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カイトとつばめ

カイトは一人暮らしをしている 外を見ると雪が降っている カイトは常備薬を飲んだ 甘ったるいバルブロ酸ナトリウムシロップとラモトリギン オランザピン リスパダール液を飲んだ そのままエアコンをつけた 暖かい風が出てきた 


(最終鬼畜妹フランドールS)スマホの着メロが鳴った もしもし? 電話先の相手は海佐病院 今日の診察予定の人は全員8時までに電話がかかってくる 神殿5丁目バス停から神殿駅まで行き 餅鍋温泉方面行きの各駅停車と快速を乗り継いで海佐西駅に向かった 海佐西駅について病院シャトルに乗った 結構乗っている カイトは一番前に座り病院まで寝込んだ


病院が終わり 診断は双極性障害1型で 一週間おきに診察をお願いしますと言われた カイトは了承し先生にお願いしますと言い 診察室から出た 院内薬局で薬を受けとり 帰りは海佐中央市市営バスに乗り病院を後にした 診察は特にうつ状態が変わりなくてすぐに終わった 海佐中央駅から山田川方面行き快速に乗り 次は神殿駅 バスターミナル南10番乗り場から神殿5丁目行きに乗り 駅から出発した


家につくと母親が一人暮らしをしている息子のために仕送りを持ってきた 中身は食品だ 親を部屋に入れ お茶をした 就労継続支援事業所を教えてくれた 病院直営のようだ 病院代くらい自分で払えと言っているようだ 二人でポテチを食い 外を見た 猛吹雪だ 親が止まっていいとか聞いたのでとっとと帰れババアと言ってしまった 母は口から暴言が漏れてしまう息子の意思をくみ取り 帰っていった


そのあと母が大丈夫かと思い電車の遅延情報を開いたら案の定運休していた 悲しいから母をもう一度家に迎えた 布団を準備し ダイニングに布団を引いた たまには私が料理してあげるといったが 母ちゃん冷蔵庫の中身は空だし 何もないと言ったが 仕送り品の中から作ると言い 中からうどんを出し スープを作り 温うどんができた ありがとう そして部屋の掃除してあげると言われ ダメといった 


母が眠り 電気を消し部屋に戻ってきて もう死んだほうがましと思いながら 自傷行為をし 薬局の紫色の薬を40条飲み 自傷行為をして 血が止まらないまま寝た


朝 包帯を巻きなおして キッチンに行き 母とお茶をしようと思ったら 冷蔵庫が空だと思い出した 母が起き 包帯のことはふれず 朝食をいただいた カイトの元カレのつばめについて聞かれた 彼とは一年以上連絡を取ってなく 母経由で話を聞く程度だ 今度引っ越してシェアハウスをすればいいんじゃないかと 提案をされた 母が帰るというので見送りをした もうあんな奴と連絡を取りたくないと思って 母の話を聞き流した そのあと 部屋に戻り 包帯を交換した 朝のお薬を飲んでないのを思い出して 諸々薬をのんで 布団に入った


昼間の2時に目が覚めて トイレへ行った モフッターのフォロワーさんからもらったハイプロンという薬を10錠 いや いつのまにか全部飲み切ってしまった 喉はプラスティックスの味で満たされた 視界が捻じ曲がる 戻すに戻れなかったので バインで適当に電話を掛けた ハルトから電話が鳴った どうしてそんなにラりっているのかと聞かれ とりあえず返事を返して布団に戻った そのあとのことはよく覚えていないが 目を覚ましたら 布団が吐しゃ物にまみれていた 目覚めは良く 気が付いたら夜中の12時で 一度胃の中身を空っぽにしようと思い 吐いたら 赤茶色の液体が出た やばいなと思い 病院に電話をしようと思ったが 自分の障害年金じゃあ 払えないので とりあえず 胃を空にして眠りに戻ろうとしても 今さっきまで寝てたので 眠ることはできなかった


