21話 いろいろありました
「座り込まないでさっさとしてください。テル=ハングル君。」
「うわっ。すいません、先生。このビッチが座り込んでしまったしまったので呆れて座り込んでしまいました。」
「関係ありません。さっさとコアー=フィーネさんのやる気を出させてください。」
はぁー。だる。
「あ、そういえば先生の名前って何ですか?」
「・・・聞いてなかったんですか?」
「・・・あははははー。」
「ザクラット=イアです。」
「先生はなんでアイマスクしてんですか?」
よく見ると、いや、よく見なくても変な格好してるわ。目隠ししてるとか。
しかも、目のアイマスク。
へんなの。
「知覚眼という眼を生まれつきで持っているんです。その眼はあらゆるものの情報を常に知ることができます。ですが、その情報の多さで脳が焼き切れるんです。だから、いざというとき以外は目隠しをしてるんです。」
へぇー。やっぱそういうのあるんだ。
でも・・・
「他のもっとかっこいい目隠しなかったんですか?」
「余計なお世話です。」
「すいません。」
目隠しを取ったらかっこいいと思うのに・・・
余計なことを考えながら、このビッチを慰めた。
★★★★★★
授業が終わって寮に戻った。
昨日は説教をされてすぐに寝てしまったから、知らなかったけど同じ寮の友達がいるらしい。
えっと、誰が同じ寮なんだ・・・?
「ただいまー!」
「ゲッ!」
よりによって。
このビッチと同じだなんて、、、
「また、あんたと同じなの!?」
「それはこっちのセリフだよ!なにこれ、こんな運命感じたくないんだけど!」
「嫌なのは私も同じよ!そもそも、男子と同じ寮なんてあり得ないんですけど!」
「あー、それはなんか同じ意見かも。」
「はぁー、もう最悪なんですけど。もう嫌だー。学園生活終わったー。」
「喧嘩売ってんのか!?そういえば、あと二人同じ寮なんだろ?誰なの?」
「ここの寮だけ5人部屋なのよ。ほら、ベットが一つ多いでしょ?」
確かに。
「それで誰なの?」
「それは・・・」
ガチャリ。
カギが開く音がする。
「ああ、お兄様愛しています。」
「ああ、おれもさ。アリス。」
「お・ま・え・ら・か!」
「なんだ下賤なちびか。」
あ!?
「お兄様違います。こいつは一応ハングル家の長男のちびです。・・・一応」
「お前ら喧嘩売ってんのか!?身長だって大して変わらないくせに、なんだおまえら・・・!?」
王子がそっと近づいて耳打ちする。
「アリスと許可なしで話したら殺すって言ったよな。死にたいのか?」
「ん?じゃあ俺と戦う?」
「いいや、そういうのじゃない。王族の権利を使ってお前を処刑する。」
権力の無駄遣い・・・
「やっぱ、なんでもないです。」
ガチャリ
カギが開く。
「失礼します。」
最後の人はクレスか。
クレスは部屋に入ってすぐにベットに入ってしまった。
クレスは確か、学年2位の次席だったっていってた。
王族にSクラスの主席や次席2位・・・確かにビッチの居場所ねえな!
学園生活終わったって言ったていうのも何だかわからないでもないと思いながら寝てしまった。
★★★★★★
神界にて (アマテラス視点)
「ねえ、アマテラス。やったことの重大さ・・・わかってる?」
若くも老けてもみえるそこにいるのは全知全能の神、ゼウスだ。
顔は笑っているが全く笑っていなのが伝わる。
「・・・」
「今回はさ、僕の仕事が増えるだけで済んだけどちょっとミスったら取り返しのつかないことになってたよ?」
こんな時はどうすればいいのか。
確かこんな時は・・・
「大変申し訳ございませんでした。」
「誠意がこもってないけど、ま、いいや。バツは受けてもらうよ。君、下界送りね。」
なっ!?
それは困る。
下界は不便だし、自由に行動できないし・・・
こうなったら・・・
「では、くらえ!下界へGOこーせん!」
「来い!弟よ!」
魔法陣が展開され、武神と呼ばれる私の弟、スサノオが召喚される。
「ぐわああああああーーー!え!?ちょっ、姉上!?ぎゃああああああーーー!これってもしかして・・・いやだあああああーーー!?」
スサノオが剣の形になって再び魔法陣が展開される。
「ごめんね。スサノオ。私の代わりに罰を受けてもらって。」
「あっあっあっあ、姉上ー!あ、もうだめだ。絶対許さんからなー!」
魔法陣の展開が終わる。
「・・・お前それでいいのか?」
「まあ、下界に行くよりは。」
「どんだけ下界が嫌いなんだよ。まあ、しばらく下界へGOこーせん!は使えないししばらくバツは保留な。じゃーね!」
やっと圧迫感から解放されて思わずため息が出てしまった。




