表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/80

封話――その名を通り、話を封じる為に作られた。


この土地が特別な力を持つという『話』を、『封』じるのが、現在のオカルト研究部・部員達の役目だ。


もし『封話』が破られた時、この世がどうなるのか――


それは決して良いものではないと創立者は<視>た。


だからこそ学校と言う封印の塚を建てたのだ。


そしてその守人達こそが、選ばれし生徒達だ。


その活動内容が、今夜、明らかにされる。


五人は十字架の前で、深呼吸をした。


そして時計の針が八時をさしたその時。


ゴーンゴーンゴーン……


……誰もいないはずの、校舎にある鐘が鳴り始めた。


五人は十字架を握った。


するとあっけなく、十字架は五人の手の中で砕けて散った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