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第12話 魔王軍

マスターロックウルフ討伐に成功した空達。

空とリルは最深部の空洞で戦いの疲れが出たのか背中合わせで座っていた。

「空。あんた今回の戦い無茶しすぎよ!まったくもー。でも少しかっこよかったわ。」

リルは照れながら言った。

空は顔を赤らめて照れていた。

「そういえばここには魔鉱石が沢山ある!ってからここを出よう!」

「もちろん、そのつもりよ!それよりも今は疲れて動けないでしょ!採掘には空の収納があると助かるわ。もう少し休んだら採掘しましょう。今のうちにステータスでも確認しときなさい!」

空はリルの言うことに従った

「ステータスオープン」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ステータス

  真白 空(17) 男  ↑Lv.68/200

種族   人

職業   魔法剣士

体力  1540/6950↑

攻撃力  1100↑

防御力  920↑

魔法力  35/2540↑

使用可

魔法  火、水、風、光、闇


スキル 鑑定Lv3

     この世のあらゆる物質を鑑定できる

スキル 無詠唱

     詠唱無しで魔法使用可能


スキル 収納

     素材や武器をアイテムボックスに 

     収納可能なお許容量は無限


ユニーク

スキル 魔力演算→魔導演算Lv.MAX

     魔法同士の組み合わせができます

     既存のスキルと魔法の組み合わせ可能


    無限の才能

     爆拳

     重音波

     咆哮

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

空は自分のレベルやスキルがかなり上がっていたことに驚いた。

(Aランクの討伐なだけあって、レベルはかなり上がったなー。そういえば。)

「リル。無限の才能のことなんだけど。ロックウルフの討伐時はロックウルフのスキルをゲット出来なかったんだ。でもマスターロックウルフのスキルはゲットできた。なんでだと思う?」

「その二つになにか違いはあるの?」

「レベルと僕が扱える様なスキルの違いかな?尾針は尾がない僕には扱えないからね。」

リルは少し考え込んだ。

「そうね。もしかすると扱えるスキルと扱えないスキルがあるのかもしれないわね。」

(手に入るスキルが選べないってことかな?疲れて頭が回らないな…。とりあえずこのスキルのことは後で考えよう。)

空は目をつむり眠りに落ちてしまった。

空は小1時間は寝ただろうか。

「…ん。んー。」

空は目を開けると目の前にはリルの顔があり驚いた。

リルは膝枕をしてくれていたのだ。

「やっと起きたわね!寝坊助さん。」

リルは言った

空は恥ずかしさのあまりすぐに立ち上がった。

「ふふふ。それだけ元気ならもお大丈夫ね。」

リルが空に笑いながら言った。

「それじゃ!魔鉱石採掘よ!」

空達は魔鉱石を大量にゲットしてフィレック鉱山を攻略したのだ。

フィレック鉱山の出口から外に出た2人。

久しぶりの太陽の光で目が慣れていなく、慣れるまでに時間がかかった。

すると鉱山の前に馬車に乗せてくれた商人がいた。

「お前ら!無事に攻略できたのか!よかった!」

「はい。それよりどーしたんですか??ここに用でも?」

空が質問をした。

商人は答えて。

「商人仲間から連絡をもらってな!今アンデル王国が大変なんだ!あんたらの強さが必要だと思って迎えにきた!とりあえず戻りながら話す!馬車に乗りな!」

そう言って商人が空達を馬車の荷車に乗せた。

商人の話によると2時間ほど前にアンデル王国に魔物の軍勢が攻め入った。

魔物軍の紋章は水飛沫みずしぶきが円を囲いその間に象のようなシンボルの紋章だと言う。

その紋章は魔王ラーヴァナのものだった。

魔王直々に軍を率いているのかは定かではないが確実に魔王軍の侵攻だとわかった。

国民は避難し、王国騎士団が対処していると言うが状況は悪いらしい。

それを聞いて空は言った。

「ロー。王国騎士団団長デルホートもいるんですか?」

「いや、それが国王は西の大国【ウェスタン王国】での会談中なんだ。それの付き人としてデルホート様も一緒に行っておられる。」

「こんな時に!!」

(偶然にしては出来すぎているな…)

空は少し疑心になった。

「副団長のカイン・クライト様が騎士団を指揮している。ギルドの冒険者達も一緒に戦ってくれてるが時間の問題だ。あんたらの強さならこの目で見た、アンデル王国を守ってくれ。たのむ。」

