プロローグ
この漫画はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
『この世界は狂っている』
そんな馬鹿みたいなことを平然と言えてしまえるほど、俺たちの心は腐りきっていた。
ーーー雷暦1200年。
そんな世界の狂いの原因は、最初にとった武器が原因である。
人類が最初に手にした武器は、石でも、火でも、知能でもなく、それはたった一つの雷だった。
その狂った武器はこの世界で、まるで神様のように扱われた。さらにいうと、雷は、雷だったモノと変化していき、人々に寄り添う存在となっていった。
だがそんな力を利用するように、人間たちは争った。
争い、争い、争い、争い争い争い争い争い争いあらそいあらそいあらそい、争った。
だが、それでも争い足りない人類は、とある特性を持った人間に、雷の力を移植するといった実験を始めていった。
その中でできたのは、そう、————
「うわぁあああああああああああああ!!!」
「お願いします!お願いします!!お願いします!!おねがいしま...........ぁ」
「だれかぁ!!だれかたすけてぇええ!!!」
阿鼻叫喚。
そう、俺たちはこの地獄を作り出すよう設定された怪物であり、その姿を見た人々は、例外なく死んでいった。
そして、その姿を見ていた人々から俺たちは、こう呼ばれている。
雷電の悪魔たち。
、と
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