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011 第十話 忘れていた事

地下研究施設にて・・・


大和

「無いなぁ・・・」


時風

「ありませんねぇ・・・」


大和と時風は眠っていた試作兵器達がある施設の中で時風の応急修理に使えそうな物をさがしていた


時風

「ここになら鉄板があると思っていたんですが・・・」


大和

「鉄板?鉄板で応急修理が出来るのかい」?


時風

「えぇ、防弾能力はありませんけど損傷した部分に付ければある程度は大丈夫なんです、簡単に言えば

絆創膏ばんそうこうを貼るような物です、まぁ気休めですけどね」


苦笑いしながら時風が言った


大和

「気休めでも、時風が治るなら僕は何だってするよ」


そう言いながら資材置き場を探す大和


時風

「・・・ありがとうございます、大和さん」


大和

「ん?何か言った」?


時風

「別になんでもありませんよ♪」


そう言いながら資材置き場を探す時風、その顔はとても嬉しそうだった


大和

「鉄板、鉄板・・・ん」?


時風

「どうしました」?


大和が鉄板を探しているとある物を見付けた


大和

「これは・・・」


大和が見付けたのは一枚の指令書だった


時風

「それは」?


大和

「あぁ、ここに置いてあったんだ、どうやら指令書みたいだな」


時風

「何て書いてあるんですか」?


大和

「ちょっと待って・・・所々かすれて読めないなぁ」


そう言って大和が読み始めた


                大日本帝國陸海軍本営指令書

              (点の部分は読めなかった文字です)


          指令1 8月1・日に米英・隊・滅・戦を発・する


          指令2 駆逐艦時・型・隻を8月・・日に作・に参加


          指令3 人・・から運んで・た新兵・を・・型三隻に塔載す・

           

          指令4 新兵・塔載後、作戦当日・・定された海域に向かい、そこで待機


                   指令内容は以上である

           


大和

「・・・なんだこれ」?


時風

「さぁ・・・」?


大和

「所どころ穴が開いてたりかすれていたりで読めないぞ」


時風

「ずっとここに落ちていましたからね」


そう言ってると・・・


着信音

「♪~♪~♪~♪~♪~」


突然、『軍艦行進曲』の音楽がなった


時風

「なんですか?この音」?


大和

「あっ、ごめん僕の携帯の音だ」」?


時風

「けいたい」?


そう言って大和が学生服のポケットから携帯電話を出した、かけて来たのはは春見だった


大和

「か、春見さん」!?


大和が携帯に出た


大和

「も、もしもし」?


春見

「もしもし大和?連絡もしないで今何処にいるの」?


大和

「ど、何処って・・・」


大和は答えに困ってしまった、声に導かれて隠された軍事施設を見つけてそこにいる精霊と一緒にいるなんて、どう考えても信じてもらえないと思ったからだ


大和

「と、友達の所、何か勉強で分からない所があるから教えてくれって勉強を教えているんだ」


春見

「あら、そうなの?・・・でも何でその事を連絡してくれなかったの?もう夜の10時になるのに」


大和

「け、携帯の充電が切れて連絡しようにも連絡できなかったんだよ、相手の家の電話を借りるのも迷惑になると思ったし、だから外部充電できる奴を買って今充電し始めたばっかりなんだ」


時風

「(なんで一人で喋っているんだろう?・・・)」


時風は大和が携帯で喋っている姿を不思議に思えた


春見

「ふ~ん・・・皆が大和の帰りを待ってるから早く帰ってきなさい、明と鈴香なんてまだ起きてるんだから」


大和

「そ、それがさぁ、明日の学校の創立記念日で休みだって事知ってるでしょ?だから泊り込みで教えてくれって言ってるんだよ、だから今日はそいつの家に泊まって行くよ」


春見

「そうなの?・・・なら明と鈴香にそう言っておくわね、明日は何時に帰るの」?


大和

「午前中には帰れると思うよ」


春見

「ちゃんと勉強して帰ってきなさいよ、今日は大和にお客さんが二人も来たんだから」


大和

「お客さん」?


春見

「この前のひったくり犯を大和がスイカで撃退した時の事を取材しに来た記者さんと国防軍岡山駐屯地の大尉さんが来たのよ」


大和

「記者は分かるけど・・・何で国防軍の人が」?


春見

「さぁ?・・・まぁ取り合えず勉強頑張りなさいよ、記者さんと大尉さんには私が言って置くから」


ガチャッ!


そう言って電話は切れた


大和

「・・・ふぅ・・・なんとか誤魔化せた」


時風

「あっ、あの~大和さん・・・その箱みたいな物は一体・・・」?


時風が大和の持つ携帯を指差して言った


大和

「あぁ、これ?これは携帯電話って言っていつでも持ち歩きながら電話が出来る機械だよ」


時風

「へぇ~・・・所で、さっきの会話を聞いていましたけど、大丈夫なんですか」?


大和

「何が」?


時風

「えっと・・・その・・・施設に戻らなくて・・・」


時風が少しうつむいて言った


大和

「あぁ、その事か・・・大丈夫だよ、さっき春見さんに許可を得たし」


時風

「で、でも・・・」


大和

「確かに施設には戻らなくちゃいけないんだ、だけど時間がある時に必ず会いに来る、約束だ」


時風

「・・・はいっ」!!!


時風が顔を上げて嬉しそうな顔をして返事をした


大和

「さてっ!早いとこ鉄板を探そう、君の怪我を少しでも直さないとね」


時風

「了解です!大和さん」!


そう言って二人は再び鉄板と機材を探し始めた


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