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異世界最強魔剣士の父と現実世界最強の魔導師の母をもつ子供が異世界転移  作者: めいがしん
第3章 〜グルーシスダンジョン攻略篇〜
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第51話 7階層ボス戦




空が眠りについて4日が経った

空は1ヶ月ろくに眠ることもできなかった為かとても深い眠りについていた


「ん。んん…。!!。うぁっ!。」

空が目を覚ますと目の前にリルの顔があり、驚き飛び起きた


「あら。やっと起きたのね。おはよう。」

リルはニッコリと満面の笑みで空に言った


「やっと起きたんですか??おはようございます空。いきなり倒れて4日も眠りっぱなしで心配しましたよ。」


空が辺りを見渡すと焚き火を囲むようにコウとリルが座っており、そのリルの膝に空の頭があったようだ


「4日も!?そんなに寝てたの?」


「フフフ。寝てましたよ。ほんとに死んだように寝ていましたよ。」

コウは空の顔を見て笑った


「…?。リル?僕が寝てる間に何かあったの?」


「ん?フフフ。何もないわよ。さぁ!空も起きたことだし焚き火を消して冒険再開よ!!」

リルは少し顔を赤らめて笑った


「…??。」

空は首を傾げた

「あ、その前に。2人とも本当にごめん。僕が不甲斐ないせいで2人を傷つけた。」


「何を改って言ってるんですか。空はこのパーティーのリーダーなんですから空について行くのは当たり前ですよ。ただ、これからは私達の事をもっと信用して、1人で抱え込まないでくださいね。」


「そうね。まぁ、今回は許してあげるわよ。今度からは私とコウが支えてあげるから頼りなさいね。」


リルが右手を、コウが左手を空の前に出した

空は両手を出して2人と熱い握手をしたのだった


そして3人は歩き始め2、3時間が経過したところで7階層ボス部屋へと到達した


「空、久しぶりのボス戦だけど大丈夫?」


「大丈夫だよ。むしろ早く戦いたくてウズウズしてる。」

空は少し笑い答えた


「空、少し変わりましたね。前までは出来るだけ魔物を避けてきたのに、ここに来る間魔物と対峙する道を選んでますよね。」


空は7階層のボス部屋到達までの道のりでコウが魔物を索敵し、避けて通るか問うと対峙する方を選んでいた。


「んー。なんていうか。心境の変化かな?前まではリルとコウのことを案じて魔物とはなるべく戦いたくなかったんだけど…。今は2人を信用してるから戦闘するのが楽しいのかも…。まぁ、無理に戦う気はないからその時は言ってね。」


「フフフ。本当に強くなったのね空。」

リルは口に手をやり少し笑った


「そういえば空は双剣使いなのですか?この前のデルア戦での空の剣技とても凄かったですけど。」


「?いや。僕は元々片手剣しか使ったことないよ?父さんとの稽古でも竹刀一本で戦うのが主流だったしな…。でも、たしかにあの時は自分でも驚くほど攻撃がすんなり入ったんだよね。まぁ、あの時は短剣を片手に持ってたからかもね。長剣だと重くて戦いじゃ使いにくいからなー。リルの剣みたいに細くてスピード重視の剣なら二刀流で使えるかもね。」

空はリルの剣をジーと見つめながら言った


「な、!これはダメよ!私の愛用の剣なんだなら!!それに、空が双剣を使わなくたって、私と空が斬りこめばそれでいいじゃないの?」


「確かにそうなんですけど…。あの時の空の剣技と一戦交えてみたいんですよね。ヘヘヘ。」

コウは笑って言った


(コウは戦闘種族だから本当に戦いが好きなんだろうな…。)


リルはパンッと手を叩いた

「とにかく!それはダンジョン攻略したら私の剣を貸してあげるからその時にしましょ!さぁ!ボス戦に挑むわよ!」


「よし!2人とも行こう!」


3人は大きな扉を開けてボス部屋へと入っていった


ボス部屋に入ると暗がりの中に人の形をした魔物が中央に佇んでいた


「やっと来ましたか…。」


ボス部屋の松明に順々と灯りが灯された


そこに立っていたのは肌が黒く耳は長いまるでエルフのような姿をした女だった

その女の周りにはツルが生えており、緑の光が漂っていた。


「な、あれは!!ダークドライアド!!」

コウが驚きながら叫んだ


「私はダークドライアド。名をトーレ。グルーシスダンジョンのボスをうけおっています。」


「ボスだと?どうゆうことだ。グルーシスダンジョンは10階層のはず。まだ7階層目だ。最終ボスには早すぎるはずだぞ。」


「その通りです。私が前来た時はダンジョンボスは昆虫類の魔物や植物系しかいませんでした。7階層でダークドライアドがボスなんて聞いたことがありません!!」


「2人とも少し落ち着きましょう。なぜか私たちのことを知ってる様子みたいよ。」

リルは冷静に空とコウに言った


「私の主人マスターがあなた方についてお話ししてくださいました。カルディアダンジョンではニコラ様がお世話になったようで。私を倒せたら主人マスターまでの道を開きましょう。」


「空…。」

リルが空の方を向いて言った


「あぁ…。どうやら、僕たちだけ他の冒険者とは違う道をいかされているようだね。」


「さぁ、かかってきなさい。私の力とくとご覧あれ。」

トーレは両手を空達に向けると、地面から草原が生えた


3人は武器を構えて戦闘態勢に入った

「空、リル。補足までに言っておきます。ダークと名の付く種族は闇堕ち種族とも言えます。その種族は他とは違い規格外に強いです。ダークドライアドはその中でももっとも希少な種族。相当強いですよ。油断は禁物です。」


「あぁ。わかった。リルとコウは前衛を頼む。主軸をコウがリルはサポートだ。僕は後衛から魔法でサポートにはいる。無理をして攻めないように。行くぞ!!」


「オッケー!!」


「はい!!いきますよ!」


3人はグルーシスダンジョン7階層ボス戦トーレというダークドライアドとの戦闘に入った。


ご愛読ありがとうございます。

闇堕ちした魔族は魔王に匹敵するほどの力を得ます。

負の魔力を体が吸収すると闇堕ちします。

そのお話については後ほどふれたいと思っているのでお楽しみに。

ちなみに、空が眠っている間はリルとコウが交代で見張りをしていました。

片方が見張りをしているときに何をしていたかは語られるかも…しれません。


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