表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ひのきのスティックはさいきょーのぶき(笑)!!  作者: ピンクのぽんちょマン
6/38

二度ある事は~とか、三度目の~とか言うじゃん?あれってつまり、二度目は確実にあるわけで

それなんてエロゲ

前回のお話


いい流れでロリ巨乳なパーティーメンバーが出来たでござる。

しかも可愛いときている。周りの負け組共の視線が痛いぜ…フッ。


^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

パーティーメンバーが出来たってのに、まだ一歩目を踏み出せてない件。

地味にすごくね?

行動する前にパーティー作るとかもう世界記録レベルなんだけど。

あ、勿論リアルでパーティー組もうなー!とかゲーム開始前からパーティー組んでるリア充は除く。


まぁなんだかんだと色々なものに邪魔されて動けていない。せっかくの連休が消費されていくが、まぁ、美少女とのふれあいの方が価値高いよね!


「じゃあ、行きましょうかっ!」


鼻息荒く、自信満々。彼女はガシリと俺の手を掴むと意気揚々と歩き出した。大事な一歩目は何の気概もなく果たされてしまった。

でも女の子に引っ張られて移動するとか、王道のラブコメじゃんよ。

おいそこのお前、最近の少女漫画でも中々見ない王道だぜ?お?羨ましいかね?

ん?ハハハ、セクハラでGMコールしようともGMさん方は公明正大公平無私、そんな私利私怨な訴え等通るものかね!

大体、手を握ってきたのは彼女の方なんだからなっ!


優越感に浸りながら困っちゃうよなーでへへーなんて言いながら歩いていた、次の瞬間。

前の巨乳がコケた。間違えた、桃華ちゃんがコケた。しっかりと俺の手を握ったままで。

この俺がイケメンの様に「おっと、危ないよ」なんて支える事が出来るはずもなく。しっかりと巻き込まれて一緒にコケるわけで。目の前には先行する桃華ちゃんのお尻があるわけで。


「きゃっ」


「え、あ、ちょ、まっ」



――――その事故の瞬間を、後に被害者Aさんはこう語る。


『さらに強くなる視線なんて、もはや気にしてなどいられなかった。

 迫る尻。

 にわかに沸き立つ歓喜。

 そして、視界の端に映るのは鬼のような形相でGMコールを連打する奴ら。

 それが、最後の記憶です。』


その証言に対して、GMコールを押していたという方は誇らしげに、こうコメントを返してくれました。

『あぁ、俺は確かにあの時、16連射を超えたね。』と。



え?公明正大も公平無私も同じ意味だって?

だってほら、大事なことは二回言うのがお約束でしょ?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