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018 第十七話 驚くべき事実

地下隠しドックにて・・・


シナノ

「そう警戒なさらないでくださいよ大和先輩」


大和

「いや・・・さっき拘束するだとか言っていたから警戒するしかないだろ」


時風

「そう、そうです・・・」


壁に背を付けて座る大和の横にいる時風


シナノ

「そうですか・・・安心してください、先ほど言った事は嘘ですので」


大和

「嘘」?


シナノ

「えぇ、弟にはそうでも言っておかないと本気を出さないのでね」


ヒュウガ

「そりゃねぇぜ姉貴・・・」


そう言いながら額に手を置くヒュウガ


飛龍

「・・・シナノ様の言う通りですよヒュウガ様、貴方はそうでも言わないと

本気を出さないでしょう?ですからシナノ様はそう言ったのです」


今まで何も喋らなかった青年が口を開いた


ヒュウガ

「で、でも飛龍さん」


飛龍

「でも、もへったくれもありませんよ」


言い訳しようとするヒュウガをピシャリと止める飛龍と呼ばれる青年


シナノ

「ヒュウガ、貴方も矢野家の男士なら言い訳はしない事よ」


ヒュウガ

「わ、分かったよ・・・」


観念したのか、ヒュウガはそれ以上何も言わなかった


シナノ

「さて・・・大和先輩、貴方はどうしてここの場所を知ったんですか」?


話を切り替えたシナノ


大和

「ど、どうしてって・・・声に呼ばれてだよ」


シナノ

「声」?


大和

「そう、頭の中で声が聞こえて、それでここの入口までやって来たんだ、その声の正体は時風だったんだけどね」


時風

「えぇ・・・シナノさん、でしたっけ」?


時風がシナノに恐る恐る話しかけた


シナノ

「何?時風ちゃん」


大和

「(いきなりちゃん付け)」!?


時風

「その・・・貴方達は何でここの場所を知っていたんですか」?


シナノ

「あぁ、その事ね・・・飛龍君」


飛龍

「ハッ・・・私が説明します」


シナノが呼ぶと飛龍が後ろから出てきて喋りはじめた


大和

「君は」?


飛龍

「自己紹介が遅れました、私は難波飛龍なんばひりゅう、シナノ様とヒュウガ様の執事兼警護をしている者です、因みに大和さんと同じ年齢です」


時風

「大和さんと同じなんですか」!?


飛龍

「えぇ、高校も大和さんと同じですよ」


大和

「・・・思い出した、D組の難波飛龍だな?鉤爪かぎづめの使い手で世界大会で優勝した事のある奴」


飛龍

「えぇ、でも勝ったのはたまたま運が良かっただけです」


シナノ

「飛龍君、世間話はそこまでにして本題」


飛龍

「失礼しましたシナノ様・・・」


ようやく飛龍が話を始めた


飛龍

「・・・シナノ様とヒュウガ様はここで開発していた駆逐艦時風型を作っていたある士官の子孫なんです」


大和

「子孫」?


飛龍

「えぇ、シナノ様とヒュウガ様の祖父はここで技術士官として開発に携わっていたんです」


時風

「こ、このドックでですか」?


飛龍

「はい、ですけど・・・」


大和

「ですけど」?


飛龍

「67年前にシナノ様とヒュウガ様の祖父はここで死んでしまったんです」


大和

「そ、それって・・・」


シナノ

「察しの通り、ここで行なわれた大虐殺の事よ」


シナノが口を開いて喋りはじめた


シナノ

「お爺ちゃんはここの場所を記した地図を家に残してくれたの、それでお父さんは私達三人に探すように言われたのよ」


ヒュウガ

「んで、この場所を探していた時に大和先輩がここに入って行くのが見えたんだ」


大和

「あぁ、それで・・・通りで学校から付けられてる気配を感じてたのか・・・」


時風

「あ、あの・・・シ、シナノさん」


シナノ

「ん、何」?


時風が声を震わせながらシナノにある事を聞いた


時風

「シナノさんのお爺さんの名前って・・・」


シナノ

「名前」?


時風がシナノとヒュウガの祖父の名前を聞いた、するとシナノの口から驚くべき事を聞かされた


シナノ

「矢野菊雄海軍技術大尉だけど・・・私のお爺ちゃんがどうかしたの」?


大和

「なっ・・・何だって」!?


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