表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/80

11

「まっ、それは置いといて」


一早く榊は立ち直り、イスに座りなおした。


「学院長達からはいつものように、言われている。『失敗は許されない』とね」


「ハッ……」


依琉はバカにしたように笑い飛ばした。


「よく言いますね。ボク等がいなければ、今日の状況を何にもできないクセに」


「やめなさいよ、依琉。……言っても仕方無いことでしょう?」


「そうだよ。それを分かっていて、キミはここに入学したんだろう? 文句は言いっこ無しだよ」


神無月と榊に厳しく言われ、依琉は口を噤んだ。


「まっまあまあ! それはともかくぅ、今日さえ乗り越えれば、後は部活動は無いんだから、ねっ!」


「そっそうですよ。今夜一晩の辛抱じゃないですか、依琉先輩。耐えましょうよ」


「……雛と九曜くんに言われるとは、ね。分かってるよ。もう文句は言わない」


諦めた顔で、依琉は両手を上げた。


榊はため息をつき、部員達の顔を見回した。


「キミ達が渋るのもよく分かる。学院はキミ達の力を利用しているに過ぎないからね。でも今日の活動をしなければ、力の無い生徒達が被害に合ってしまうんだ。それを防ぐ為の部の活動――どうか了承してほしい」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