気が付くと朝六時 トイレに行ったら 赤茶色の水がたまっていて そのままおしっこをして そして朝食を食べた バインを見ると母から連絡があった それで昨日の夜なんか変なこと言ってたよと言われ わからないと答え 朝食に戻った 朝食はマーガリン多めのパンを食べた そのあとは定期薬だ 吐きっぽさもないからお薬を飲んだ ちょっと自分の体調が気になったけど 病院に電話をして行くことをためらった ふと突然吐き気に襲われた シンクまで何とか歩いて 吐いた 1時間空いていたので 薬は出てこなかったが 赤茶色の吐しゃ物だった


常備薬の中に胃薬あったっけと探ったが アスピリン製剤をみつけ 何錠かはわからないくらい飲んだら 突然倒れて 身動きができなかったが 横向きに床になったので まあ吐いたものは全部出るだろう 息がしづらい 数時間後に目が覚めた 顔の前は全部吐しゃ物で汚れていた 床を拭いて胃薬を再度探して飲んだ そして部屋に戻った 腕の包帯は血が止まったのではがして除菌して ヒリヒリしないようもう一度ガーゼを貼って寝た


実家にいるカイトはカードを使いすぎて払えなくなって家族に追われて入院する夢を見た 現実的な夢で起きたら汗だらだらだった 確かにこのアパートに引っ越す前は確かに使いすぎて入院させられたことがあったのは確かに覚えている そのあとはよく覚えていない 近くのドラッグストアにODする薬を探しに行った 紫色の薬を80錠購入し 青色のパッケージの便の薬も同時購入した 胃腸炎の薬も購入した そして家に戻ろうとしたら 突然すぎて困ったことがある つばめから電話が鳴った まあ無視一択 電話に出てとメッセ―ジが届いた 無視するけど しばらくかかってきて 電源を落として部屋に戻った 


部屋の中につばめとツーショな写真が出てきて懐かしいなとおもい いまはどうってことないけど まあ懐かしいなって思いだけある そのあと つばめの通知見たら お母さんから薬また過剰に飲んだんだってねと メッセージが入って 今どこにいる?と言われた 身を明かすのは得意じゃないけど 住所を教えた やっとつながったと言われ もういやと言いながら電話に出た そして 今から向かってるから絶対にそこから出ちゃダメって言われた 


30分後 家のインターフォンが鳴った ドアを開けると 懐かしいつばめがもうこんなに大きくなっても昔の風にかわいいなと思った 大丈夫?と言われ空半分に答えた お昼ご飯は俺が作るからカイトは寝具を準備お願いと言われ 俺の家だしと思った まあとりあえず用意はした お昼ご飯は作ったといえど冷凍のグラタンだった 冷蔵庫にたくさん買っておいたのでそれを使われたようだ おいしいからいいんだけどね こたつに二人で座ってグラタンを食べた 


夜ごはんは二人でファミレスにいく 夕食後薬を持って移動した その後500円飯を食べて 家に戻った 寝る前のリスパダール液をちゅうちゅうすって布団に潜った つばめが夜中トイレとシャワーを使うので目が覚めてしまった とりあえずとんようの眠剤 フルニトラゼパム錠を飲んで 眠りについた


朝 突然体がゆすられる 地震酔いかな?って思いながら寝ようとしたら もっとゆすられるから さすがに目が覚めた んん やっと起きた つばめが覗き込んでいる 昨晩何飲んだ?って聞かれた マイスリーとサイレースといった よかった それらは市販薬じゃあないけど安心した なににつばめは安心してるんだろう そのあと食事ができたよと言われ キッチンに移動した するとごはんとみそしるに魚とつけものだ こんなの家にないけど!といったら 昨日の夜勝手に家から出て買い物に行ってごめんと言われ つばめが謝ることはないんだよ むしろ むしろなんだ? つばめんがつくった食事 まともな食事を久しぶりに食べた あ 母が来た時に食べたか 仕送り品は全部戸棚にしまった


