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異世界最強魔剣士の父と現実世界最強の魔導師の母をもつ子供が異世界転移  作者: めいがしん
第3章 〜グルーシスダンジョン攻略篇〜
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第52話 ダークドライアド



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 ダークドライアドLv.200 ランクA

スキル 木の精霊

    植物を生やし、操れる

    

    精霊の加護

    風属性魔法+50%上昇


ユニーク

スキル 精霊召喚

    風の精霊【上級〜下級】を召喚できる

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空達とトーレの戦闘が始まって20分が経過しようとしていた


「リル。ある程度攻撃パターンは分かったかい?」


「えぇ。基本はツルによる攻撃ね。それに風魔法で操った葉による攻撃もあるわね。葉は大したことないけど操っている風魔法を攻撃の軸にされると厄介ね。それと、さっきからコウと一緒に死角から攻撃するようにはしてるけど全部ツルを生やして防がれるわ。」


「たしかに。僕も完全に死角からの魔法攻撃を防がれたな…。」


「それは周りの緑色に光って浮いている精霊のせいですよ。」


コウはリルと交代して空の元に後退してきた


「あれが精霊?」


「そうです。ドライアドやエルフのような種族は基本精霊使いです。周りにフワフワと浮いているのは下位の精霊ですが、トーレと視覚を共有しているみたいですね。いくら連携をとった攻撃でも防がれるのに合点がいきます。それと、トーレの周りには風魔法で薄い鎧のような膜が貼ってあります。私のスピード重視の攻撃だとどうしても一撃が軽くなる分風の鎧は剥がせないですね…。」


空は数秒考えた


「…よし、ならまずは視覚の方をなんとかしよう。相手の視覚を断ったらリルと連携して攻めてくれ。精霊に通用する魔法はある?」


「基本精霊は闇魔法に弱いはずです。例外もありますがまず効くはずです。」


「わかった。闇魔法で相手の視覚を奪う。でもこの魔法は広範囲の術だから自分達の視覚も奪われるよ。」


「私は鼻があるからなんとかなりますね。」


「ならリルに伝えてくれ。リルは火魔法の感知魔法で攻撃を!僕は闇魔法の感知魔法を使う。コウがリルに伝えてから2分後に発動する。頼んだよ。」


「わかりました。」

コウは地面を強く蹴り、前線に戻っていった


コウが空からの伝言をリルに伝えコウと代わり少し後退した


「火魔法 熱源感知ピットディテクション


「闇魔法 魔力感知ソーサリーディテクション


空とリルの魔力がボス部屋を覆った


(なにか、仕掛けてくるつもり?いいでしょう。)


コウはトーレと相対しながら空の方を向いた

「空!」


「闇魔法 滅光シャットアウト

空が右手を前に出し放った魔法はボス部屋の光を無くし暗黒な部屋へと変えた



「私と精霊の視覚を断つ技ですか。なかなかやりますね。」


コウは鼻をすすり相手の匂いを嗅ぎ分けスピードに乗り果敢かかんに攻撃にはいった


コウの手数の多い攻撃はトーレの風の鎧を剥いでいき、手傷を負わせていった


「よし。攻撃が通るようになった。これならコウのスピードとリルの一撃があれば勝てる。」


「リル!!」

コウがリルに向かって叫んだ


リルの感知魔法はサーモグラフィーのように見え、まるで蛇のピット器官のようにトーレを視認することができた。


そして、空の感知魔法は魔力を感知して視認するものであり、リルほどはっきりと相手を視ることはできないが魔力の大小や動きで感知していた。


リルは素早くトーレに近づき、姿勢を低くし剣を振り上げた

【剣技 火天かてん昇龍のぼりりゅう


「風魔法 狼風双牙クルイーク

コウは風の纏った爪で攻撃をしかけた


リルとコウの攻撃がくりだされる直前トーレの魔力が跳ね上がった


(!?この魔力量は!!まずいっ!)

「闇魔法 五重魔晶結界クイントシード


部屋が光を取り戻すとほぼ同時にトーレを中心に強烈に力強い風が空を斬り裂き吹き荒れた


暗闇から明かりを取り戻しまだ目が慣れていない中、空が目を凝らしてみると

ボス部屋の壁や床には斬撃の跡のように深く抉れ、リルとコウは飛ばされていた


「ハァハァ。一体何が起きたの。」


「グゥッ。い、今のは風の契約魔法ですか…。」

(危なかった…。空の結界がなければ私もリルも重傷で動けなかった…。)


リルとコウは肩や足から血が流れていて、立てる様子ではなかった。

空の貼った結界がクッションとなり斬撃は軽減され2人に当たった。

だが、それでも軽症とはいかなかった。


「そうです。これは風の上級精霊アネモアとの契約魔法ですよ。」

突如トーレの背後に薄緑色の発色かかった女性の精霊が現れた

「今の技は風魔法 暴風鱗アネーション契約魔法の為魔力を大量と必要になりますが、私の数ある技の中で最大最速です。あと打てて数回ですけどね。」


「ご丁寧に技の説明までしてくれるとはね。」


「フフフ。警戒していただけるでしょう?」


「たしかに。2人のスピード以上の技となると厄介だね。」

空はリルとコウを見た

(まだコウの方が匂いで察知した分軽症か。)

「コウ。リルと一緒にポーションで回復しててくれ。僕が時間を稼ぐよ。」


「で、ですが空1人で大丈夫ですか??私もまだ動けます。」


「大丈夫だよ。コウも傷を負ってるんだ無理しないでくれ。それに、負ける気なんてさらさらないから任せといてよ。」

空は笑って言った


(!?。本当にあの空なの?今までの空と全然違う。それに匂いも少し強くなった?)

「わかりました。おねがいします。」


「僕の名は空。行くぞトーレ!!」

空は剣をトーレの方に構えた


「ダークドライアド。トーレ。お相手します。」

トーレが左手を前に差し出すと緑色の光がフワフワと浮き始め、地面からツルが生え出した


投稿が遅れて申し訳ありません。

そしてご愛読ありがとうございます。


この作品が少しでも面白いと思っていただけたら

ブクマ、評価、感想などいただけると幸いです。


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