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【128本目】コブラ(1986年・米)

「マリオンは女の名前なのに、なんだ、男か……」


「マリオンが男の名前で何が悪いんだよ!!!」




【感想】


 当時【ロッキー】や【ランボー】でブイブイ言わせてた頃のスタローンが主演、脚本を手掛けた刑事アクション映画でいきます。ネットフリックスのサムネの、ランボーやロッキーに比べて洗練された主人公のビジュアルに魅かれて視聴しました。なお、【ランボー/怒りの脱出】のジョルジ・P・コスマトスが監督を手掛けています。




 いやー、こんなアクション以外の要素を一切合切取っ払った映画初めて見ましたwwwその勢いの良さと清々しさに乾杯。


 何が凄いってね、犯人は誰だ?的な推理パートが一切ないんですよ。ただただ殺人犯とコブラ(マリオン)が殺し合うだけ。


 直観行動タイプやソロプレイヤーぶりから言っても【ダーティ・ハリー】を彷彿とさせます(実際、配役から言っても同作を意識してるっぽい)けど、ハリー・キャラハンでももうちょっと犯人と話合ってた気がするw




 元々【ビバリーヒルズ・コップ】のプリプロ段階(エディマーフィの配役決まるより前)で当時参加してたスタローンが提案したものの「コメディ色がない」「予算的に無理」などの理由でボツとなった脚本を再利用したのがこの映画だそうですが、多分だけど絶対「コメディ色がない」「予算的に無理」だけが理由じゃない気がしますwあまりにもストーリーが単純すぎるし、多分僕がプロデューサーでもあの脚本にはOK出さないと思うし。




 当時(今考えると信じられんけど)ラジー賞常連だったスタローンがこんな脳筋映画を手掛けて当時の映画マニアにどう評価されるかというと結果は明らかで、1986年のラジー賞で堂々の6部門にノミネートされています(なおトマトは14%)。


 ただ無駄を一切排したシナリオゆえに興行的には成功を収めたのと、ライアン・ゴズリングなどの著名な映画人たちがファンを公言している、という事実もあり、良くも悪くもアカデミー賞で評価されるような要素とは全く異なる魅力にあふれた映画と言えるかもしれません。


 オスカーを受賞するような社会派映画に食傷気味な人にはおススメかもです。




【好きなシーン】


 殺人鬼たちの殺害シーンが完全にホラー映画なんですよねこれ。説得の余事なんかまるでなく、ただただ呼吸をするように殺害をしてくる感じ。何回か出てくる斧で扉を突き破るシーンなんかも、完全に【シャイニング】ですし。新世界がどうとか言いつつも具体的な目的が最後まで不明なのもスラッシャーホラー的ですね。


 いつ殺人犯に狙われるかわからない(当時の)アメリカの犯罪事情をああいう【出会って4秒で殺害】的な殺害シーンで描写したという点では評価されるべき映画と言えなくもないかも。

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