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異世界最強魔剣士の父と現実世界最強の魔導師の母をもつ子供が異世界転移  作者: めいがしん
第4章〜火の魔王イブリース篇〜
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第76話 魔王のその先



「ハァハァ。ハァハァ。ヒヌアン様!!大変です!」


「なんだ?騒がしいな。どうしたって言うんだ?」


「風の魔王パズズです!パズズがラーヴァナの配下と協力して後退していた軍を進軍させました!!」


「な、なんだと!!パズズは人国と和平を結んでいる!本当に確かなのか?」


「間違いありません。4枚の翼に緑色の肌。それに、全てを見透かす赤い目。あれは魔王パズズです」


「ちっ!ここにきて裏切りか。まずいな、ローレンはアイル達の方に向かってる。こちらに風の魔王ということは、あっちにはラーヴァナがいる可能性もある…。くそっ!」


「ヒヌアン様。いかがなさいますか。」


「パズズは俺が直接相手をする!取り巻きの魔人達はお前ら勇者候補達に任せる。皆に伝えろ!俺も前線に出る!ここで風の魔王を討伐するぞ!!」

ヒヌアンは背中の大剣を手に取り、前線に飛び出していった


「火魔法 火炎斬ヒヌフレイド!!」

立ちはだかる魔物を次々と焼き斬り、パズズの元へと進んでいった


「お前たち!火の魔王は俺が相手をする。無駄な犠牲がでるだけだ、他は勇者候補達にあたれ!」

パズズが指揮をとり、ヒヌアンの前から魔物たちがゾロゾロと離れていった


「やはりお前だったか、パズズ!!どうゆうことだ?和平はどうした!?」


「フフフッ。和平?俺はその時その時で優勢な方につく。これからの時代は魔の時代だ。人は邪魔でしかない。ここで裏切っても誰がそれを裁く?」


「ちっ。こんなやつと和平を結んだ国王達を恨みたくなるぜ。しかたねーよな。お前はここで俺が討伐する!!火炎斬ヒヌフレイド

ヒヌアンの大剣に熱い炎が吹き荒れ、パズズに向かって攻撃を仕掛けた


魔風ヒュード!」

パズズの翼から放たれた緑の風が吹き荒れた


ヒヌアンの炎とパズズの風により大爆発が起こり、戦場は熱風にのまれていった


一方、アイル達の元に向かっていたローレンは


「!!。戦場でまた爆発が。この魔力はヒヌアンか!?。何が起こっている。…とにかくアイル達の元に急がねば…」

ヴァイスに乗り、アイル達の元へと向かっていった


数時間して、アイルとルドラがいる戦場に降り立った

すると、そこには見るも無残な光景が広がっていた


戦場は血に染まり、アイルが率いていた軍や勇者候補達は死に体で地面に転がっていたのだった

その戦場に立っていたのは魔王ラーヴァナ、2等級のガルダ、1等級のヴァーユだった

そして、ラーヴァナの前には血まみれのアイルが倒れていた


「う、うそだろ…」


「…なんだ光の勇者か。会うのはアンデルと一緒にいた時以来だな」

ラーヴァナがローレンに気づき言った


「これはこれは。ローレン・デルホートじゃないですか。アンデル王国ではお世話になりました」

ガルダがお辞儀をして言った


「お前たち…一体何をした!!」

ローレンは剣を構え、大声を出して言った


「何をした?見て分かるだろ?我に対抗してきた腑抜け共を殺しただけだ?お前たちも我の軍を殺してきただろ?同じことだ」


「同じなものか!お前がノンデル王国で暴れなければこんな事態にはならなかったんだ!」


「そうだな。だが、力を見誤って攻めてきたお前達がいけないのだ。さて、水の勇者もここまでのようだな。あの時の傷の借りは返したぞ」


(アイルの魔力が感じられない…。くそっ!)

「ルドラはどーした?」


「ルドラ…。あー風の勇者か。出てきていいぞルドラ!」


突風と共にルドラは現れた


(なんだ、雰囲気が違う。それに戦場では考えられないほどの薄着)

「どうゆうことだルドラ」


そこに現れたルドラの開けた胸元には【羽のついたひび割れたハート】のタトゥーがはいっていた

「ごめんなさいね。ローレン。私の正体はブリンガンのリーダーなのよ!」


「本気で言ってるのか?ルドラ!!」


「本気も何も事実そうなんだから仕方ないわよね。私達が裏切った時のアイルの顔ったら、たまらなかったわー!」

ルドラは体をビクビクさせながら言った


「達?」


「鈍感ね。風の勇者候補達はブリンガン幹部なのよ。きなさい!」


「はい。ルドラ様」

緑色の髪をし、肩にブリンガンのタトゥーが入った、リースが現れた


「お呼びですか?」

茶髪のロングでパーマのかかった髪、そして右手にはタトゥーが入った、フリルが現れた


「光の勇者もざまぁーねーな!」

白髪の青年で頬にタトゥーの入った、シータが現れた


「人類最強もこんなものか」

長髪で眼鏡をかけ、首にタトゥーの入った、グリスが現れた


「…」

小柄で左手にタトゥーの入った、ガルアが現れた


「さて、ローレンよ。魔王とその側近2人、元風の勇者と元勇者候補達を相手に勝てるか?」

ラーヴァナは不敵な笑みを浮かべ言った


「死んでも勝つ!お前達は絶対に許さない!!」

ローレンのからだから光の魔力が溢れ出た


「フフフッ!!いい魔力だ。まぁ、戦いの前に少し話をしよう。魔人が魔王になるには人間を1万人以上殺すこと。では、我は水の勇者と勇者候補、そしてウェスタンとノンデルの軍勢6万を殺したわけだが。どうなると思う?」


「質問の意図がわからないな。魔王も勇者も最高到達点。それ以上も以下もない!」


「本当にそうか?なら、見せてやろう。これが我の計画の成功した姿だ!!」

ラーヴァナの魔力がローレン以上に溢れ出て、戦場中を飲み込んだ

そして、魔力が定まり現れたその姿は元の魔王ラーヴァナの姿とは一変していた

「これが、魔王のその先。魔神だ!!」

ご愛読ありがとうございます^ ^


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