二度ある事は~とか、三度目の~とか言うじゃん?あれってつまり、二度目は確実にあるわけで
それなんてエロゲ
前回のお話
いい流れでロリ巨乳なパーティーメンバーが出来たでござる。
しかも可愛いときている。周りの負け組共の視線が痛いぜ…フッ。
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パーティーメンバーが出来たってのに、まだ一歩目を踏み出せてない件。
地味にすごくね?
行動する前にパーティー作るとかもう世界記録レベルなんだけど。
あ、勿論リアルでパーティー組もうなー!とかゲーム開始前からパーティー組んでるリア充は除く。
まぁなんだかんだと色々なものに邪魔されて動けていない。せっかくの連休が消費されていくが、まぁ、美少女とのふれあいの方が価値高いよね!
「じゃあ、行きましょうかっ!」
鼻息荒く、自信満々。彼女はガシリと俺の手を掴むと意気揚々と歩き出した。大事な一歩目は何の気概もなく果たされてしまった。
でも女の子に引っ張られて移動するとか、王道のラブコメじゃんよ。
おいそこのお前、最近の少女漫画でも中々見ない王道だぜ?お?羨ましいかね?
ん?ハハハ、セクハラでGMコールしようともGMさん方は公明正大公平無私、そんな私利私怨な訴え等通るものかね!
大体、手を握ってきたのは彼女の方なんだからなっ!
優越感に浸りながら困っちゃうよなーでへへーなんて言いながら歩いていた、次の瞬間。
前の巨乳がコケた。間違えた、桃華ちゃんがコケた。しっかりと俺の手を握ったままで。
この俺がイケメンの様に「おっと、危ないよ」なんて支える事が出来るはずもなく。しっかりと巻き込まれて一緒にコケるわけで。目の前には先行する桃華ちゃんのお尻があるわけで。
「きゃっ」
「え、あ、ちょ、まっ」
――――その事故の瞬間を、後に被害者Aさんはこう語る。
『さらに強くなる視線なんて、もはや気にしてなどいられなかった。
迫る尻。
にわかに沸き立つ歓喜。
そして、視界の端に映るのは鬼のような形相でGMコールを連打する奴ら。
それが、最後の記憶です。』
その証言に対して、GMコールを押していたという方は誇らしげに、こうコメントを返してくれました。
『あぁ、俺は確かにあの時、16連射を超えたね。』と。
え?公明正大も公平無私も同じ意味だって?
だってほら、大事なことは二回言うのがお約束でしょ?