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献花と調査のための旭川紀行:旭川女子中学生いじめ凍死事件を追って  作者: 朝木深水
『娘の遺体は凍っていた』から事件を読み解く
24/33

何故、遺体は見つからなかったのか?

 前回は、被害者が永山中央公園で凍死した可能性を検証した。

 しかしその場合でも、遺体が一カ月以上も発見されないということが果たして有り得るのか疑問が残る。

 この点も、殺人や遺体遺棄が疑われる原因の一つとなっている。


 そういう訳で検証してみることにした。

 前回書いたような三角比は必要なかったみたいで、単純な比率の計算で事足りた。


 まず積雪を60センチと設定した。

 遺体の高さは30センチ。

 雪から遺体中心までの距離を50センチ。

 人物は身長170センチで、目線の高さを160センチとした。


挿絵(By みてみん)


 これらの条件は、あくまで仮定である。

 積雪により、遺体の高さは異なる。

 人の目線の高さも、高くなる可能性が高い。


 至極単純な比率の計算によると、170センチの人物が、60センチの高さの雪の背後にある、30センチの高さの遺体を発見するには、166センチまで近づく必要がある。


 メジャーを伸ばしてみればわかるが、室内だと意外と遠くに感じるが、屋外だと本当に目の前という距離感である。

 子供の場合は、より身長が低くなるので、本当に目の前まで行かないと、発見するのはまず不可能だろう。


 この計算結果だけをみれば、遺体が発見されない可能性も充分有り得るといえる。


 しかし、雪の上から倒れるなり寝そべるなりして、遺体がそこまで深く沈み込むものなのか疑問が残る。

 それに、遺体の正確な位置と状況がわからない。

 遺体は水場の近くで発見されたとされているが、南側か北側かで条件がかなり異なる。

 一メートルの違いで、結果が左右されるだろう。

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