表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

03初めての村へ


木々の間から木漏れ日の光が漏れその光で目を覚ます。



「転移が終わったのか」

ここは一体どこなんだ?


辺りを見回した感じは森の中に転移したのかな?

神様に頼んだとうりならここは人がいる場所の近くのはずなんだけど


周りは木しか見えないしどうしたものか

「とりあえず木が少ない方にでも進んでみるか」



1時間ほど歩いていると森が開けて村が見えてきた


「おぉ~村が見えたぞ、思ったより遠かったけど方角は合ってたみたいだな」


やっぱり人には会っておきたいし村まで急ぐか



村は木の柵で囲まれていて柵の周りを回ると入り口らしき所があった。


「すいません~どなたか居ますか~~?」

村の入り口から叫ぶと一番近くの家からちょっと頭皮が見え始めているwお爺さん?おじさん?が出てきた



「どうかされましたか?」


どう説明したらいいんだろう

「街まで行くのに迷ってしまいまして道を教えて頂こうかと」



「ほぉ~旅のお方でしたか」


勘違いしてくれてるし旅人ってことにしておくか

「この村から街まで行く道を教えて頂けないでしょうか?」



「教えるのはいいのですが街までは5時間ほど掛かりますゆえ今から行くとなると途中で日が暮れてしまいます」



えぇ~そんなに遠いのか

野宿なんかしたことないし

「この村で泊まるれる場所ってあったりしますかね?」



「それならワシの家を使ってくだされ」



「いいんですか?」



「構いませんよ、疲れているでしょうから遠慮せんでください」



優しいお爺さんで良かった。

初め笑ってごめん




お爺さんが言うにはここはロトという名前の村らしい



お爺さんの案内で村に入っていくと村の広場らしき場所にいた30代くらいの男が話しかけてきた。


「おいおい兄ちゃんその服どこで手に入れたんだ?」


そういえば俺は寝る時に着ていたTシャツと短パンのままだったな~

「この服は故郷の服でその国の伝統の服なんです。」


「そうか~ちなみにその国ってのはここからどれくらいかかるんだ」


別次元だからな~どう説明したらいいのか

一旦誤魔化しておこう

「国は海を挟んで別の大陸ですからとても遠いんですよ」


「そうか…………そんなに遠くちゃ行けねぇな」



てゆうかこの悩んでる人誰?

「すみません所でそのーどなたでしょうか?」


「わりーわりー俺は行商人やってるタンダって者だ」



「今はこの村で商品を売ってるんだが」



「兄ちゃんの服が見たことねぇ服でなそれを商品にすれば儲かると思ったんだが……」


チラッチラッ

「その服俺に売ったりする気はないか?」



今持ってる服これだけだしなぁ~

「すみません今この服だけしか持っていないなので売れないですね」


「じゃあ代金に俺が商品にしてる違う服もつけるからよう」


「それにその服この国じゃあかなり目立つと思うぜ」



うっ


確かに言われてみればこの服かなり浮いてるな

街に行く前に無一文ってのもなんだし

「分かりましたその条件でお売りしましょう」


「そっしゃじゃあ銀貨6枚ってのはどうだ?」



急に値段交渉が始めるのかよ

しかし銀貨6枚ってどのくらいなんだ


「この国に来たばかりで通貨が分からないんで教えて貰ってもいいですかね?」



「あぁいいぜ。まずこの国で使われている通貨は5種類だ」


「下から銅貨、銀貨、金貨、大金貨、白金貨だな」

「すべて下の通貨の10倍の価値になってるんだ」



これだけじゃあ銀貨6枚の価値がわからないな

「ちなみにタンダさんが売っている服ってどれくらいするんですか?」



「俺が売ってる服か?俺の服は上下で銀貨3枚だな」



それを考えると銀貨は1枚だいたい千円位で考えておくか

「じゃあ銀貨6枚ってちょっと安くないですかね~?」


今のうちに値上げ出来るだけしておいておこう

お金はあって困らないし


「じゃあ銀貨8枚でどうだ?」


まだまだ~

「もうちょっと上げて欲しいなぁ~?」


「しかたねぇなぁ~兄ちゃん金貨1枚だこれ以上は無理だからな!」



このへんが潮時かな

「じゃあ金貨1枚と服の替えもお願いしますね」

服一枚じゃなんだし


「かぁー兄ちゃんいい性格してんなぁ」

「分かったそれでいい」



大勝利

「すみません。ありがとうございます。」



「じゃあこれが金貨な、あとは服はこの中から選んでいいぞ」


タンダさんの持ってきた革袋の中には大量の衣類が入っていた



うわー服いっぱあるなー目立たない地味な色を選んでおこう

黒っぽいズボンと薄い茶色みたいな色の服を選でおいた


「じゃあこれで」


「あいよ毎度あり」


俺も服を脱いでもらった服に着替えて渡しておいた


「あと俺は佐藤快人って名前なんで気軽にカイトって読んでください」


「あぁ分かったカイトだな、今後もよろしく頼むぜ」



「そろそろ話は終わりましたかな?」


ずっと待ってくれてたのかお爺さん

「すいません待たせちゃって」


「いやいや気にせんどくれ」

「旅人を気遣うのも村長の役目だからの」


「村長だったんですか!」



誤字、脱字、矛盾教えていただけると助かります

読みにくかったら改善していくのでご意見お待ちしています。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