表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
地球維持組織  作者: 月の元
序章
1/1

1話 勧誘 1幕

初めまして。

リナ・キョメイ国




「その【️予知】は本当に正しいんでしょうね?」




そう問いかける水色の髪の青年。


どうやら電話の相手から言われていることに懐疑的なようだ。




そう電話の相手に問いかけると、


「大丈夫、大丈夫!前回外れたのはたまたまだよ、ね?」


と、返事が返ってきた




それでもまだ正直疑いは晴れないのだが、仕方なく承知して、


「はいはい、分かりました」


そう返事する。




電話を切り、相手から言い渡された場所へ向かうための用意をする。


これからとある学校へ向かうようだ。




「…とある学校が襲撃されるから、それを防がないと数年後に()()()()()…ねぇ…」




◇◆◇◆




ここはとある学校。


俺たちはここで普通の日常を送っていた。


「ラウロー飯食べよ」


そう話しかけてきたのはステムという俺の友達である。


「やべ、買うの忘れてた、ラウロ買ってきてくんない?飲み物奢るから」


「また俺?」


「いいじゃん、【️バグ】使えば一瞬でしょ?」




しょうがないなと溜息をつき、【️バグ】を発動し、異空間への扉を開く。


その中に入り、今度は逆に売店の前への扉をバグ内で開き、売店で食べ物を買ったのち、もう一度同じことをし教室に戻る。




「はい買ってきたよ、全くいつも俺をこき使うんだから」


「しょうがないだろ?一階まで降りるのめんどくさいし、僕が体力無いの知ってるでしょ?」


なら運動をしろよと俺は思った。




◇◆◇◆




「さて、その学校とやらに着いたが…」


空中から見下ろしていると、その学校の四隅に怪しい人物がいることに気づいた。




「あいつらか?さっさと始末して帰るか…」


そう思い能力を発動する。




「【️分断の権能】」


そう言うと怪しい4人の人物は無限に切断され、死亡した。




始末を完了したことを確認し、飛行して戻る。


その時、念のため電話をしようと思い、先程電話をした相手、ネイロに報告の電話をする。


「もしもし?終わらせましたよ」


「ほんと?じゃ確認するよ……」


確認が面倒だ。こういうのはすぐにやって欲しい。




「あれ?予知は消えてないけど?」


え?


「え?」


まさか…まだ居たのか?




「まだいた可能性がある、すぐ戻る」


「ほんと頼むよ?」




そう言い残し、すぐさま戻る事にする。




◆◇◆◇




ステムとご飯を食っていた所、とてつもない大きな衝撃のような、爆破のような、とてつもない音。鼓膜が破れそうな音がした。


僕たちはとても驚いた、当然教室は騒々しい雰囲気である。


上から聞こえたような気がするので、ステムに頼み、どのような状況なのか教えてもらおう。




「ステム、【️干渉】で」


「ああ、分かってる。『透視』…」


「どうだった?」


「…?屋上から誰かが侵入…!?ちょっと待ったこっちに来てる」


なんなんだ…?違法に思能力を使い、ここに不法に侵入しようとしてるのは分かる。


だが…なんでこんな所を?


いやそんなことより今は安全第一だろ!


待てよ?


「先生を呼べ!それか廊下に__」




「待った」


「待つ時間とか無いから!すぐに廊下に!」


「僕の!【️バグ】の中に!入れば安全なんじゃないか?」


そう、僕が考えたのはこれである。


法律違反とか言ってられないからな。




「違法だぞ…?本気か?」


「いいから早くこんなモタモタしてたら_」


その時、けたたましい音がした。


それを認識するのと同時に、天井に亀裂がはしっているのを認識した。


不味いと思ったのもつかの間。何かしらの念が降り注ぎ、バグを展開した周辺にいた自分とステム以外は食らってしまった。


こうなればなりふり構わずバグを展開するしかない。


「…ッ『念管術』対象接続。【️鍵・神格宇宙中央記録処理装置者概念への接続可能」


「パル!助かった!【️バグ】!」


クラスメイトに助けられた。すぐさま現在いる場所から学校の「全て」を【️バグ】内に入れた。




◆◇◆◇




例の学校に戻った時、水色の髪の青年__レストは驚愕した。




「んな!?」


学校がまるまる無くなっていたからだ。


あれから2分程度しかたってないにも関わらず。


「ここまでとなると…境界の海を渡ってきた不知者の関与を疑うな…」


しかし失態だった。


この頃能力者の能力の低下から油断していたのだ。




その時1匹の不審な男を発見したが、【️分断の権能】で処理しておいた。




落ち込んでいた時、


ぷるるるるる


と、電話がなった


「ネイロさんですね…すみません、地球が滅ぶ…出したっけ?今から回避は不可能なんですか?」


そう聞いた所、思わぬ返答が帰ってきた




「え?予知が防げたよって報告しに来たんだけど…」


「え?どういう事ですか?ネイロさんならここが見れますよね?見ていただきたいんですが…」


「学校がない!?」




◇◆◇◆




バグ内




「ステムーどうする?」


「出るしかないでしょ、違う所に。謎の男はまだ暴れて__?え?」


「どうした?」


「え怖。急に細切れになったんだけど。」


それは怖いな。


しかし逆に安心出来る。


「逆に安心じゃない?それは多分、維持員の人が来てくれたんじゃないかな?」


維持員。


地球を維持するための、警察のような存在。


維持員が1番強いと(一般的には)言われている。




「あ、ホントだ。空に誰かいる。」


「出てみるか。」




◇◆◇◆






「しかしよく分かりませんね。一旦戻るしか、」


「レスト?なんか地上に何か見えるけど」


確かになにか見えるな。


地上に降りてみる。




◇◆




「あっ降りてきたよ」


「これどうなるんだろ…」




「えーっと君たち?何があったか分かる?」




「実は…」






~事情を説明中~






「と、言うわけなんです」


「なるほど…」




(これ大丈夫かな?)


(でも学校を守ったわけだし…)




「よし分かった」


「君たちは維持の部隊に来てもらおうか」




「え?」




「いわゆる『勧誘だよ』」

以下能力や名前など(読まなくてもOK


ラウロ 主

【️バグ】

【️??】


ステム主

【️干渉】

【️??】


ネイロ 電話の相手

【️????】(遠視、予知など可)


レスト 水色の髪の青年

【️分断の権能】

・飛行可能


クラスメイト(名前は今後)

【️鍵】

≪神格者≫(宇宙中央記録処理装置概念への1部接続可能)



以上、1幕1話時点

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