っこって何?腕を引っ張りながらじゃだめなの?」


「腕引っ張ってもいいけど、引きちぎれるよ?」


「えっ!?じゃあ、お姫様抱っこって何?」


「こんな感じ。」


「え、うわあああああ!」


クレスをお姫様抱っこしてやると、顔をとても赤くして悲鳴を上げた。


「あ、ごめん。えっと、大丈夫?」


クレスは半泣きで頬を膨らませる。

なんか悪いことしたな。


「えっと、ごめんなさい・・・。」


「・・・ぶうう。」

・・・気まずい・・・


「じゃあ何にすればいい?」


「おんぶ。」


え、あ、自分で歩かないんだ。


ふて腐れたクレスをそっとおんぶする。

なにこれ、とても罪悪感が。


「よっと。じゃあ、しっかり捕まっててね。」


バッビューン!!


さっきのホルスより大きい音が鳴る。


「え?」


うおっ。思ったより早いな。


10秒ほど走ると地面がなくなった。


崖?


「きゃあああああああ!」


「あっ、やべっ。」


「なんでそんなに余裕なの!?」


「怪我するのも俺だけだし、クレスは安心していいよ。」


さてと、どうしようか?

・・・何もしなくていいな。


俺の体力をみくびるなよ。


ドッカーン!!


と思ってたら落ちちゃった。

いってー。


考えられるあたり生きているのだろう。全身の感覚もあるし、大丈夫か。


「え!?大丈夫!?」


「生きてるし、大丈夫でしょ。」


「ええ!?」


俺は最奥に向かって走っていった。

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