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第10話 激闘 ロックウルフ

ロックウルフ数十体は喉を鳴らして空達を威嚇する。

(ロックウルフ。見た目は狼よりはコヨーテに近いな。でも大きさは大型犬位はあるな。1.2…15.16。全部で16体か。多過ぎる。)

空は後ろに下がりながら魔物の数を数えていた。

するとリルが言った

「おかしいわ…。ロックウルフは横暴な魔物で仲間同士でも食い争うから集団でいることが珍しいの。いたとしても3体程度のはずよ!この数は異常だわ!!」

「ここなら冒険者達が来る、餌に困らないから身内の殺し合いは無いんじゃないかな?」

「確かにそれもありえそうね。それよりも今はこの状況の打破よ!」

「リル!来るよ!」

ロックウルフ達は勢いよく空達に向かって走ってきた。

リルは剣を構え

「空!数が多い!何体かそっちに流すわ!頼むわよ!」

と言いロックウルフに向かって行った。

空はティンダに言った

「さっきのことは水に流す。早く逃げなよ」

空も剣を構えリルの後に続いた。

(スキル 鑑定)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ロックウルフLv.28 ランクC

スキル 尾針

    尻尾から鋭い針を飛ばす。

    針には痺れ毒があり相手の動きを

    少しの間封じる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「リル!レベルは28。尻尾から針が出る。当たったら動けなくなる。気をつけてくれ!」

「りょーかい!」

リルは返事をした。

魔物1体がリルに飛びかかった。

「ユニークスキル 先見眼」

リルは動きを読んだ。

リルは回転しウルフの攻撃を避け、回転の勢いを殺さず利用し、ウルフの首をはねた。

(よし、レベルが上がった分、剣術は効くわね!)

