第57話 スーラとの戦い②
【剣技 火炎の渦】
【剣技 火天の昇竜】
【剣技 真炎創火】
【剣技 火蝶舞踊】
リルは多数の剣技を使いスーラと相対している
「ハァハァ。ハァハァ。しぶといわね!」
(くそ。ここぞってとこで攻めきれない。先見眼を使って予知して戦ってもあっちが雷を纏っている分スピードが速いから私の反応速度が追いつかない。先見眼が無かったらとっくにやられてるわ。)
スーラは槍でその剣技を捌いていた
「ハァハァ。当たり前でしょ!倒れはしないわ!!見事な剣技だよリル!」
(槍相手にここまで詰めて戦闘をしてくるなんて…。この子多体1より1対1の方が実力を発揮するタイプね。そうなると、空達のパーティーではこの子がキーマンってとこかな…)
「まだ楽しもうか!リル!!」
スーラはリルに向かい槍を突いた
「はぁ!!」
リルはそれを交わそうとする
しかし、槍がリルに到達する直前で槍先が三又に分かれた
(!!。形状をトライデントに変えた!?。形状変更も可能なの!!)
だが、リルはそれすらも予知している。
剣で受け流しそのまま剣技へと入った
【剣技 炎灯篝火】
リルは上下左右全てに超スピードで剣を振った
(これは!まずいね!)
「雷蛇」
スーラの左手から出された雷の蛇はスーラを巻きつき鎧となった
「関係ない!!このまま決める!!ハァァァ!!!」
ギンッギンッギンッとリルの剣がスーラの鎧に向けて剣を振りかざしていく
スーラに巻きついた蛇の鎧はリルの超スピードの剣技で剥がされていく
そして全て剥がさられるとリルの剣技も終了した
「まだまだ!!」
【剣技 真炎創火】
リルは右手の剣を後ろに引き、そのまま一気に前に突いた
リルの剣からは風に靡く炎の音が大きく聞こえた
そして、その剣がスーラの腹部に直撃し、スーラは後ろに吹き飛ばされたのだった
(!?。この感触は。)
スーラは真後ろの壁まで吹き飛び直撃した
土煙と壁の石がボロボロと落ちる中スーラは立ち上がった
「いやぁーー。見事な剣技だね!本当に強いや。」
スーラの腹部の服は焼け落ち、肌が露出している
だが、まともにくらったはずのスーラは出血もしていなかった
「後ろに飛んで私の剣を避けたようね。でも、衝撃までは避けられなかったようね。」
リルはスーラを見て言った
「大正解!!先見眼の使い手なだけはある!流石だね!!…!?。グハァッ!!」
突如スーラは吐血した
(!?。どうゆうことだ?完璧に回避したはず!まさか、衝撃だけでこの威力なのか??)
「どうやらホムンクルスにも血はあるようね!安心したわ!!」
「へぇー。驚いたな。でも、余裕ぶっていられるの?リルも結構ボロボロみたいだけど?」
スーラはリルと相対している間、雷の槍から雷による攻撃を細かく入れていた
そのせいか、リルにも切り傷が多数つけられていた
「あらどうかしら?あなたも私の突き以外の傷が見あたるけど?」
スーラの蛇の鎧はリルの剣技を完全に防ぐことはできず致命傷にはいかないが斬り傷がついていた
(このままじゃ、まずいわね。1回の戦闘でここまで剣技を出したのは初めてだわ。それも連続で。足と腕が震え始めてる。体力と魔力量を考えてもあとできても3回ってとこかしらね。)
リルは空とコウの方をチラッと見た
(空もコウも起き上がれるわね。そろそろ交代して私もポーションで回復を。!?)
突如スーラが槍を構えて突いてきた
「ほらほら!どうしたの!!よそ見なんかさせないよ!」
リルは必死に剣でそれを捌いていく
(!!。なんでこんなに余力が残ってるのよ!こっちは限界が近いのに!!)
「くっ!!」
「どうしたの?もう疲れたの??戦いはここからよ!!ほら!!」
スーラが槍を振り払い、リルはそれを受けて後ろに飛んだ
「雷狼」
スーラの左手から放たれた雷は狼の形となりリルに向かっていった
「くそ!!」
【剣技…】
その瞬間リルは足元の石につまずいた
(なっ!まずい。)
「風魔法 狼風斬」
コウの爪に乗せられた風が狼を切り裂いた
「リル!大丈夫ですか?」
間一髪でコウが間に入り、スーラの攻撃を止めたのだった
「!。助かったわ!」
コウがリルを抱え、地面を蹴り後ろに飛んでいった
「空!今です!」
「闇魔法 夜空」
空の剣から振り払われた黒い斬撃は三日月の形となりスーラに放たれた
「雷撃」
スーラも同じく雷の斬撃を空の技に向け放った
技と技がぶつかり合い2つの技が相殺された
そして、空とスーラの直線上の地面には亀裂が入り、技がぶつかり合った場所はクレーターのように凹んでいた
「それが4大禁忌の1つ。天長主剣で打てる技ね?」
「そうだ。天長主剣は闇魔法を霧状にして、攻撃の形態変形を自在に操れる状態だ。」
「ふーん。??。そんな技だったっけ?たしか、視認したものを無に返す技じゃ?」
「それだと魔力量が高すぎて扱えないんでね。僕なりに改良したんだよ。」
「へぇー。すごいじゃない。じゃ、その次も見せてくれるのかな?」
「我無闇還か…。出させてみなよ!」
はっきり言って。スーラの実力は僕たち3人を超越している。リルの剣技でもダメ。そして、僕の夜空も同じ力で相殺されるとなるとまずいな…。
「生意気ね。まぁ、いいわ!第二ラウンドといこうか!!」
「雷剣」
スーラ槍は剣に形を変わった
そして、そのまま空の元へと向かっていった
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