02神様との会話
時間がないので一話一話が短くなってしまいます。
投稿頻度も3日に一話位で投稿していこうと思っていますが気分よって変わります。申し訳ございません。
「そろそろいいかなぁ~?」
後ろから少年のような声が聞こえてくる。
後ろを向くとこれまた現実離れした中性的な見た目の少年がそこにはたっていた。
美少年は髪が銀色のちょっと長めでで目の色が言葉では表せない不思議な色をしていた。
こんな美しい子初めて見たな
「お兄さんよく寝てたねぇ~起きないかと思っちゃったよw」
「さぁさぁお兄さんに質問です。ここはどこでしょ~か?」
少年が無邪気な笑いを見せながらこちらに問いかけてくる
くっなんてあざとい可愛いんだ
「どこでしょう~かって分かるわけないだろこんな場所。」
「まぁそうだよねぇ~」
初めから当てさせる気はなかったようだ
「ホントにこの場所はどこなの?」
「ここは君がいた世界と別世界の狭間ってところかな」
別世界ってなんだよ
「具体的には教えてくれないの?」
「今の君にはまだ早いかな~まぁいずれ教えてあげるよ」
「ところで君は一体何者なのかな?」
「そうだそうだ自己紹介がまだだったね僕は君たちの概念で言うところの神様ってやつだね。」
「そうかそうか神様かーーってまじか」
俺は家で寝ていたはずなのになぜこうなっているんだ?
テレビのドッキリとかで作れるようなセットには見えないし本当に神様ぽいしなぁ~
「神様ってことは俺は死んだんですかね?」
「案外素直に受け止めてくれるんだねww、他の人の場合はもうちょっと混乱して受け止めてもらえないんだけど。」
「しょうがないですよ、見たことない景色に君みたいな美少年いたら信じない訳にはいかないじゃないですか。」
「飲み込みが早くて助かるよ、あと君は死んだわけではないんだ~。僕が強制的に向こうの世界から連れてきちゃった…テヘ」
テヘじゃないよまったく
「一応、理由を聞きたいんですけどなぜ僕をここに?」
「君には悪いんだけど、僕すごく暇なんだよねぇ~」
「だから君を見て暇潰しでもしようと思って連れて来ちゃったんだ~ww」
そんな個人的な理由で連れてこられたのか俺
「なんで俺なんですか」
「特に理由はないよ?」
「適当に選んで連れてきたから」
「あと君には僕が持っている違う世界で新たな生活を送ってもらおうと思ってるから。」
そんな勝手なぁ~
「ちなみに俺を元の世界に戻して違う人を連れてくるってのは」
「ムリだね~」
まぁそうですよね~
神様がムリって言うんじゃ俺にはどうしようもないし
前向きに考えるしかないのか?
「ちなみに俺が行く世界ってどんなところなんですか?」
「君のいた世界で小説とか漫画になってるような剣と魔法のファンタジーな世界だから安心して…ニコ」
「その話のどこを聞いて安心しろって言うんですか?」
「絶対危ないじゃないですか」
「そうなんだよね~長く生きて貰わないと困るから今まで送ってきた人にはみんなスキルを与えてるんだけど」
「君はどんなスキルがほしい?」
どんどん話が進んでいくなぁ~
「急にスキルって言われてもスキルってどんなのがあるんですか?」
「前に送った人は300年位前だから価値観が違うと思うけど剣を召喚するスキルをあげたはずだよ」
300年前って江戸時代中盤くらいか
剣を召喚したところで使えないし
そんなチートみたいなの貰っても目立つからなぁ~
権力者とかに目をつけられても大変だし現実が生活しやすかったし
「強いスキルとか入らないんで普通にしといてください。」
「えーそっかー」
「じゃあステータスを強くすることもできるけどどうする?」
「いや普通のままでいいですよ」
「よ~し分かった普通にしておくよ。」
「他に何か聞きたいこととか要望とかないの?」
「じゃあ生きていけるか分からないんで人がいるところの近くに転移させてもらえますか?」
「オッケーじゃあ早速転移させていくけど最後にもう一回聞いておくよ普通でいいんだね?」
「はい出来るだけ普通でお願いしますね」
「じゃあしょうがないけど」
「僕を楽しませてくれることを期待しておくよ」
「行ってきますね」
「あっ言い忘れてた僕に何か言いたい時は教会に行って話しかけてね~」
言葉のあとすぐに俺の目の前は
一面が強い光に覆われて俺は意識を失ってしまった。
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