すかさずウルフはリルに突進し牙を剥いてきた。

だがリルは先見眼で先読みをし剣を突き立てた、すると突き立てた所にウルフが突撃した。

「よし!2匹目!」

後衛にいたウルフがリルに向かい長い尾を立てた。

リルは尾針が来るのを先見眼で見ていた。

地面を蹴り空中で詠唱を行った。

「赤き炎よ、この身の敵になるものを全て貫け!」

槍炎火スピアフィレンム

リルの周りに3本の火の槍が現れた。

そこに空が。

風魔法

風蛇尾巻ヒューネッツサーペント

空の放った風魔法は蛇の形になりリルの3本の槍に絡まっていった。

リルの火、空の風が組み合わさり巨大な3本の火と風の槍が出来上がった。

「リル!て!!」

空がリルに言い、空も空中に飛んだ。

闇魔法

魔晶結界インビシルシード

空の闇魔法は自身とリルを薄暗い膜の四角い立方体で囲った。

「いっけぇぇぇ!!」

リルが手を下に振りかざすと同時に槍がウルフ達を襲った。

火と風の槍はウルフ達に直撃、火が舞い上がり、空洞内が爆風と熱風であふれた。

地面は1、2メートルえぐられており、ロックウルフは全滅していた。

空は魔物の全滅を確認後、闇魔法を解除した。

闇魔法が解けたリルと空は地面に着地。

「やったね!空!」

とリルが言うと空は喜び、2人でハイタッチをした。

2人が勝利の感情に浸っていると。

空達が空洞に入ってきた入り口とは反対の大きな岩陰からグルルルルと喉を鳴らす音がした。

空達が視線を向けると、影から大きく光る目がこちらを向いている。

岩陰から飛び出して岩の上に乗って出てきたロックウルフは大きく雄叫びを上げた。

「ヴァオーーーーーン!!」

そのロックウルフは今までのロックウルフよりも3倍は大きい。そして尾は7本あり、不気味なオーラを放っている。

空達は確信した。

ロックウルフがなぜ集団行動をしてたのか。

今岩の上に立っているロックウルフがリーダーなのだと。

(スキル 鑑定)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

マスターロックウルフLv.76 ランクA

スキル 尾針

    尻尾から鋭い針を飛ばす。

    針には痺れ毒があり相手の動きを

    少しの間封じる。


    岩肌

    魔力反射-65%

    攻撃力+40%


    狼の咆哮

    咆哮時、物理、魔法無効

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「な、なんだよこのスキルの数…相手が悪すぎる。」

空はリルに鑑定の情報を話した

「…そんなの勝てるわけないじゃない。今すぐ入口から逃げるわよ!」

空はうなずき2人は入口に走った

ロックウルフはすかさず空達を追った。

空達と魔物の距離は5mは空いていた、だが数秒で追い越し空達よりも早く入口まで駆け上がった。

「嘘でしょ?」

「ダメだ!リル!やるしかないよ!」

空は剣を構える。

リルは先ほどの魔法で消費が激しかった。

「ここは僕がやる。リルは下がってて。」

リルは何も言わずに後ろに下がって行った。

「ステータスオープン」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ステータス

  真白 空(17) 男  Lv.35/200

種族   人

職業   魔法剣士

体力  3750/3750

攻撃力  580

防御力  450

魔法力  760/950

使用可

魔法  火、水、風、光、闇


スキル 鑑定Lv.1→Lv3

     この世のあらゆる物質を鑑定できる

スキル 無詠唱

     詠唱無しで魔法使用可能


スキル 収納

     素材や武器をアイテムボックスに 

     収納可能なお許容量は無限


ユニーク

スキル 魔力演算Lv.20/20

     魔法同士の組み合わせができます


    無限の才能

     爆拳

     重音波

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(立て続けの戦いで魔力消費が多い。Aランクが相手だ油断はできない。あれ?ロックウルフを討伐したのにスキルが増えてない。なんでだ?いや、そんなことは後で考えるか。)

「よし!こい!」

ロックウルフは7本ある尻尾を空に向け尾針を放った。

闇魔法

重力操作グラビィティオペレーション

空は自身を軽くし身軽に避けた、しかし7本ある尾が的確に空に向けてスキルを放ってくる。

闇魔法

魔晶結界インビシルシード

空は先ほどと同じ結界で自分を囲った。

結界で尾針は効かない。

魔物は前足で爪を立て空に斬りかかった。

空は結界を解除し、攻撃を回転しながら回避、そのまま前足を剣で斬った。

(浅いか!!)

空の死角から魔物は尾を振った。

空は尾に当たり壁にめり込むほど叩きつけられた。

「ぐはぁっ!」

空は血反吐を吐いた。

「ハァ…ハァ…くそっ!」

(相手の図体がデカすぎて剣だけだと切り裂けない。常に闇魔法は使わなくちゃいけないとなると魔力消費が激しい。尽きる前にやるしかない。)

空は剣を鞘にしまい、魔物の目の前に飛び、左手を前に出した。

「くらえ!」

光魔法

閃光スタン

空の左手からまばゆい光が放たれ、魔物は直視した。

目がくらんだ魔物の懐に入り空の現段階の最強魔術を発動した。

火、闇魔法

黒…

空が魔法を発動しようとした時魔物が尾を振り払い空に当たった。

空は勢いよくリルの隣まで飛ばされ壁に突撃した。

「グァッ!!!!」

(目は見えないはずなぜ場所がわかった??)

魔物は鼻で息を吸い、匂いを嗅いでる様に見えた。

[狼は人間の嗅覚の100万倍はあると言われ、匂いから得る情報は40%を超えると言われている。]

(そうか匂いで場所を把握してるのか。)

空はそれに気づいた。

リルは飛ばされた空を見るとそこには今までで見たこともないくらい消耗しており。

満身創痍なのが分かった。

「空…もお…無理よ…」

リルが弱い声で言った。

空は何も言わず壁から抜け立ち上がった。

ボロボロの姿をし魔物に効果のある魔法は無い。

マスターロックウルフに勝るすべが空には残されてはいなかった。

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