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「失礼だね、キミ達」


「そうだよ。そもそもサボろうなんて考える方が悪い! 名誉あるオカルト研究部の部員なら、ちゃんと部活動はしてもらわないと」


「逃げちゃダメだよぉ。かんちゃん、くぅちゃん」


「「好き好んでこの部活に入ったワケじゃないっ!」」


神無月と九曜の声が見事に重なった。


しかし依琉、榊、雛はアハハと軽く笑い飛ばした。


「何を今更~」


「言ったってもう遅いよ」


「諦めた方が楽だよぉ」


「「うるさいっ!!」」


二人は涙目で叫んだ。


しかし深くため息をつき、肩をガックリ落とした。


二人ともどんなに抵抗しようとも、ムダなことだと分かっていた。


学校ぐるみで部員にされているのだ。それこそ転校でもしない限り、逃げられない。


……いや、逃げても追ってきそうだ。


特にこの三人が。


「……それで、今からミーティングなんですよね?」


諦めた様子の九曜は、自分の席に座った。


それが合図だったように、他の四人も改めてイスに座った。



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