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侠女剣風  作者: 東武瑛
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李英風

花琳は馬を走らせ隣街に向かった。

街に着くと武館を訪ね父と懇意の道場主、陳に事の次第を告げた。

一通り花琳の話を聞いた陳は「少林寺の李英風先生に助けを求めましょう」と言った。

陳は李への手紙を書き、少林寺に伝書鳩を飛ばした。

その頃、劉達は武館で宴会を開いていた。

「明日から街の奴等から金を徴収する。その代わり俺達が護ってやるとな」劉が言った。

黄はニヤケながら聞いていた。

「だが、あの女、気になるな」劉が言うと「女1人で何ができる。気にするな」と黄がキセルを吹かしながら言った。

翌朝

少林寺

李英風が境内で棍の練習をしている。

僧が近ずいて言った。

「李先生、大師がお呼びです」

大師は手紙を持って李を待っていた。

「大師、どうしました」

「旧い友人から手紙が来た。どうも悪い奴等に困っている人がいるらしい」

「ならず者ですか?」 

「そうだが、かなりの剣の達人らしい」

そう言って大師は剣を取り出した。

「お前の棍法は一流だが万一のため剣も持っていくと良い」

李は大師から剣を受け取り鞘から抜いた。

「わかりました」と言い、剣を鞘に収めた。

「では早速、行って参ります」

李は白馬に乗り街に向かった。

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