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017 第十六話 思わぬ訪問者

駆逐艦時風隠しドックにて・・・


大和

「時風~何処だ~」?


大和が懐中電灯を持って時風を呼んだ


大和

「何処に行ったのかな?・・・また寝てたりして・・・」


そう呟く大和、後ろからジリジリと這いよる影に気づいていなかった


時風

「隙あり」!!!


大和

「っつ」!?


時風が後ろから大和に飛び掛った、手には木刀を持っていた


ガンッ!


大和はそれを間一髪で避けた、時風の木刀は地面に叩き付けられた


大和

「い、いきなり何するんだ時風」!?


時風

「ご、ごめんなさい・・・」


大和に怒られシュン・・・となる時風


大和

「・・・どうしてそんな事をしたんだい」?


時風

「じ、実は・・・」


時風が大和に攻撃した訳を話した


時風

「実は・・・妙な気配を感じたんです」


大和

「妙な気配」?


時風

「はい・・・何かを企んでいるような気配があるんです・・・」


ドック内、資材の後ろにて・・・


ヒュウガ

「(誰と話しをしているんだ)」?


資材の後ろから大和を覗くヒュウガ


ヒュウガ

「(しかし・・・ここのドックは広いな・・・よく67年もの間に見つからなかったな)」


心の中でヒュウガは思った


ヒュウガ

「(それより早く姉貴と飛龍兄貴は来ないのか・・・早くしないとあいつを消せれないぜ)」


シュッ!


そう言ってヒュウガは今いる資材の隣にあるドラム缶の山の後ろに走った


大和

「ん」?


時風

「どうかしましたか大和さん」?


大和

「いや・・・今後ろに人影が見えたような・・・」


ヒュウガ

「(ギクッ)」


大和の言葉でヒュウガに冷や汗が出た


時風

「さっき私が感じた気配の人でしょうか」?


大和

「さぁ・・・調べて見るかな・・・」


そう言って大和が永光を布の入れ物から出した、それを見て時風も流時刀を空間から出した


ジリジリと人影が見えたドラム缶に近づく大和と時風


ドシュッ!


大和

「っ」!?


ドラム缶の山の隙間から矢が飛んで来た


大和は矢を体を後ろに反らして間一髪避けた


大和

「誰だ!?出て来い」!!!


大和が矢の飛んで来た方向に向かって叫んだ、すると・・・


ヒュウガ

「・・・やれやれ、上手く隠れたんだがな」


そう言いながらクロスボウガンを持ってドラム缶の山の後ろから少年が出て来た


大和

「誰だ」?


時風

「分かりません・・・」


そう言いながら大和と時風は鞘から刀を抜いた


ヒュウガ

「俺の名前は矢野ヒュウガ」


大和

「矢野ヒュウガ・・・今高校で噂になっている双子の新入生の一人か」?


ヒュウガ

「あぁ、俺は矢野シナノの双子の弟だ・・・


大和

「何でこの場所にいるんだ」?


ヒュウガ

「調べたからだよ、俺や姉貴はこの隠しドックにある駆逐艦や兵器を探していたんだ」


大和

「何っ」!?


ヒュウガの言葉に大和は驚いた


大和

「・・・お前はここの事を知っているのか」?


ヒュウガ

「あぁそうさ、俺はここの場所を知っているから入って来たんだ、その駆逐艦がどのような目的で使われるかってのもな」


ヒュウガが時風(本体)の方を指差して言った


時風

「えっ」!?


ヒュウガの言葉に時風が驚いた


大和

「どう言う事だ!矢野ヒュウガ」!?


ヒュウガ

「言葉通りの意味さ・・・もうこれ以上話しても無駄だと思うよ」?


大和

「何」?


ヒュウガ

「矢野大和・・・お前はここで死んでもらうからさ」!!!


ドシュッ!


ヒュウガがそう言うと、紫色と黒色の混ざったような色のクロスボウガンの矢を大和に向かって撃った


時風

「大和さん」!


大和

「っ」!?


カキンッ!


大和は永光でその矢を弾いた


ヒュウガ

「何っ」!?


大和

「悪いが・・・俺は反射神経がいいって言われているんだ、あれ位なら簡単に弾ける


ヒュウガ

「そうか・・・ならこれは避けれるかな」!?


