53話 作戦会議
四日後…。
僕の所にイザベラから手紙が届いた。話があるから家族全員集めてと手紙に書いてあった。 阿修羅とフェリクス、魔女のディアナを僕の家に呼んでと書いてあったので僕は彼らを連れて来た。
イザベラが僕の家に来た。
「ユウイチ、何度もお邪魔して悪いわね」
「いえ、大丈夫です」
僕は言った。
「本題に入っていいわね。また貴方たちの目の前に敵が現れる夢を見たのよ」
「「………」」
みんな黙った。
「敵ってどんな奴なの?」
テオは聞いた。
「敵は複数いるわ」
「複数?何人いるんだ?」
僕は聞いた。
「十三人よ」
「そうか…多いな」
僕はそう呟いた。
「イザベラよ、質問があるのじゃが」
ディアナは恐る恐る聞いた。
「何だい?」
「もしかして儂を呼んだのは敵と戦う人数が足りないからじゃないだろうな」
「その通りよ」
イザベラは答えた。
「それなら儂は帰る!」
「みんなディアナを止めて!」
ディアナは家に帰ろうとするがみんなに止められた。
「ディアナ、貴方はユウイチから力を奪ったんだから、敵と戦う責任がある」
「嫌じゃ、嫌じゃ」
ディアナはみんなに引っ張られた。
「お師匠さま、落ち着いて下さい」
魔女、ディアナにそう言ったのは、ゼノだ。ゼノは小さい頃からディアナの弟子として魔法、魔術をディアナの家で研究しているそうだ。どうやってあのディアナを説得し、弟子になったのか知りたいものだ。
「ゼノ、儂を助けろ。儂は嫌じゃ、戦いたくない」
ディアナは喚いた。
「お師匠さま、師匠が戦う時は私も付いて行きますから」
「うーん、分かった。ゼノが一緒なら良かろう」
ディアナは嘆くのを終えた。
「ゼノ!」
ルナはゼノの名前を呼び、ゼノの近くに来て両膝を突き、ゼノの両肩を持った。
「ゼノ、貴方は敵と戦うには知識、経験が足りない。行っちゃダメよ」
「母さん…」
ゼノは困った。
「良いじゃないか、ゼノももう立派な大人だ」
僕がそう言うと。
「ユウイチ、貴方が子供の時と今のゼノを比べないで。ゼノはまだ子供なんですよ」
ルナは僕にそう言った。
「ゼノ、貴方が戦う相手は貴方に容赦なんてしない。確実に貴方を殺しに来るわ」
「大丈夫だよ、母さん。僕にはお師匠さまがいるし、僕自身、お師匠さまの援護だけするつもりだから。僕も今回の戦いで勉強して兄さんや姉さんみたいに戦えるようになりたいんだ」
「意志は固いのね」
「うん」
ルナはゼノを抱きしめた。
「みんなこれを持ってきたから見なさい」
「これは!」
「王都内の襲撃される場所に印を付けた物よ」
テーブルに王都の全体図の地図を広げた。
「これから貴方たちがどの襲撃場所で敵を待ち伏せするか、言うわ」
イザベラは誰がどの場所で待ち伏せし戦うか話し始めた。襲撃の日時や敵の詳細も話した。イザベラは話を終えるとリリアと一緒に帰っていった。