冷蔵庫に冷えた水があった気がする 開けるといろんな食材が入ってる どれも賞味期限にはまだ先のものがいっぱい カイトはさけるチーズを食い 朝食を食い終わった 30分待って朝の薬を飲んだ つばめが 空きっ腹に薬飲むのは良くないし 胃潰瘍になっちゃうと言われた なんか俺より薬物知識あるな なんでだろう つばめが心配している


突然の吐き気に襲われてなぜかわからず トイレで吐いてしまった つばめが胃薬持ってきた 今飲むと吐いちゃうからやめて その後部屋に戻って寝ててと言われ 横にして眠った どれくらい経ったかわからないが 内科病院に行くと言われ 体を起こしてつばめの車に乗った エチケット袋に吐くとやっぱり赤茶色のゲロが出た つばめが窓からポイ捨てしてと言っている ポイ捨ては不法投棄になるからやらないと言ったら よく知ってるじゃんと笑ったつばめ 俺は笑い返して 病院に行った 到着し車いすが用意されてた 車いすに腰掛けると 胃腸の検査をするため 二日入院することになった 


今日は絶食と言われ 食べ物が制限されて 常備薬を我慢した つばめのことをご兄弟と聞かれそしたら看護師と言って え?ってなった え?つばめ看護師なの? とりあえずつばめが退勤後毎日来てくれることが分かったのでそこは安心だけどどうしたものか 一度振った相手がこんなに俺のこと優しくしてくれるのはなんでだろう 


18:00 時計がチクタクする 腕時計の振動が響く ビニールが置いてあったので吐いた その後つばめが来た やっほカイトだって その後つばめはサブベットで寝た 眠前のマイスリーがサイレース注射になってぐうぐう寝た 夢の中で誰かが呼んでいる 誰だろう 突然起きて!と叫ばれてびっくりして飛び起きる 朝八時 検査に行くというので車いすに乗せられた 歩けるからいいといったけど 栄養失調と言われて車いすで運ばれた 検査室について管を飲み込む そのまま動かないでねと言われ 胃や腸に管が伸びてくる すごい胃腸が炎症起こしてますねと言われて つばめが慌てている つばめはスマホをポチしてるし 俺はどうしようと思った つばめがこの子薬過剰摂取する子でとか説明している 医師も納得している ここまで荒れるまで飲んでさぞつらかったでしょう 一週間は優しいものを食べましょうか?院内処方箋で受け取ってください 看護師の君 栄養バランスに気を付けてお願いしますとつばめになんか言ってる 海佐病院のほうにはうちから連絡しておきますとのことだった


車いすに乗ってつばめの車に戻った あとで君の口座から栄養食分抜いておくから と笑いながら言われたので つばめの翼を引っ張った ごめん冗談と言われ信じるにも信じれない状況になった 家に到着すると歩ける?とまず先に聞かれ 歩けるから大丈夫と言い 歩いて部屋まで戻った 栄養食に薬を混ぜて作るので味がおかしくなるのを気を付けて食べさせる ちょっとつばめ お腹すいたんだけど?と言っても夕食はここまで と言われ 胃薬と一緒に夜の薬を飲んで寝た 


吐き戻すようであれば また病院に来てくださいと言われ つばめが連帯保証人になった 好きな人のためなら嫌がられるまでやり通すのが俺の生きる道と夢の中のつばめはそう言っていた 夢か現実からわからない状態で告白される カイトやっぱり好きになっちゃダメかな俺はお前を好きだ 手を握られる 生きていてよかった


はっと目が覚める 横にはごみに紛れてつばめが寝ている 俺は夢の中で言われたことを正直につばめに打ち明けた ありがとうと突然つばめが泣いた 新しいスタートラインにやっと二人で立てた 幸せに生きようなと言われうなずいた その後つばめは勤務先の病院に向かっていった さてどうしようっていうかつばめ朝食食べてないぞ? ひとりで栄養食を作る 薬をあらかじめ砕かれていたのですぐに使えた そのあとひとりでこたつではなく 机で食べた なんか悲しいな なんで? 突然大泣きをした なんでだろ? とりあえず涙拭いて布団に潜った やっぱりまだうつ状態だな 一人さみしく寝た