そう言ってヒュウガが学生服の下からもう一つクロスボウガンを出した


大和

「何発撃っても同じ事だ」!!!


ヒュウガ

「フッ、そうかな」?


そう言って大和がヒュウガに真っ直ぐ突っ込んで行った


ドシュッ!ドシュッ!


大和はクロスボウガンから発射された矢2本を避けたが・・・


ドシュッ!


大和

「なっ」!?


ドスッ!


2本の矢は避けたが、3本目の矢は避けきれずに足に刺さった


大和

「グッ・・・クソッ・・・」


時風

「大和さん」!!!


大和がその場に崩れ落ちるように倒れ、時風が大和の傍に寄った


ヒュウガ

「いくら反射神経が良くてもこの連射式クロスボウガンを避ける事は出来なかったようだな・・・死んでもらうぜ」


ヒュウガは大和の頭にクロスボウガンを突きつけた


大和

「クッソ・・・」


時風

「大丈夫ですか大和さん」!?


大和

「あぁ、大丈夫だ・・・と言ったら嘘だな・・・すげぇ痛い・・・」


時風が大和の横で大和の体を支えていた


ヒュウガ

「・・・隣にいるのは艦魂か」?


ヒュウガのこの言葉に大和は痛みを堪えながら驚いた


大和

「な・・・何だって」?


ヒュウガ

「隣にいるのは艦魂か?って聞いたんだよ・・・」


時風

「私が・・・見えるんですか」?


ヒュウガ

「あぁ、俺の家族は代々霊感が強くてね、その関係で見えていると思うんだ・・・名前は」?


時風

「と、時風です・・・」


時風が涙目になりながら答えた


ヒュウガ

「時風・・・か・・・」


そう言ってヒュウガが大和の頭に突きつけていたクロスボウガンを降ろした

そしてポケットから箱を出して大和に近づいた


大和

「な、何を・・・」


ヒュウガ

「黙ってろ」


そう言ってヒュウガが大和の足に刺さった矢を掴んだ


ヒュウガ

「少し痛いが・・・我満しろよ」


ヒュウガが大和の足に刺さった矢を思いっきり引っ張った


大和

「グッ!・・・グゥ・・・」


ズポッ!カランッ!


大和の足に刺さった矢を抜いてその場に捨てるヒュウガ、その後素早くポケットから出した箱を開けた、中には応急手当に役立つ様々な道具が入っていた、それで大和の足から出ている血を止血するヒュウガ


大和

「お前・・・何で・・・」?


ヒュウガ

「・・・女の涙に弱いって事と、あるに頼まれている事があってな」


時風

「ある」?


ヒュウガ

「これで良し・・・しばらくは動かすなよ」


大和

「自分で撃っておいてそれで応急手当するって・・・めんどくさくないのか」?


ヒュウガ

「う、五月蠅い」!!!


そう言っていると・・・


シナノ

「ヒュウガ、何やってんの」?


声のする方向にヒュウガと大和が振り向くとそこには、学校の射撃場で出会った矢野シナノと、その後ろに大和と身長が同じ位の青年が立っていた


ヒュウガ

「あ、姉貴」!?


シナノ

「ッたく・・・誰が殺せって言ったの」?


ヒュウガ

「い、いやぁ・・・見たものは全員消せっ姉貴言ってたろう」?


シナノ

「私は消すのは嫌だから拘束しといてって言ったのよ・・・これだから人の話しはちゃんと聞きなさいって言ったのよ・・・」


ヒュウガ

「す、すまん・・・」


大和

「な、何だ」?


時風

「さ、さぁ」?


二人がそう言っているとシナノは大和と時風の前に立った


シナノ

「改めましてこんにちは大和先輩、それと始めましてこのドックで眠っていた駆逐艦の艦魂さん」


シナノは満面の笑みを浮かべながら大和と時風に挨拶をした


大和

「こ、こんにちは・・・」


時風

「こんにちは・・・あ、貴方も・・・」


シナノ

「えぇ、私もヒュウガも飛龍君も全員貴女を見る事ができるわ」


大和

「そ、そうなのか・・・」


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