第4話
その後、今後の授業についてや、施設についてなどいろいろな説明があり入学式のホームルームは終わった。
「それではみなさん、明日は健康診断ですから忘れないで下さい。さようなら。」
今川先生に対してみんなは「さようなら。」と返事を返す。
今川先生はその返事を聞くと教室から出て行った。
「みんな、星間戦争しようよ!」
岡さんが教卓へと進むなりクラス全員に語りかける。
「そうっす、やりましょう!」
後藤君が続ける。
「ところで、星間戦争ってなに?今大流行してるゲームだって言ってたけど。」
泉が続ける。
「星間戦争っていうのはね…。」
岡さんは泉に説明を始めた。
―星間戦争―
今、大流行している仮装空間において5人1組(艦長・副官・操舵手・砲手・通信手)で軍艦(戦艦・空母・巡洋艦・駆逐艦・潜水艦)に乗り込んで戦うものである。
日本、英国、独逸、ソ連、米国の5つのグループにわかれて海域を奪い合い、首都が陥落すると敗北となり、残り2か国となると最終決戦を行い1シーズンが終わる。
軍艦は、さまざまなカスタムを行うことができ、同じ艦であっても特色を出すことができるのも人気の理由である。
現在は第3シーズンが始まったばかりである。
「へぇー、そうなんだ。それでグループはどうやって決めるの?」
「そうだねぇ、例えば好きな軍艦があるから乗りたいとか、各国の特性を見て決めるとかかな。」
「各国の特性?」
「そう、特性。」
岡さんは続けて説明する。
日本:駆逐艦の能力が高い 撃沈・破損からの復帰が遅い
独逸:潜水艦の能力が高い 空母の能力が低い
英国:戦艦の能力が高い 装備の値段が高い
ソ連:なし
米国:撃沈・破損からの復帰が早い 全ての艦の値段が高い
「ソ連は特性ないんだね。」
「そうなの。けど、逆に自分の実力と艦のカスタマイズのみで戦えるから中級者以上に人気なの。」
「そうなんだ。」
泉は真剣な顔で岡さんの説明を聞いていた。