空はアンデル王国で世話になった人の顔が浮かんだ。

「任せてください。」

そう言い覚悟を決めたのだ。

戦いに行くことが決まった空達。

リルが商人に質問をした。

「商人さん、今ポーションってお持ちですか?」

と聞いた。

リルは鉱山内で起きた出来事を商人に話したのだ。

商人は言った

「Aランクと戦って生きてるなんて本当にあんたらすごいな!!ポーションならその箱の中に入ってる。使いな!」

リルは荷車の中の木箱を開け、ポーションを確認した。

どーやら中ポーションのようだ

「お金はいくらになります?」

リルが聞くと

「金なんていいさ!あんたらは命の恩人だ!それにうちのポーションは名のある職人が作ってくれてる。今度買うときはうちのを買ってくれ!」

空とリルはありがたく受け取った。

「アンデル王国までは全力で向かう!それでも1時間は覚悟してくれ!その間休んでくれ!な!」

商人が言った。

空とリルはお礼をし休むことにした。

向かう道中、空はリルにこの世界のポーションについて話してもらった。

この世界のポーションは全部で4つある。

ポーションは試験管のような容器に入っており、色でポーションのランクが決まってくる。

【弱ポーション、色は青、体力、魔力が一律で1000回復する】

【中ポーション、色は緑、体力、魔力が一律で2000回復する】

【強ポーション、色は赤、体力、魔力が一律で5000回復する】

【特ポーション、色は紫、体力、魔力が一律で20000回復する】

【尚、24時間の摂取回数は5回が限度、それ以上の摂取は効果が得られない。】

空達は中ポーションを2つ飲み。目を閉じ休んだ。

「そろそろアンデル王国だ!」

商人が空達に言った。

すると騎士たちの声や、鎧のこすれる音が聞こえてきた。

空達は荷車を降りた。

「アンデル王国を頼んだぞ!」

商人は空達に言い避難場所まで馬車を運転して行った。

空達は商人に一礼をしてアンデル王国東の大門からアンデル王国に入っていった。

アンデル王国に入ると騎士団達が慌ただしい様子で走っていた。

普段の賑わいや笑顔の絶えない街からは想像のできない光景だった。

騎士団達は空達のことをローから聞いていたらしく、北の大門の上にいる副団長まで案内をしてくれた。

北の大門の上に行くと副団長カイン・クライトが騎士達に指揮をしていた。

すると空達に気づきこちらに向かってきた。

カイン・クライトは金髪で青い瞳をしている。耳にはピアスが付いており見た目はイケメンだが少しチャラそうだ。

「貴方達が!!お話はデルホート団長から聞いています。」

と頭を下げた。

(人を見た目で判断しないほうがいいな。とても好青年だ!中身もイケメンでモテそう…)

空も頭を下げた

「僕は真白 空、そしてこちらがリル・ファーナです。状況の説明をお願いいたします。」

「はい。約2時間前になります。突如冒険者達から魔物の進軍だと連絡が入りました。その為騎士団数人で確認に言ったところ。アンデル森厳の先、北の大国【ノルデン王国】とアンデル王国の国境、ロールド渓谷に魔物軍団約3万を確認いたしました。すぐさま騎士団は戻り国民に報告し避難が始まりました。我々も準備を整えて渓谷のアンデル王国側出口付近で魔物軍を迎え討ったのです。魔物側約3万に対して騎士団、ギルド冒険者合わせて約4万の軍勢で迎え撃ちました。最初は私たちの方が優勢でした。しかし、魔物の軍勢はほとんどがランクCやDの化け物揃い。少しずつ兵もやられ、後退していき今の状況に至っています。魔物軍も我々も兵が3分の1程度やられています。そのため騎士団長や国王が戻るまで籠城に切り替えた状況です。」

「王やローはどのくらいで戻りますか?」

「はい。魔物軍の確認後すぐに使いの者が馬を走らせウェスタン王国に向かいました。早くても1日で戻ってくるとは思いますが…」

(こうゆう時に連絡手段がないのが痛いな。)

「わかりました。なら僕たちは前線に出ます。まだ前線で戦っている兵や冒険者もいるんですよね?」

「はい。後退しながら戦っています。」

「前線の兵や冒険者達を僕たちでサポートし後退させます。」

「わかりました。お願いいたします。それと魔物軍は魔王ラーヴァナの軍勢だと報告が入っております。まだ未知の魔物がいるかもしれません。御武運を。」

空達は北の大門下まで降りアンデル森厳まで向かった。

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