数時間後 玄関が開く つばめが帰ってきた ごめん仕事が遅くなった そのあと二人で夕食を食べた ちょっとODしてみようかなとか思った ダメだ今ODしたらまた吐いちゃう つばめにODする薬を預かってもらおうかとおもって机の引き出しから出したらとんでもない量が出てきてしまいなおした そのあとつばめが引き出しの中を見たら ああめまいしたといって閉じなおした 引き出しのカギは俺が預かるから貸してな? っていうか血液検査するよ 病院から借りてきた えーっとカイトの血管はここかな? ちく そして血をいっぱい抜かれた あとは俺が預かるから 血液ぐるぐるマシンに乗せて明日持っていく 時計が夜遅くになった 二人はカイトの部屋でぐっすりした


朝五時 腕時計が鳴る 二人は起きて朝食を作りに行った 吐き気は収まり 栄養食から固形食に移行した 雪はまだ降っている その後朝食と久しぶりの固形薬を口にした 外を見ると明るい つばめの出勤を見送った いってらっしゃい 帰宅時間まで暇だな つばめの荷物でもあさるか あ ロケットだ 開けてみよう 懐かしいな高校の茶道部のつーしょだ 部屋の写真でも飾りなおして好意をアピールするか リスパダール液を飲んで寝直す 


日にちが数十日たつ その日は通院の日で つばめもついていくとのことだった つばめは障がい者同行として神殿5丁目から神殿駅までの乗車券を半額にしてもらった 二人は神殿駅から快速の餅鍋温泉行に乗車し途中に各駅停車を乗り継ぎ海佐西駅に着いた 病院の送迎バスに乗り二人は病院についた 血液検査の結果を医師に見せて診断をしてもらった ODのし過ぎで体調がすぐれないのは数値が証明してくれた ODするのは病気のせいだからつばめ君に無理に止めないでと言われ 飲みすぎたらこの電話番号に電話するよう伝えた 抗不安薬を増量された ちなみに君は誰?とつばめに問われて 名刺と職業を名乗った 訪問看護師ですか?と再度聞かれ いやただの付き添いですと言った 二人は病院を済ませ薬を全部つばめに渡して家に帰る 再び海佐西駅から海佐中央駅まで各駅停車にのって対面乗り換えで快速に乗車し神殿駅で降りて神殿五丁目循環に乗り家に帰った 朝昼晩クロキサゾラム2mg 朝 リスパダール液 バルブロ酸ナトリウム 夜 オランザピン ラモトリギン リスパダール液だ 


部屋でつーしょを取ってプリンターで印刷し 部屋の額縁にしまった 生きている間の記録だと伝えたらほっぺをはたかれた 死んじゃダメ 俺がダメって言える権限はないけど言うよとつばめが言う 二人は昼食を食べ 病院まで約一週間 生きてる間に何しよう とりあえず水を飲む とんようのリスパダール液3mgを飲み うとうとしながら寄りかかった 手を握ってくれる 幸せホルモンのセロトニンがドバドバ出ているのがわかる 心拍数が落ち着いてきた カイトどうした? 自室に飾ってある茶道部のつーしょを二人で眺めた


起きてと言われた 目を覚ますと6時 夕食を食べる時間だ 眠いまま食事をする そろそろ春の兆候が見えてきた ねえつばめ あの紫の ダメこれ飲んで落ち着いて?と言われる 確かにそうだ お薬飲むのを見届けて ラジオを聴く 天気予報だ 気温が15度まで上がるらしい 彼氏彼氏っぽいことしてないな あせっくすとか?でも俺童貞だし どしたカイト? ドライブ行きたいと言った いいよと言われた夜眠くなるまで走りに行こう


