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異世界最強魔剣士の父と現実世界最強の魔導師の母をもつ子供が異世界転移  作者: めいがしん
第3章 〜グルーシスダンジョン攻略篇〜
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第61話 女心



3人はスーラからの衝撃の事実に唖然とした


「…まさかルシフェルがカサンドラを封印した張本人とは。」


「ルシフェルは空からカサンドラの封印について聞いてるんでしょ?なんで答えなかったのかしら。それに、ルシフェルが封印したのが本当なら空の異世界転移もルシフェルが元凶ってこと?」


「ちょ、ちょっと待ってください。たしかにルシファー様は堕天使ルシファーとして人々から恐れられています。ですが、それはルシファー様が天界からこちらの世界に堕ちた時に武力行使しようとした人々を武力で殺めて魔王になりついた名です。それでも、ルシファー様は人々とは共存を図るため第一線を歩んでいる方でもあります。ですから、ルシファー様が全て悪いと判断しないでもらいたいです。」


「でも、ルシフェルがカランドラを封印しなければ空はこっちの世界にくることはなかったのよ!空の気持ちも考えてあげて!」


「それは、わかっています!ですが、ルシファー様は…」


「2人とも!少し落ち着くんだ!…ルシフェルがカサンドラを封印しなければこっちの世界に僕がくることもなかったかもしれない。だけどルシフェルが何の理由もなくカサンドラを封印するとは思えない。ルシフェルの思想も言動も悪い人とは思えないからまだ僕たちには言えない何かがあるんだろう。それについては僕たちが憶測で考えられる情報が少なすぎる。それと、僕はこの世界に来たことを後悔なんて一度もしたことないよ。だって、転移があったからリルやコウ、この世界の人たちに会うことができたんだ。心配してくれてありがとうリル。」


「…たしかにそうね。ごめんなさい。少し言い過ぎたわ…。」


「こちらこそ頭に血が上りすいませんでした。帰ったらルシファー様にみんなで聞いてみましょう。」


ふぅー。このまま口論が続いても憶測の中で言ってるだけだから正解がない。2人とも聞き分けがよくて助かった…。

それよりも、リルに聞いておかなくちゃな。


「リル。それより…。」


「空!大変!トーレが!ポーションで回復しているはずなのに!」


するとそこにはポーションで回復したはずのトーレがサムパーティにやられた姿とまるで変わらずに倒れていた


「!?。どゆうことだ。トーレ話せるか??」


「うぅ…。」


「コウ!」

空がコウに原因を問いかけるように名前を呼んだ


「…。そもそも、トーレがボロボロな姿の時点でおかしいですよね。トーレ、つまりダークドライアドは精霊ですから殺すことは不可能なはず。トーレの姿から見ても打撃を受けた傷のようですし…。」


たしかにコウの言う通りだ。だとすると、サムパーティはどうやってトーレをこの状態までにすることができた?

「…例えば、ドライアドを殺すことはできないとしても本体の精霊樹を叩いたとしたらどうなる?」


「!!。それなら、トーレ自身を攻撃すること同じです。そうか、サムパーティは精霊樹を攻撃してトーレを呼び寄せたのか!!」


「ならどうやったら回復すると思う?」


「本体に攻撃ができるなら回復もできるはずです。精霊樹にポーションをかけることで回復するはずですね。」


「なら、すぐにトーレの本体がある場所に行かないとだな。今ここは7階層か。確かトーレの本体は10階層にあるんだよね?」


「はい。私が以前ダンジョンに来た時は10階層の真ん中に巨大な1本の木が立っていました。多分それでしょう。」


「なら。えーっと。僕が行ってくるよ。」


「いや、私が行くわよ!この中で1番体力も魔力も温存してるし!!」


「いいえ!私が行きます!私は一度ダンジョンを攻略していますし、鼻も効きますから!」


「2人ともいいかい?コウは僕たちよりも精霊について詳しい。トーレの様子をみつつ残って何かあった時のために対処をお願いしたい。それに僕には泥狼ボルボロスがあるから探索ができる。だからリル1人で行くよりも僕の方が効率がいい。これでいいかい?」


「…わかったわよ。」


「…たしかにそうですね。お願いします。」


ふぅー。また始まるところだったな…。

たしかに、僕が行った方が効率はいいのは事実だけど、それは建前で…。

本音を言うと、リルとコウがピリピリしてるからこの場の空気から離れたいんだよね。

僕が元の世界にいた時に女性と付き合っていたことがあったけど、クラスの女子が休み時間に僕の席にたまたま座っていてそれを彼女が見てその女子生徒と口喧嘩が始まり気まずい雰囲気が流れ、それを母さんに話したらお腹を抱えて笑い、「若いっていいわね!」って言われたことを思い出すな。

リル達がそれと同じってことはないけど…。

女心を分からない僕からしたら、変な言動で地雷を踏むくらいなら泥狼ボルボロスの爆発に巻き込まれた方がマシだと思うよ…。


「よし!そろそろ行ってくる。コウから見てトーレはどのくらいもちそう?」


「そうですね。断言はできませんが、もっても2日ですかね。精霊族は生命力が並みのそれではないのでそのくらいはもつと思いますが、あまり時間はかけられません。」


「分かった。急いで向かうようにするよ!それじゃ、リル!コウ!頼んだよ!」


「気をつけて行ってね。」


「はい。任せてください!」


空はリル達と別れトーレのいた部屋へと戻った

そこには8階層に続く魔法陣が現れていた

空は、魔法陣に入り8階層へと転移して行った


ご愛読ありがとうございます。


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