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異世界最強魔剣士の父と現実世界最強の魔導師の母をもつ子供が異世界転移  作者: めいがしん
第4章〜火の魔王イブリース篇〜
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第75話 戦争



約3か月前


南の大国【アンデル王国】、北の大国【ノンデル王国】、東の大国【オリエンス王国】、西の大国【ウェスタン王国】がそれぞれ3万の軍勢を勇者達が率いて魔王ラーヴァナ討伐に向け進軍した


ラーヴァナが領主を務める魔国クリシュナとウェスタン王国の国境の境、妖水の谷の手前で各軍が合流した


第1軍、ローレン・デルホートが大将となり率いるアンデル軍

中将には光の勇者候補、カイン、イアン、コリン、アンソ。


第2軍、ヒヌアン・ウェスタが大将となり率いるオリエンス軍

中将には火の勇者候補、ロビン、トニー、アレク、レイ、ダグラス。


第3軍、アイル・ヒュードルが大将となり率いるノンデル軍

中将には水の勇者候補、ネイラ、クルー、リン、ロド、リーシ。


第4軍、ルドラ・ヴァータが大将となり率いるウェスタン軍

中将には風の勇者候補、リース、フリル、シータ、グリス、ガルア。


「よし、そろそろ国境付近の妖水の谷だ!ここで分かれるぞ!俺とヒヌアンの軍。アイルの軍はウェスタン軍と共に先見隊として向かったルドラ達と合流してくれ!」


「先見隊の情報だと、ラーヴァナ軍も進軍を開始したらしいからな。お前ら!気を抜くなよ!」

ヒヌアンが威勢よく言い、軍の指揮を高めた


すると、目の前から魔物の大軍が見えてきた


「ローレン様!ヒヌアン様!魔物の軍が現れました!」


「数は?」


「…約5万の軍勢です!率いているのは…。ラーヴァナ配下4等級のアルナ!同じく、3等級のジャターユです!」


「ここでお出ましとはな!開戦の火蓋は俺がきる!火魔法 活火山ヒヌヴォルケーノ!!」

ヒヌアンの斬撃と共に斬られた地面から、高熱の火魔法が放たれ、魔物軍を焼き殺した


「みな!続け!ここから人類の開進の始まりだ!!」

ローレンが剣を掲げ、軍に命令した

そして、人国側と魔国側の戦争が始まった


「ロビン達は四方に散らばり、各隊の指示を取れ!早まって進むなよ!」

ヒヌアンが勇者候補達に命をだした


「カイン達もヒヌアンの候補生と共に行け!」

ローレンも指示を出し、両勇者候補生達は四方に向かっていった


それから2週間、妖水の谷での戦いは続いた。

魔軍側被害数2万、人軍側被害数3万と

人軍側が押されているにもかかわらず、魔軍側をジリジリと追い詰めていった


「ちっ。今ひとつ決定打にかけるな」


「そう焦るなヒヌアン。戦争とは、主力の潰し合いだ。全体像にばかり囚われていたら、足元を救われるぞ。…たが、少し変だと思わないか?」


「何がだ?」


「いや、2週間も戦いが続いているのに、アイルとルドラの連絡がこない。もしかするとあっちはあっちで戦いが始まっているのかもしれないな」


「どーだかな。もしくは魔王城に攻め込んでるなんてこともあるんじゃないか?」


「いや、それはないだろ。東側から回った2人の軍で俺たちの前の魔軍を挟み撃ちにするのが最善だ。それがないってことは直接ラーヴァナ城に向かったとは思えないな」


「たしかにそうか。それよりも、アルナとジャターユがジリジリと後退しているのが気に入らないな」


「あぁ。もしかしたら、誘導されている可能性もある。兵の疲労も困憊しているから、何かあってからでは遅いな」

ローレンとヒヌアンが喋っていると

突如大きな水飛沫と爆発音が立ち込めた


「な、なんだ!」


「なにごとだ!」


「失礼します!」

そう言ってカインが2人のテントに入ってきた


「どうした?なにがあった?」


「妖水の谷、東側にて巨大な爆発音と水飛沫が上がりました。我が軍には被害は出ていませんが、おそらく…」


「東側…。アイル達の方か!」


「ローレン!」


「ヒヌアンここは任せる!俺はアイル達の方に向かう!行くぞ!ヴァイス!」

ローレンは白竜に跨り、爆発の方へと飛び立った


一方、魔軍側では

「ジャターユ!光の勇者が行ったぞ!」


「さすがラーヴァナ様の采配だな。よし!今が攻め時だ!お願いしますよパズズ様」


「フッフッフ。やっと出番か。ラーヴァナのやつは計画通り進めたみたいだな。ここからは風の魔王パズズが指揮をとる!皆、俺に続くがいい!!」

蝶のように翼が生えた緑の鳥人が大きな声で叫び、魔軍は侵攻を進めた

ご愛読ありがとうございます!


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