しばらく走っていると薬が効いてきたのか眠気がしてきた 眠いというとつばめは椅子倒してねな?家着いたらおぶってあげる という 気が付いたらベッドに横になっていた 夜のとんようを飲んだ つばめが目を覚まし 明日は休みだから餅鍋温泉行こうかと言ってくれた たのしみ そのまま寝て朝がやってきた お風呂タオルを持って 海佐中央駅に快速で行き そこから特急餅号13号に乗り自由席に座った 餅鍋温泉に到着 温泉街で観光アクセス特急が走るほど繁盛しているが 餅鍋温泉駅が後から開業したので温泉街までシャトルバスで移動することになっている 13号が駅に到着後 5分後に餅鍋温泉連絡シャトルが発車した 餅鍋温泉まで1550円 障がい者割引で半額だ 温泉ターミナルは最近改修されたようで街並みに沿った建物ができている


予約していた餅鍋温泉ハイランド旅館に行く 個室12時間25000円 部屋についているお風呂に二人で入ったら男の子の男の子が元気になったがすぐしゅんとした 旅館内を散歩する 温泉卵が売っている つばめが耳打ちした おうちでも作れるよと 喫煙室に入り 二人でラッキーストライクを炊く 久しぶりのタバコだ くらくらしてつばめに抱擁される そして部屋で横になる 気が付いたらロケットを身に着けているつばめ うとうとし 部屋の電話に退出予定10分前の電話がかかってきたので 片づけをして退館した


餅鍋温泉上ターミナルから最終の餅鍋温泉シャトルに乗り駅に戻った 最終便だけ餅鍋温泉上ターミナルから発車する 夜間であるし乗客数は俺らだけだった 餅鍋温泉駅から最終の快速山田川行に乗車 ホームライナー83号として餅鍋温泉についた列車が山田川車両センターに入庫するためにこの運用が組まれている 唯一餅鍋口駅に停車し餅鍋温泉駅からの最終快速と接続している 二人は神殿駅で下車するのでこの快速に継続乗車し下車する


もうくたくたになっちゃった それで快速を寝過ごすところだった 終バスはとっくのとうに発車している 二人はタクシーで帰る 突然涙がわっと出てきてつばめに心配される たまたま持ってたリスパダール液を飲んで落ち着いた タクシーが家の前に止まる 運賃を払い下車 そのまま布団に潜り 朝を迎えた


母が訪ねてきた あらつばめちゃんおはよう 聞きなれた声で目が覚めた 俺は仕事行くんでと母につばめが伝えて母が入ってきた お薬が机の上に出てたので食事をした後飲んだ 母が訪ねてくるのは4か月ぶりだ 昼飯を作ってくれる 部屋掃除をしてくれてごみはあらかた片付いた 母と駄弁る 母が時間になったと言い出して家から出た 薬局に行きアスピリン製剤を購入し部屋で飲む 突然の吐き気で倒れてゲロを吐きまくった 鮮血だ 迷走神経反射で気絶した 


ただいまーってつばめが帰ってくる 相変わずカイトは意識不明だ 救急車を呼び同行して神殿南口病院に運ばれた 病室で酸素マスクを当てられて意識を失うカイト つばめは手を握る 脈拍は確かにある 数時間後俺は目を覚ました ん?つばめどうして俺はここにいるの? つばめが泣き出した 生きててありがとうと そのあと鼻チューブは外してもらい 意識が回復した 栄養食が渡される 点滴の色がおぞましい 


数週間後退院の許可が下り二人は手をつないで後にした ふたりはODはもうしないという約束をし 机の引き出しの薬剤と障害年金とお財布のお金が全部つばめ管理になった 二人はおいしい食事をとる いやまあ意識不明で死んじゃうかと思ったと食事中にうるうるするつばめ 二人はこたつを収納にしまい夜ごはんの後の薬を飲んで部屋に戻った ODはもうしませんという誓約書が壁に貼ってある 明日は快気祝いの餅鍋温泉だ ちなみに餅鍋温泉シャトルバスは特急乗車券を見せると無料になる 帰りの最終快速は往復乗車券を見せれば無料になる 二人は眠りについた


