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異世界最強魔剣士の父と現実世界最強の魔導師の母をもつ子供が異世界転移  作者: めいがしん
第3章 〜グルーシスダンジョン攻略篇〜
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第58話 スーラとの戦い③



雷剣ボルテクスソード


「闇魔法 重力操作グラビティオペレーション

空は重力を操り自身を軽くした

「闇魔法 闇剣斬三トレスシュバルツエスパーダ

空の剣が漆黒に染まり、3本の黒いオーラが纏った


空とスーラが剣を振りかざし、お互いの剣技が相対した


キンッキンッ、バチッバチッ


お互い一歩も引かずに剣と剣が重なり合う


空が剣を振り払い間を空けて、左手を前に出した

「火、闇魔法 黒槍炎殺フレイムシュバルツメナス

空の周りに10本の闇の槍が現れ、それを炎が纏った

爆炎泥狼バーンボルボロス

空の錬金術と火、風魔法で地面から赤みを纏った狼が10体生成された

「行け!」

狼がスーラに向かうのと同時に空は左手を振り下ろし黒炎の槍をスーラに放った


「魔法とスキルの組み合わせね!よくできてるけど甘いわ!」

雷蛇ボルテクスサーペント

スーラの左手から放たれた雷の蛇はスーラの体に巻きついた

雷撃ボルテクスブレード

スーラは雷の斬撃を狼達に向かって放った


「燃え尽きろ(バーンアウト)」

スーラの斬撃が当たるのとほぼ同時に狼達は大爆発を起こした

爆発の勢いで砂埃が巻き起こった

砂埃がスーラの周りを漂い、その中に空の放った黒炎の槍が入っていった


空の黒炎の槍でさらに爆発が起こり、黒煙と砂埃が立ちこもった


コウがリルの回復の手伝いをきりあげて空の横に現れた


「やりましたか?」


「いや、まだだろうね。攻撃を仕掛ける前に雷の蛇で身を守ってるのが見えたから決定打には欠けると思うよ。」


そこに、回復を終わらせたリルが到着した


「しぶといわね。私の剣技でも無理だったし、相当強いわね。」


「もお回復は大丈夫かい?」


「ええ!コウのおかげでね。間を繋いでもらって助かったわ。ありがとね。ポーションも残り少ないわ。慎重に戦わないといけないわね。」


コウが鼻をすすって匂いをかいだ

「!?。きますよ!」


コウの言葉と同時に立ち込めた土煙を払うように雷撃が飛び交った

そして、煙が消え去りスーラの姿が現れた


「いやー。いい攻撃だけど私には効かなかったねー。空、弱すぎない?1対1ではリルの方が強いし、身体能力ならコウの方が強いでしょ?まぁ、3人共私より弱いから関係ないんだけどさ。」


それを聞き空がフッと笑った

「スーラ。確かにスーラは僕たち3人よりも強いと思う。だけど、それは個人で戦った場合の話だろ。僕たちはパーティーだ。相手が僕たちより強いなんて前提の話であって、それをパーティーの連携チームワークで倒すのが基本。高みの見物はいつまで続けられるかな?」


「…。へぇー。それがパーティーだって言うのなら、私に殺されるのも連携チームワークってものよね。」

雷撃咆ボルテクスキャノン

スーラが左手を前に出し掌に雷がバチバチと音を鳴らしながら集まっていく


「リル、コウ。作戦がある。あの技は僕が止めるから2人は遠距離魔法でスーラを足止めして、作戦を伝える時間を作ってくれ。」


2人は頷き、手を前に出した


「いっけぇーー!!」

スーラの言葉と同時に圧縮された雷が空達に向かって放たれた


「闇魔法 我無闇還ガブリエル

空の闇魔法、天長主剣ミカエルで空の周りに漂っていた黒いオーラは形を変えて空の右側の背中へと周り、右翼と成った。

そして空は剣を突くようにスーラの方へと向けた


(これは、ルシフェルと対峙した時の技?でも、なんだろう、あの時の嫌な感じがしない。むしろ、空の優しさのような暖かさを感じる…。)


(あの時は空を侵食するように見えた闇魔法だったけど、この技は完全に空が主導権を握ってる。本当に成長したんですね、空。)


虚空ヴォートオスクロル

剣先に漆黒に光る闇の光が集まり、一気にスーラの攻撃へと向かって放たれた


その攻撃はスーラの攻撃に引けを取らない威力で一直線に向かっていった


そして、雷の青白い光と漆黒の闇の光が勢いよくぶつかり合った


地面は抉れ、技の勢いで強烈な風が吹き荒れた


「やっと見せたね!我無闇還ガブリエルいい技だ!!気を抜いたらこっちが負けかねない!!でも、負ける気なんて無いよ!!」

スーラは余裕の笑みを浮かべて技を放ち続けた


一方空は、歯を食いしばり技を放っていた

くそ、なんて奴だ。こっちが気を抜いたら一気に負ける。スーラの技は止めるって言ったなら、こっちは止めるしかないんだよ!!

