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異世界最強魔剣士の父と現実世界最強の魔導師の母をもつ子供が異世界転移  作者: めいがしん
第2章 〜カルディアダンジョン攻略篇〜
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第25話 オールド湿原

オールド湿原に足を踏み入れた空達。

そこは木々が生い茂りツルなどが垂れ下がりジメジメとした湿地帯だ。

カルディアダンジョンまでの道はある程度整備されていたが地面は泥濘ぬかるんでおり歩きずらかった。

数十分歩くと2体の魔物が現れた。

(スキル 鑑定)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

マライ・ビー Lv.55 ランクC

スキル 痺れ針

    尾から痺れる針を出す

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

魔物は蜂の姿をしており、大きさは猫くらいはあるだろう。

「リル!尾から針が出る!当たらないように気をつけて!」

「わかったわ!」

マライ・ビーは針を放った。

しかしそれをリルは先見眼で予知。

空中に飛び、垂れ下がったツタを上手く使い魔物に斬りかかった。

だが魔物のは速く、避けられた。

着地したリルに魔物が1匹突進。

リルは先見眼で先読み、回避しようとしたが泥濘ぬかるみで足を滑らせ、回避が遅れた。

「闇魔法 魔晶結界インビシルシード

空の結界がリルを囲む。

空の結界は魔物の突進を防いだ。

しかし針を向けリルに放った。

針は空の結界を貫通はしなかったが穴を開け、破壊した。

(嘘だろ!?1発で破壊されるなんて!)

続けて針を飛ばそうと構える魔物。

「風魔法 風擦剣フィールアジャストエスパーダ

空の構えた剣に強風が纏った。

リルはそれを見て詠唱に入った。

「赤き炎よ…」

「闇魔法 物体交換オブジェクトトレース

リルと空が入れ替わる。

空は入れ替わり後、風の剣を振り抜きリルに向かっていた魔物を斬り裂いた。

そしてリルは入れ替わり後詠唱を続ける。

「この身の敵になるものを全て貫け!」

槍炎火スピアフィレンム

リルが出した火は5つの火の槍となって魔物に放たれた。

魔物は避けたが次々くる槍に避けきれず、槍が魔物を貫通して焼き殺したのだ。

「…なんで入れ替わるのがわかったの??」

空がとても驚いた顔で言った。

「空の魔法と使うタイミングさえわかれば合わせられるわよ!」

リルは鼻を高くして言った。

(リルの才能には驚かされるな。)

すると空達に向かって液体が飛んできた。

「リル!闇魔法 魔晶結界インビシルシード

空はリルと自分を結界で囲んだ。

液体は結界にあたり溶かしていった。

(溶液か!どこだ!)

すると草木の隙間から3体のスライムが出てきたのだ。

スライムは1mくらいありとても大きく、緑色をしている。

(スキル 鑑定)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ヴェールスライムLv.45 ランクD

スキル 溶解液

    体から溶ける液を出す

    

    スライムボディ

    物理攻撃無効

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(物理攻撃無効か…剣による攻撃は無理か。)

3体のスライムが同時に空達に溶解液を出した。

空達は後方に飛び攻撃を避ける。

その隙にリルにスライムの情報を与えた。

「なら私は後方で魔法を使うわ!空は隙を見て避けてくれる?」

「りょーかい!」

空がスライム達に向かい走った。

右手を前に出し

「スキル 重音波!」

空の右手から圧縮した音波が出た。

(スライムの体は液体だ。それなら音波が通じるはず!)

音の伝わる速さは気体よりも液体の方が早い。

なので振幅も大きくなり、スライムにとって圧縮した音波は天敵だ。

スライム達は音に怯む。

「闇魔法 重力操作グラビティオペレーション

空は自身を軽くして、高く宙に飛んだ。

「赤き翼よ、集いしほむらで焼き尽くせ!」

炎鷲灯火フィレンムエグル

リルの火はオオワシに形を変え、スライム達のいる場所全てを焼き払った。

立ち上る火に空とリルは勝利を確信した。

だが火が弱くなると大きなスライム1体が残っていたのだ。

(なんだあれは。スキル 鑑定)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ハイヴェールスライムナイトLv.70 ランクD

スキル 溶解液

    体から溶ける液を出す


    スライムボディ

    物理攻撃無効

    

    分裂組織

    自身の体を分裂させて手下として扱える

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(なるほど。最初のスライム3体はこいつの分裂体で、今元に戻ったってことか。)

スライムはリルに向けて溶解液を勢いよく放った。

リルは先見眼で先読み、避けた。

「なるほどね!デカくなった分溶解液の距離、威力両方上がったわけね!!」

リルは空中で剣を構え詠唱をおこなった。

「炎よ我の剣に宿い、敵を斬り裂け!!」

「火魔法 炎殺剣イグナイテッドスワード

リルの剣は炎に包まれた。

「闇魔法 魔晶結界インビシルシード

空の結界がリルの足元に現れ、踏み台となった。

「ナイス!空!」

リルはそれを踏み台にしスライムに一直線で向かい炎の剣で切り裂いた。

スライムの切り裂いた部分には火が起こり、元通りにくっつきはしなかった。

「さぁ、終わりよ!」

リルが右手を出し魔法を詠唱しようとした時、スライムは身体中から溶解液を出したのだ。

リルはその光景が先見眼で見えており、すぐさま退避。

そしてスライムは斬られたところから2つに分裂し、スライムが2体になった。

「そんなのありなの!?」

リルが驚いて言った。

スライムは分裂した分小さくなったが最初の頃よりは大きい。

(…あれをやるか。)

空は右手を前にし、スライムの方に向けた。

「闇魔法 虚空ヴァニタスシエロ

スライム達の周りを漆黒の闇が包み、丸くなった。

空が右手のてのひらを握りしめると、スライム達を包んだ闇はみるみる小さくなり、最後に弾けた。

そこにスライムの姿は無く、空の魔法で消し飛んだのだ。

「何!その魔法!すごいじゃない!!」

リルは驚いていた。

空は少し照れながら言った。

「よし!進もう!」

すると前の方から

「キャーーーー」

と女の子の悲鳴が聞こえた。

空とリルは顔を見合わせ、声の方へ急いで向かった。

草木を手でどかしながら進むとそこには、緑色の体をした女の魔物が立っており、地面にはノンデル王国ですれ違った青髪の女の子が倒れていた。

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