うとうとしてるとつばめが俺を呼ぶ ねえ肝臓の数値がやばいからどうする?と聞かれどうにもできないと答えた 涙がいっぱいになる 目が覚めた 朝食を食べ朝の薬を飲み荷物を持った 春の新年度だ ダイヤ改正し 特急が終日毎時二本体制になりバスと特急電車が時間が合わなくなり 二人は駅の待合室でスマホニュースを見る 25分がたち特急餅鍋号21号が来た 自由席に乗り込んで二人は1時間寝込んだ うとうと


二人は到着案内放送で目を覚ました 餅鍋温泉に到着した 二人はシャトルバスに乗った 橋本餅鍋温泉旅館に泊まった 増改築の末に3棟の大きな旅館だ 二人は受付で鍵を受け取り部屋に行った カイトの衝動性を理解し 部屋は2階だ 部屋のお風呂にカイトが入るというので アホかせっかく温泉に来たんだし大浴場行くぞとつばめが言った しぶしぶ二人で大浴場まで歩いて行った 二人はお風呂に漬かった 足を伸ばす ん~ 二人はお風呂を出て部屋に戻るとちょうど電話が鳴った 一階アルカディアで夕食の準備ができたのこと 二人は歩きながら食事場所に向かった 


山野菜や山田川港でとれた昼の新鮮な魚や肉が出た どんな素材を使ってるのか 二人はがぶがぶ食べた つばめからノンアルコールビールを出してもらった つばめが酔う 早口で何しゃべってんのかわからなよ キュンだって ひさしぶりにつばめの酔い姿を見た 抱擁して部屋まで担いでいった なんかずっとカイトって言ってない?二人は布団に入った カイトが布団をかぶせた 二人はすやすや寝た


ふと目が覚める 夜の薬飲み忘れてたな 夜の薬を飲み寝直した  朝二人は顔を見合わせて つばめは二日酔いのようだ 昨日何してたか覚えてないとつばめは言った ふたりは朝食を食べに移動した アルカディアではなく彩のようだ また魚?おうちで食べる料理とそんなに変りない つばめが生きてくれてありがとうと涙を流した 俺も涙が出た うんありがとう 二人は朝食を食べ終わり部屋に戻って朝の薬を食べた ありがとう 退館時間までまだあるから 部屋のお茶を飲みスナックを食べた 甘みを感じ 二人は寄りかかり愛情を伝えた


二人は橋本餅鍋温泉旅館から出て 足湯に行くことにした 昼間の12時 たまたま空いていた大衆食堂でお昼にした 鮎の塩焼きを食べ二人はバスターミナルまで歩いていき帰路についた 神殿駅で降り二人は夕食の買い出しにいった 今日はパスタにしよう パスタ用ソースを買い 家についた カイトはテーブルに腰掛けつばめが料理終わるまで待っていた 水ベースのノンアルコール飲料を飲んだとても甘い 明日はどうしよう つばめは明日から仕事だからお留守番頼んだよと言われたが ここ俺の家だよと思った


朝食を作り つばめを待った 二人は朝食を食べ いってきますと言いつばめが出発した → つばめは勤務先の病院についた おはようございますと声をかけナース服に着替えた 申し送りを聞き 当直の看護師と入れ替わった 廊下には歩く人が多く 朝食の薬でぐったりしている人も多い 体温測定をしにいく 受け持ちの患者におはようございますと言い問診をする 患者の竜君はとんようの薬が欲しい もう俺は死んだほうがましと言い 先生を呼んだ 鎮静薬をラインから流す 竜君はうとうとして寝始めた この子この処方じゃあ意識が持たなくなりそう 先生に彼のために処方を減らすべきだと言ったが看護師は黙って処方薬を飲ませろと無理なことを言われた たまたま廊下に医師がいたけどこの子の受け持ちじゃなけど薬剤のことを聞いた 先生の判断だからと言われた とりあえず信頼できる看護師に聞いたら病棟だら仕方ないねということだった


