表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
封印されていた最古の魔王。――外伝――  作者: 斉藤一


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

75/103

ブラドの奥の手

ブラドに攻撃されないように、ヴァンパイア達の攻撃が激しくなる。そして、スピードを生かしてワーウルフとワーキャットがヒットアンドアウェイで時間稼ぎをする。エリザは、その思惑に乗ってブラド以外のヴァンパイアとの戦闘に集中する。マオはスピードの速いワーウルフ達へ牽制の魔法を撃つ。クロンはレランと一緒にまわりの敵を排除する。


「準備が整った」


ブラドがそう宣言すると、ヴァンパイア達がエリザ達から離れる。それを見たワーウルフキングは、ワーウルフとワーキャットにも同様に離れるように命令した。


「さあ、何を見せてくれるのかしら?」


「吾輩の奥の手を特別に見せてやる。だが、最後にもう一度聞いておこう。吾輩の眷属になる気は無いか?」


「無いわよ。あなたは、自分よりも弱い主人に仕える気はあるのかしら?」


「ふっ、確かに自分よりも弱い主人に仕えるつもりはない。だが、その問いは今は無関係だ、吾輩の方が強い」


ブラドの魔力が高まり、それと同時に波の音が激しくなる。ブラドの後ろに高い壁がせり上がる。


「……水?」


「ただの水では無いぞ、吾輩が時間をかけて血を練り込んだ海水だ。潰れてしまうがいい。ブラッド・ダイダルウェーブ」


大波がエリザ達を襲う。それは、雨水で作った時よりも強力な魔力が含まれていた。


「ぎゅあー!」


「ぐるっ!」


クロンとレランがブレスを撃ち込むが、波は少し凹むだけで効果が薄かった。マオは凍らせようとするが、海水だからなのか凍りにくく、凍った部分があっさりと飲み込まれるだけで終わった。


「エリザ、どうするのだ?」


「とりあえず、本体を狙ってみようかしら。ピアシング・アロー」


エリザはブラドに向かって矢を放つ。だが、その矢はブラドを守るように動いた波で防がれた。


「マオ、クロンとレランを守って頂戴」


「分かった。エア・シールド、クレイ・シールド、フレア・シールド、アクア・シールド」


マオは複数属性のバリアでクロンとレランを守る。


「これは、回避するのは無理ね」


エリザは、周り全てを囲った波を見てそうつぶやく。一応、矢で攻撃するがやはり効果は薄い。そして、大波はエリザ達を飲み込んだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