「リル!コウ!頼んだ!!」


「わかったわ!!」


「任せてください。」


リルとコウは左右に別れた


「火魔法 獄炎天虎レッドティーグルインフェルノ

リルは赤蒸天虎レッドティーグルの5倍の大きさはあるであろう最大の火魔法をスーラに向け放った

その姿は地獄の烈火の如く赤くそして黒光りを帯びた虎の形をしていた


「風魔法 暴風天狼プレーステールウルフ

コウから放たれた風魔法はビューと大きな音を立てて回転しリルの魔法と同等の大きさの狼が現れた

その風の強さは、空とスーラの攻撃によって巻き起こされた風すらも跳ね返すほどの勢いがあった


「いっけぇー!!!」


「これでもくらぇ!!」


2人の言葉と同時にそれらはスーラに向け放たれた


(!!!。威力は空の攻撃以下だけど、防がないとこれはまずいかな!!)

スーラは攻撃をうまく操り空の攻撃の少し下に軌道を変え、空の攻撃を上に逸らした

そして空とスーラは攻撃を共に止めた


「空!スーラが守りに入るわよ!!」

リルが先見眼で先読みをした


「雷大蛇「ボルテクスグロースサーペント」」

雷で出来た大蛇がスーラを大きく囲み守りに入った


リルとコウの攻撃はそのままスーラに当たり

炎と風で辺り一面に爆発が起こった


「ハァ…ハァ…。リル!コウ!今のうちに!」

リルとコウは空の元へ集合した


「空、大丈夫ですか?すぐにポーションを!」


空はコウに言われ、すぐさまスキル収納のアイテムボックスから特ポーションを取り出し、飲んだ


ゴクッゴク…

特ポーションが残り1つに強ポーションが残り3つ…

これ以上の長期戦は無理だ。次で決着をつけるしかない。

「2人とも聞いてくれ……。」

空は2人に作戦を話した


「…なるほど。その作戦だと間を繋ぐ時間が必要ですね。」


「あぁ、1分…。いや、せめて30秒あればなんとかなる。」


「空の魔法が必要となると私かコウが足止め役になるわね。けど、はっきり言ってスーラが本気を出したら私の剣技で30秒は難しいわよ。」


「なら、私がやるしかないですね。まだ奥の手も残してるんで。」


「獣化か…。…。なら、コウに任せる。僕とリルは作戦通りに動く。あまり無理をしすぎないでくれ。」


「わかりました。私1人で倒せそうなら躊躇なくやりますからね。」



爆煙が徐々に消えると、スーラはリルとコウの攻撃を無傷で受けその場に立っていた


「ふぅー。次は何を仕掛けてくるんだい??」


「今度は私が相手をしますよ!!」

「ユニークスキル 獣化!!!」

コウが獣化を発動すると足元の地面が抉れ、体に黒い唐草模様に似た文様が浮き出た

そしてコウの手足の灰色の毛と腰まで伸びた灰色の髪は逆立ち、周りの空気が揺らぐほどの闘気を漂わせた

「行くぞ!!」

その一言を残し、地面を大きく蹴り、一瞬でスーラに攻撃を仕掛けた


(!?)

スーラはコウの鉤爪による攻撃を左手で防いだ

「これが、獣人族の一部のみが使えるユニークスキル獣化!!相対するのは初めてだ!!面白い!!」


コウは伸びた牙で歯軋りをしながら言った

「笑っていられるのも今のうちですよ。獣人族の本来の力見せてやる!!!」

あけましておめでとうございます。

昨年は作品を読んでいただいてありがとうございました。

今年もできるだけ良い作品を執筆できるよう全力で励んでいきますのでよろしくお願いいたします。


さて、今回のお話について余談として少し触れたいと思います。

ポーションについてですが、ポーションは日に5本しか飲むことができません。これはどのランクのポーションを飲んでも同じです。それ以上飲むと副作用で、目眩、吐き気、そして貧血で倒れることなどの症状がでます。

空達はダンジョンに入る前にそれなりのポーションの数を用意していましたが、思いのほか魔物やダークドライアドの強さによりポーションを少しずつ消費していました。


次に、獣人族のユニークスキル獣化についてです。

獣化は身体強化魔法とは異なり、体力を消費して使える技になります。

身体強化魔法は魔力を消費して自身を強化しますが、獣化は体力つまり、HPを消費することにより自身を強化するスキルになっています。


もちろんHPが0になった時点で死に至ります。

コウの獣化の制限時間は30秒。これは、今のコウが最大限HPを消費して獣化を使用できる時間です。

HPが0になることはないですがほとんど消費してしまいます。


HPが0で死に至りますが、魔力が0になった場合は死に至りません。

ですが、魔力が0の時点で魔力回復にHPを消費します。

魔力が減ると疲れや、体のだるみが起こり戦闘できる状態ではなくなります。


余談が長くなり申し訳ありません。

この作品が少しでも面白いと思っていただけたら

ブクマ、評価、感想していただけると幸いです。

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