プロローグ
普通の異世界転生じゃない物を書きたかったので投稿しました
魔法世界アファスレント、ここでは数百年もの間、人間と魔族の間で戦争が起きている。
2大大国である人間中心国家ウィクロード王国と魔族中心国家ネオクラース帝国が国境線を境に日々争い合っている。
この国以外に悪魔中心のデルヴォロア魔国、世界樹を中心としたエルリットイム樹国という合計4ヵ国がこの世界に存在する。
なぜ人間と魔族が争っているのか、それはネオクラース帝国の魔王がこの世を混沌に染めることを目的としているからである。元々数百年前まではこの世界は平和で争いはなかったのだが、ウィクロード王国とネオクラース帝国が領土拡大を同時進行していたために丁度世界の中心でぶつかり合うことに。
最初は交渉していたものの人間側の当時の王がクズ中のクズであったため条約を結んだのにも関わらずその国境線を超えて侵攻してきたのが始まりである。
つまり人間側が悪いのだが、そのクズ王は民に信頼されておらず毎年多額の徴収を行うので王族、貴族と平民の貧富の差が激しく国が壊れかけていたのにもかかわらず、さらに追い打ちを掛けるが如く戦争が始まるが民は無理矢理徴兵されるもそんな兵では勝てずに逆にキレた魔王が押し返しというのがずっと繰り返されてきた。
今では現在の王は多額の徴収や貧富の格差を生み出していた王族や貴族は淘汰され、徴収は減り格差も少なくなってきたので民の団結が強くなり、国境線沿いの戦闘も少なくなっている。
魔族側もトップが変わっているので、そちらも融和派になっているので戦闘を少なくしているものの過激派や人間側の侵攻で土地家族を失った世代の子孫達が今でも戦闘を起こしている。
その数年後、突如としてネオクラース帝国で過激派などがクーデターをして昔の目的である全てを混沌に染め上げて世界中を支配しようと融和派の現魔王は打倒され新しくカーネディアという魔王が誕生しウィクロード王国に全軍を持って侵攻を開始したのであった。
だが昔の王国ではないので国王を支持や民の団結力も大きくなっていたのでなんとか国境線は越えられているものの王都までの侵攻は阻止していた。
そんな既に混沌としている世界に1人の女の子が誕生する。この世界を救世する存在がこれを機に続々と誕生し、いつしか勇者という者たちまで現れるようになる。
これは1人の少女が勇者達と共に世界を救うお話である。
この小説とは別にSFファンタジーの「夫婦で転生した世界を楽しく暮らしたい」
https://ncode.syosetu.com/n5761es/
というのを出しています。そちらが優先なので投稿頻度は少ないですがご了承ください。