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異世界最強魔剣士の父と現実世界最強の魔導師の母をもつ子供が異世界転移  作者: めいがしん
第2章 〜カルディアダンジョン攻略篇〜
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第35話 雨

カルディアダンジョン入り口に戻ってきた空達。

門番が空達に話しかけてきた

「よぉ!兄ちゃん達!どーだった?攻略できたか?」


空達はうなずいた


「そーか!そーか!ならよかったな!ギルドカードにダンジョン攻略が記載されてる筈だ!それをギルドに言って見せればランクも上がるからちゃんとやっとけ!」

門番の人は丁寧に教えてくれた。


空達は礼を言い、ノンデル王国に帰ったのだった。


ノンデル王国に着き、入国をしようとしたところヴァーナが深刻そうな顔で話してきた。


「空様、リルさん。申し訳ありませんが、私はここまでです。」


空達は驚いた。

リルがすぐに聞き返した。

「なんで!?いきなりどうしたの??」


ヴァーナは答えた

「私は一旦エルフの国へ帰ります。家族が心配していると思いますので。なので次会ったときはパーティーに加えていただけませんか??」


空はヴァーナのその決意の目に拒否は出来なかった。

「わかった。その時はよろしくね。ギルドまで一緒に行ってギルドカード作ってもらうかい?」


「いえ、大丈夫です。エルフの国は西の王国の近くなので西の王国でも作れますから!」


「そうか。わかった!気をつけて行くんだよ!」

「…ヴァーナ。ありがとね!今度は絶対パーティーに入ってね!!」


「…はい!それでは。またいつの日か!」


そう言ってヴァーナは歩いていった。

3人は見えなくなるまで手を振り、リルは少し涙ぐんでいたようだ。


空とリルはヴァーナを見送り、ノンデル王国に入ってギルドに向かった。


ギルドに入るとピエーレ達がいた。

ピエーレはこっちを見てすぐに歩いてきた。

「お前ら!!どーだったんだ!!クリアしたのか?」


空はギルドカードを手に取りクリアの証を見せた。

するとピエーレは空に抱きつき言った

「まじでか!まじでクリアしちまったのか!!今夜は宴だ!!!」

ピエーレは空達以上に喜んでいた


そして空達はピエーレと夕食の約束を決めて、ギルド受付でギルドカードを提示した。


受付はベルジャンだった。

「カルディアダンジョン攻略誠におめでとうございます。空様、リル様は本日からB級に昇格でございます。こちらが上書きしたギルドカードになります。本日は誠にありがとうございました。」


空達はクエストでアイテムなどを売ってから宿に戻り、風呂に入った。


空は風呂に入りながら少し思い出したことがあった。

「そういえば…僕は気を失っていたのにどーやってポーションを飲んだんだろう。。」

真相はリルの中…いや、闇の中だ。


そして支度を整え、夕食に向かった。

もちろんピエーレのオススメ飯屋ピルスナーだ。

向かうとすでにピエーレ達は飯屋にいた。

席に座り全員に飲み物が行き渡るとピエーレは言った。

「空達のダンジョン攻略!そしてB級昇格!そして俺たちの明るい未来に!!」

そう言うと全員で

「かんぱーーーーい!!」

グラスを合わせ全員飲み干した。

数時間後にはピエーレ達は出来上がっていた。


「しかし、まさか本当に攻略するとわなー!驚いたぜ。どーだった?ダンジョンは?」

ピエーレが顔を赤くしながら空達に聞いた


「やはり、クエストとダンジョンの魔物の強さは桁が違ったね。それに魔物の数もダンジョンの方が多かった。最初のダンジョンにしては結構てこずったかな。」

空が言った


「確かにそうね。臨機応変に戦わなくちゃいけなかったし、自分の弱点がよく分かったわ。空がいなかったら無理だったわね。」

リルがそう言った


「僕の方こそリルがいてくれたからクリアできたと思ってるよ!」

空が言い返した。


するとピエーレは言った

「お熱いこった」


空とリルは顔を赤くした。


「結局2人で攻略しちまうんだ!お前らの実力は相当なもんだな!」

ピエーレが言った


空は言った

「いや、実はダンジョンに行く途中でエルフの魔法使いを仲間にしたんだよ。だからダンジョンは3人で行ったんだ!」


「ん?じゃ、そのエルフはどこいった?」


「それが、エルフの国に帰るからって、ノンデル王国に入る前に別れてきたんだ。ヴァーナって言うんだけど相当強かったよ。」

空が言うと


「そうね!魔法のセンスはピカイチだし、神獣召喚のスキルももってたしね!まだできないけど。」

リルが続けて言った


「そんな奴がいんのか!世界は広いな!ガハハハハ!!」


その頃ヴァーナは


ノンデル王国の西にある草原を歩いていた。

すると1人のあおい鎧をきた女性がヴァーナに話しかけたのだ。

「そこの人。止まって。」


ヴァーナは振り向き言った

「私ですか?なにか御用でも?」


蒼鎧の騎士は槍を構えて言った

「あなた何者?それで隠しているつもりなの?私の魔眼は誤魔化せないわよ!」


ヴァーナの態度が変わったのだ

「フフフフ。私が何者か?見ればわかるだろう。【水の勇者 アイル・ヒュードル】よ!」

するとヴァーナの顔は頬から赤い牙のような模様が目に向けて3本浮かび上がり、肌は薄い茶色に染まった。

エルフからダークエルフ(見た目はサキュバスに近い)に変化した。


その姿を見てアイルは驚いた顔で言った。

「なぜあなたがこんなところにいる!!【水の魔王 ラーヴァナ】!!」

アイルは戦闘態勢に入った。


するとラーヴァナの後ろから人の形をした黒い影が現れ言った

「ラーヴァナ様、私がやりましょう。」


「落ち着け、【ジャターユ】お前の出る幕ではない。」


その黒い影はジャターユという名前らしい


「アイルよ見逃してはくれないか?ここで私とお前が戦えば大変なことになるぞ?私も騒ぎは起こしたくないのでな。」


「水の勇者の名に誓いお前はここで倒す。」


「そうか。残念だ。【神獣召喚 水龍神リヴァイアサン】」

ラーヴァナの後ろから巨大な魔法陣が現れた。

そしてそこから全長20mはあるだろう巨大な龍が体中から水を吹きながら現れたのだ。

その龍は鱗が白く、背びれは透き通るように青くゴツゴツして、全部で8つの翼がついている。

「ギャァァァァン!」

龍が叫ぶと天候は変わり激しい雨が降り始めた。


「それが、ラーヴァナの最強の神獣というやつか。いいだろう!受けてたつ!」

「水魔法 水魚槍砕ピスキスランチャー

アイルの槍はリヴァイアサンよりも巨大な水の渦となった。

アイルはその槍を片手で持ち、リヴァイアサンに向かって突いた。


ラーヴァナはリヴァイアサンに攻撃を命じた。

「神獣 海神かいしん水原破すいげんは

リヴァイアサンの口から勢いよく青く光る水が放たれた。


両者の攻撃はぶつかり合う。


そしてその戦いからノンデル王国には4週間の雨が降り続いたのだ。


ラーヴァナとアイルの戦いの詳細は後日談として語られる予定です。

お楽しみに。

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