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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

わたしの片思い

作者: 七生

友達はわたしの好きな人によく似ている。二人はとても中が良い。


あの人が笑うたびに胸は高まり、落ち着いたすてきな声を耳にすると頬から耳にかけて燃えるように熱くなる。話し相手はわたしではなくわたしの友達。


二人はとてもお似合いだ。皮肉げな笑みがこぼれる。


悪趣味だとわたしは息を潜めるのをやめ、彼女と友達の元へと駆け寄る。


「美香ぁ」

「どうしたの?」


その無邪気な顔をいつまでも眺めていられたら、ただそれだけでいいの。

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