つばめはお昼休憩で院内のカフェに来た ICカードをタッチしてお昼を購入 カイトに今何してるか聞いた ちょっと寝てたんだけどと返事が入って安心した ほんとに安心していいのだろうか? 昼の薬配布が終わり あれ?竜君お薬飲もうね? 竜君は拒薬をするので再度主治医を呼び薬を飲ませてお昼が過ぎていった


← ただいまーとつばめが帰ってきた カイトは眠い体を起こし彼氏を向かい入れる 夕食を食べに台所に行く 今日は俺作るよとつばめが言う じゃあ甘えちゃおうかな つばめの後ろに回って抱き着く ひゃっという声が聞こえた 今料理中だからとつばめが言う きょうね~って感じに職場の出来事を話すつばめ それ個人情報 精神患者だって個人情報は守ってほしいだろう 二人は笑いながら食事を始める お薬箱の中から夜の薬を出してカイトに飲ませる カイトが薬局でこれならODしても害はないからとラベルははがされた薬剤をもらった これって何? ひみつとのことだった カイトが口にさっそく放り込む お茶で飲み合わせる 効果時間は何分? 40分後に効き始めて四時間後に半減期だよ っていうかこれデキストロメトルファン?と聞く まあそんなもんだとつばめは言う ふーん 


40分後 部屋でタバコを吸っていると急に聞き始めたような感じが出てきた つばめがどう?効いてる?って顔をのぞかせてきた タバコを消して布団に潜った 視界はうねり音もリズミカルに聞こえてきた ちょっと解毒薬といったが口に出ずに終わった そのまま視界はうねり起きていらんなくなった そこからはあんまり覚えていない


つばめは10年務めた精神病院から退職し退職金をもらった こんど高給な精神病院のパートをやるとのこと 退職後はのんびり暮らそうねとのことだった つばめ精神病院苦だった?俺みたいな人がいて嫌だった? そんあことはないよ お薬飲んで数時間後 つばめの飲まないビールをもらった 肝臓の数値はあれ以降悪くなっていない つばめからデクセムと聞いた薬にはデクセムと書いて机の上に置いた ビールを飲み部屋で横になった そろそろゴールデンウイークだ つばめに実家に帰る?と聞いたら カイトと一緒にいたほうが楽しいしと言われてありがとうと言った GWの餅鍋号の予約を確認してみた 指定席はどの列車も満席 


大型連休前に病院に薬をもらいに行った もらってくるだけでも同行したいと言ったので一緒に薬をもらいに行った 帰りの快速でついうっかり寝てしまい二人が起きたのは終着駅の山田川駅 温泉街まで3時間と看板が言っている 寝過ごしたと言ったら帰りの電車に乗ってくださいと言われた 区間快速橋川口行きだ 橋本 八戸に停車し下車駅の神殿まで先の到着だ時計は16時二人は混雑する車内にチョコンと座った 外が見えないけど行先表示は見えるので寝過ごさないでいた


バスに乗り換えて家に帰っていった タバコを歩きながら吸うカイトはその灰をどうすると言われ部屋にタバコを捨てに行った 寝室で一緒に横になる そういえばカイトウンチは出てる? 出てると言った カイトの処方じゃあウンチがあんまりでなくなるから聞いてみた とりあえずそのビール置こうか 二人の時間を今まで以上に楽しむにはどうする? 二人は天井を見上げる はーっ 夜遅くなったのでタバコの火を消して眠りについた


