表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

記憶保持して輪廻転生した俺はやりまくりの学園生活をおくりたい4

園田司

俺は下足場前えにはられたボードの中に自分の名前をさがす。

こうやってホワイトボードに大量に書かれた文字の中から目当てのものを探していると大学受験の合格発表を思い出して少し緊張する。

「おいエロ園田また一緒のクラスかよ。」

後ろから謂れのない罵声があびせられる

「おれはエロくねぇよ、てかお前同じクラスなのかよ吉田。最悪だうるさくて授業に集中できるきがしない。」

俺のことをエロと呼ぶのは短髪で男勝りな性格でそのくせ容姿は目が細いのがネックだがなかなか可愛いため、小学6年になっても唯一のセクハラの対象だった俺の欲望のオアシス吉田美夏だけなので、声の主を確認せずすぐさま憎まれ口をかえす。

「うるさいのはあんたも同じでしょ。」

「いや違うね、だっておれはお前と違って成績優秀だからな。」

「ちょっと私を馬鹿みたいにいわないでよ。言っとくけど私もそこそこ頭いいんだからね。」

「おっ言ったな。じゃあ入学前に受けた実力テストの点数勝負するか?」

「いいわよ私今回は自信あるから。負け方はメロンパンおごりね。」

彼女は自信満々に対戦を受けたが俺が中学ごときのテストで100点以外をとるはずがないので負けることはない。そもそも微分積分をくしして相手に大砲の弾を命中させる計算のできる俺にとってはXとYしかでてこない中学の勉強など麻雀より簡単だ。

クラスの自己紹介が簡潔にすませれテスト返しがはじまった。きっと小学校とは違い中学は勉強の場所だということを子供達に理解させるための教師側のポーズなのだろう。

しかしこんなにはやく学力の差が数字となってわかるというのは俺にとっては好都合だ。

ここで成績優秀キャラのイメージをつけるのは俺の計画にとっては重要だ。

そしてついに俺のもとに最後の社会のテストが返還されるこれで5教科で500点自慢するところだったがなぜかテストには98点と書かれている。

「先生何故98点なんですか採点ミスですよ」

「おいおい園田鎌倉幕府は1185年であってるぞ、1192つくろう鎌倉幕府ってお前おっさんか?」

クラスに笑いが起きる。

「おいおっさん私の勝ちだな。」

吉田が勝ち誇った顔で挑発しているがそんなことはもうどうでもよかった。

なにせこれを境に俺のあだ名はおっさんになってしまったのだから。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