GW カイトはお散歩がてら隣町まで散歩をしに行った つばめがカイトー?と探しに来た ごめん 一人で外出しちゃって カイト電車で自殺しちゃったかと思っちゃった 二人はつばめの車でドライブに行った ふたりは帰り道についた 部屋に戻ると 二人は布団を被り夜の薬を飲み眠りについた 


朝 突然の吐き気で目が覚め 布団の横井ある吐しゃ物入れに虹を吐きたいだけ吐いてトイレに持って行った。再び寝直すまえにタバコを吸って寝直した うとうとしてるとのぞみが起きた 「おはよう」「さっきゲロの音聞こえただけど何色だった?」 無色透明と言った 二人は寝直し飯まで二度寝をした


二人はお腹が空いて目が覚めた のぞみが口座を確認してちょっと外食にしようかと言った 二人はお腹を空かせドライブに向かった とある有名チェーン店の中に入っていった いらっしゃいませー 俺たちはあさからステーキを購入し トマトジュースを飲み食事を進めていく 何の肉かはわからないけどおいしくいただいた


のぞみとカイトは大型連休明けに餅鍋温泉に行きスパ銭に行くことにした 大家さんに電話をし今二人暮らしをしてることを伝えたが大丈夫と言われ 二人はこれからも同じアパートで住める 


連休明けに二人は神殿駅から特急餅鍋号に乗車し座席に着いた ちょっとだけ仮眠をし終点到着のアナウンスで目が覚めた 二人はカバンを持ち橋本餅鍋温泉に行った あれ?ホテルだけどとのぞみに言ったら ここスパ銭もあるよと言われた 日帰り入浴専用のエントランスを進み 脱衣所を経由し温泉に入った いい湯だなぁ しばらく浸かっていい気分になったので 食堂に移動 山田川港のお魚や餅鍋温泉付近の高立地でとれた野菜とか食べて お腹いっぱいなので帰る 帰り時間が遅いのでシャトルバスが餅鍋温泉上ターミナルから発車する となると最終快速だな ホームライナー82号の折り返しで特急乗車券不要の快速列車だ


朝だ カイトがパートさん業務をしに家から出勤した 6時までには帰るからと言いいってらっしゃいと声かけて出発していった ハグをしてのぞみが出発した お財布の口はのぞみが持っているので お昼は作ってある食べ物を食べればいいかな 部屋に戻りタバコを吸う のぞみが残した飲みかけのビールを飲みうとうとした


しばらく時間がたったあと 玄関から鍵の回す音が聞こえ起きてのぞみを迎えに行った のぞみが帰ってきた 二人で夕食を食べる 人生目標だと来年が最終寿命の予定 暗い顔してるとのぞみが軽快な音楽をかけた 俺はのぞみの笑顔は守りたいけど来年死ぬんだなと思い 俺はあと10か月後だなと思い 思いを伝えたら鬱傾向かなと言われ入院する?と聞かれた いやいやそうじゃなくて俺は寿命まで二人で住むのはやめないと言った そしたら悔いのない人生にしようねと声をかけてくれた 毎日一緒に生きようね じゃああの国に行って自殺ほう助うける?と言われ 人生の幕引きはこの家がいいなと言った


よくよく調べると 自分の国でも自殺幇助もやってると言われた 自殺が全年齢で多いこの国が国の事業で自殺はいいことと言い そしたら自殺の数が年々減少してるとのこと 俺たちはタバコに火をつけ寝る準備をした そのままうとうとからの爆睡をキメた あ もちろんたばこの火は消した


ふと目を覚ますと のぞみが起きていた おはようだって 俺は起きて朝ご飯を食べる 二人で食卓を囲む 人生最後の朝食だ 自殺ほう助の薬はもらった 二人は涙を流しながら薬を服用しようとする 泣いてるってことはまだ生きていたいだと思い 薬を服用するのをあきらめた お薬を郵送で送りなおして自殺ほう助代を返金してもらった まだ生きていたいんだ

生きていたいと言ったけど プラセボ効果のデクセムの過量服薬で死亡 作中では書けなかった 

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